2024年02月25日
これが2月ラスト遠征
昨日は東京へ
今月三度目の遠征にして東京は二度目でした。
8:30 伊丹発のフライトで羽田から東銀座へ。
歌舞伎座で「猿若祭二月大歌舞伎」昼の部を観て、おめでたい焼き食べて幕間には舞台写真買いに行ったりと忙しく過ごして、終演後は新宿へ移動。
休日の新宿・歌舞伎町の雑踏にビビリながら初めての劇場 THEATER MILANO-Za で「HiGH&LOW THE 戦国」を楽しく観劇。
終演後はまた脱兎のごとく劇場を後にして東京駅へ。
しっかりお弁当買って新幹線で帰ってきました。
冒頭の画像は飛行機の窓から見えた富士山。
前回とは打って変わってくっきり美しいお姿を現された富士山にテンション上がってつい写真撮ってしまいます (;^_^A
後方のシートだったので翼とのコントラストもいい感じ。
帰りの新幹線で爆睡💤
月3回遠征はさすがに行き過ぎでしょう の地獄度 (total 2245 vs 2250 )
2024年02月23日
中川晃教&京フィル ブリリアントコンサート in 春秋座
「あっきーの歌声をオーケストラの演奏で聴けるとはさぞよかろう」
と楽しみにしていたコンサート。
本来は昨年7月に予定されていて張り切って最前列のチケット取っていたのですが、中止になってしまって💦、このたびリベンジ開催されることになってまたまた張り切ってチケット取りました。
中川晃教&京フィル ブリリアントコンサート in 春秋座
出演:中川晃教
指揮:牧村邦彦
演奏:京都フィルハーモニー室内合奏団
2024年2月17日(土) 2:00pm 春秋座 1階2列センター
演奏時間:2時間/休憩 15分)
春秋座に行くのも久しぶりでした。
京都を意識してか中川晃教さんは着物をリメイクした衣裳で登場。
黄色のガウン風ジャケットと黒のパンツ、どちらにも刺繍がほどこされていて素敵でした。
楽曲の間には指揮の牧村邦彦さんの軽妙なトークも。
牧村邦彦さんは指揮棒を持たずに指揮される形でした。
前日たまたま「チコちゃんに叱られる」で「なんで指揮者は指揮棒を振るの?」を見たばかりでしたので、指揮者さんの動きにも興味シンシン。
セットリスト:
1幕
1. 歌劇「フィガロの結婚」序曲 (モーツァルト) 京フィル
2.「アイネクライネナハトムジーク」より第一楽章 (モーツアルト)京フィル
3..僕こそミュージック (モーツアルト!)
4. 偉大な生命創造の歴史が始まる (フランケンシュタイン)
5. 涙の流るるままに (ヘンデル) 京フィル
6. チェーザレ (チェーザレ)
7. サーデューク (スティービー・ワンダー) 京フィル
8. 君の瞳に恋してる (ジャージー・ボーイズ)
2幕
9. 交響曲第九番「新世界より」第四楽章 (ドヴォルザーク)京フィル
10. ボレロ (ラヴェル) 京フィル
11. カルテット (銀河英雄伝説)
12. キャンドルインザライト (エルトン・ジョン) 京フィル
13. Smooth Criminal (マイケル・ジャクソン) 京フィル
14. Your Song (ムーランルージュ・ザ・ミュージカル)
15. Billie Jean (MJ THE MUSICAL)
16.I see you (アバター)
Encore
17. VISION
続きがあります
2024年02月22日
最後のワードは relax 「オデッサ」
三谷幸喜さん 2020年の「大地」以来、3年半ぶりの新作書き下ろしの舞台。
アメリカ・テキサス州オデッサを舞台に、英語ができない日本人旅行客と日本語が理解できない警察官、語学留学中の日本人青年通訳の3人による会話劇です。
「オデッサ」
作・演出:三谷幸喜
美術:松井るみ 照明:服部基 衣裳:前田文子
英語監修:宮澤エマ 鹿児島弁指導:迫田孝也
出演:柿澤勇人 宮澤エマ 迫田孝也
音楽・演奏:荻野清子
ナレーション:横田栄司
2024年2月7日(水)1:00pm 森ノ宮ピロティホール C列センター
(上演時間: 1時間45分)
1999年秋 アメリカ テキサス州の平凡な地方都市オデッサが舞台。
ある日本人旅行者(迫田孝也)が3日前にこの町で起きた殺人事件の重要参考人として事情聴取を受けますが、彼・児島勘太郎は英語が全く話せず、捜査にあたるオデッサ警察のカチンスキー警部(宮澤エマ)は日本語を理解できません。そのため、地元ホテルのジムでトレーナーとして働く日本人留学生のスティーブ日高(柿澤勇人)が通訳として駆り出され、彼の通訳で取り調べが始まります・・・。
”登場人物は三人。 言語は二つ。 真実は一つ。密室で繰り広げられる男と女と通訳の会話バトル。 ”
というフライヤーに書かれたコピーだけちらりと見ていて、あとは全く白紙の状態で観ましたが、いや~ おもしろかったです。
書き手としての三谷幸喜さんの力量を改めて思い知らされました。
続きがあります
2024年02月21日
博多で食べたり買ったり(ほぼ食べたり)
ほぼ博多座だけに滞在した1日でしたが、やっぱり食はハズせないということで、
博多で食べたり買ったりしたものたち。
元祖博多めんたい重 (冒頭の画像も)
お店は相変わらず大人気で、3月まで予約はいっぱい。
連日行列が絶えないようで、限られた時間の中、並ぶのはとても無理。
・・・ですが、昨年10月に博多座へ行った際に帰り道の博多駅でお弁当を売っているのをチラリと見かけたのでした。そういうのを見逃さない自分をほめたい←
「そうだ!あれがあったはず」と思い出して、博多座昼夜の間に博多駅まで買いに行って、博多座に戻っていただきましたけど何か?(≧▽≦)
久しぶりでしたがやっぱりとてもおいしかったです。
またいつかお店にも伺いたいな。
博多やりうどん
博多といえばごぼ天うどんでしょ、と福岡空港に着いてすぐブランチにいただきました。
槍に見立てたごぼう天は長さ32cmあるのですって。
朝だからとちょっと控えめにしたのですが、何ならごぼう天3本の「天下三槍うどん」でもあっさりイケたと思います。
鈴懸
博多座といえばお約束。
夜の部の幕間に伺いました。
幸四郎さん明智小五郎が舞台上で召し上がっていた上用饅頭は完売していましたが、
いちご大福が残っていて大喜び。いちご大福は鈴懸さんのものが日本一好きです。
帰りの新幹線の中で早速1個食べたよねー🍓
博多座きんつば
こちらも博多座では忘れちゃならないお約束。
小豆・抹茶・栗の3種詰め合わせをお買い上げ。
画像は抹茶で、少し緑色がかっています。
帰りの博多駅では乗り換え時間が非常にタイトの中、
ダッシュで明太子と梅の実ひじき忘れずに買いました(食い意地w)
食べたものはもちろん、買ったものも食べ物ばかりなんだけど の地獄度 (total 2243 vs 2248 )
2024年02月19日
今年も櫛田さんで大お多福面くぐり
博多座がある中洲川端に着いていつもまず最初に櫛田さんにご挨拶に伺います。
昨年1月末に伺った時は、3年ぶりの「節分大祭」の準備万端の中、楼門・北神門・南神門の三門に高さ約5メートルの日本一巨大なお多福面が設えられていて、初めて見る私は大いにテンション上がったものでした。
節分は過ぎていましたが、今年もまだ大お多福面が迎えてくれて(後で調べたところ2月15日までだったらしい)、嬉々として三つのお多福面をくぐりました。
大きく開いた口をくぐって参拝すると商売繁盛や家内安全などの福を授かると言われているということで、商売はしていませんが、家内安全x3でお願いしたいと思います(欲張り(^^ゞ)
今年の恵方 東北東を指す干支恵方盤を見上げるのもお約束。
境内では梅が咲いてよい香りが漂っていて、河津桜は満開で、
春はすぐそこだなぁと幸せな気分になりました。
やきもち屋さんが今年もお休みだったけれど閉店した訳ではなさそう・・・タイミング合わなくて残念💦 の地獄度 (total 2243 vs 2247 )
2024年02月15日
2024年博多座はじめ
昨日は博多へ行ってきました・・・というより ”博多座へ” かな(定例パターン)。
伊丹空港から福岡、福岡空港でサクッとブランチして中州川端へ。
まずは櫛田神社にご挨拶に参上してから博多座で「二月花形歌舞伎」昼夜遠し。
終演後は脱兎のごとくダッシュして博多駅から新幹線で帰阪しました。
バレンタインデーということで、機内サービスの時にチョコレートのプレゼントいただきました。
何だかうれしい♪
ほぼ博多座から動いていませんが、花形歌舞伎は楽しかったし、思いがけず高麗屋さんご贔屓のお仲間にも会えて(夜の部お隣の席だったり)、食べたいものを食べ、買いたいものも買って、ぎゅっと濃縮した1日を過ごすことができました。
冒頭の画像は飛行機の窓から見た朝の空。
向こうに別の飛行機の飛行機雲、見えるでしょうか。
多分今年は夏にまた博多座行くし、来年2月も博多座に行くでありましょう のごくらく地獄度 (total 2243 vs 2246 )
2024年02月13日
ルパンであってルパンでないような・・・「LUPIN ~カリオストロ伯爵夫人の秘密~」
2月11日はこちらの公演も大千穐楽を迎えました。
昨年 11月9日の帝国劇場の初日から、名古屋、大阪、福岡、長野とこの状況下で3ヵ月間75公演完走できたこと、本当にすばらしいです👏
モーリス・ルブランの「怪盗ルパン」シリーズを下敷きに小池修一郎先生がドーヴ・アチアさんとタッグを組んで自由な発想で描き出した冒険活劇ロマン。
カリオストロ伯爵夫人役の希礼音さん、真風涼帆さんという宝塚歌劇団新旧トップスターのWキャストも話題になりました。しかも真風さんはこの作品が退団後初舞台。
ミュージカル・ピカレスク
「LUPIN ~カリオストロ伯爵夫人の秘密~」
脚本・歌詞・演出:小池修一郎
音楽:ドーヴ・アチア 共同作曲:ロッド・ジャノワ
音楽監督・編曲:太田健
振付:桜木涼介
美術:松井るみ 照明:笠原俊幸 衣裳:生澤美子
出演:出演古川雄大 真彩希帆 黒羽麻璃央/立石俊樹(Wキャスト)
加藤清史郎 勝矢 小西遼生 柚希礼音/真風涼帆(Wキャスト)
宮川 浩 章平 ほか
2023年12月30日(土) 5:00pm 梅田芸術劇場 1階4列目センター/
2024年1月10日(水) 12:00pm 2階1列センター/5:00pm 2階6列下手
(上演時間: 3時間10分/休憩 30分)
柚希さんカリオストロ伯爵夫人を2回、真風さんで1回観ました。
ボーマニャン 黒羽麻璃央は東京公演のみでしたので実質シングルキャストですね。
物語は、テンプル騎士団の燭台にまつわる言い伝え・・・生命の樹メノラーから7本の枝が失われていて、その全てが燭台に戻った時、どんな望みも叶う(騎士団の莫大な隠し財宝の在りかがわかる)と、クラリス(真彩希帆)が歌いあげる場面から始まります。
この7本の枝、つまり財宝をわがものにしようと、怪盗ルパン(古川雄大)、謎の美女 カリオストロ伯爵夫人(柚希礼音/真風涼帆)、テンプル騎士団研究会会長でクラリスの父の借金の肩にクラリスとの結婚を目論むボーマニャン(立石俊樹)が虚々実々の駆け引きを展開。そこへ、ルパンを追うガニマール警部(勝矢)、イギリスからやって来たルパンの永遠のライバルでもある名探偵シャーロック・ホームズ(小西遼生)、さらにはルパンマニアの高校生探偵イジドール(加藤清史郎)たちも入り乱れて、財宝を巡る大騒動が繰り広げられます。
冒頭クラリスが歌う「願いが叶う日」をはじめ、ルパンの生い立ちやカリオストロ伯爵夫人の真実など、怒涛の説明台詞ならぬ説明歌詞の連続にどうなることかと思いましたが、ルブランの「カリオストロ伯爵夫人」も「奇巌城」も読んだことがなく、自分の目で観るまではネタバレをシャットアウトしてきましたので、ストーリーを知らず、展開を楽しく拝見。後半はもはや”ルパンの物語”ですらないなと思いながら(≧▽≦)
男装の女性が出てくるかと思えば、ルパンなので変装はもちろん男性の女装もあって、華やかなカンカンも殺陣もと娯楽性たっぷり。
女性の社会進出への活動や、身分や貧富の差といった階級社会への怒りなど、現代に通じる問題にも触れながら、まぁそこは小池先生ですからそれほど深く掘り下げず、勧善懲悪で悪は滅び、テンプル騎士団が思いを託した財宝は正しい使途となり、ルパンとクラリスはラブラブという絵に描いたようなハッピーエンド。観終わった後、何かよくわからないけど、ま、いっかという気分になります。
楽曲は全体的にキャッチーで耳馴染みがよかったのですが、なぜか、「太陽王」や「ロックオペラ モーツァルト」が何度も頭をよぎって、「あー、そうだ、音楽はドーヴ・アチアさんだった!と思い至った次第です。「1789」ではなく、この2作と曲調が似ていたのかな。
財宝が眠るらしき奇巌城を目指してキャストが歌いつなぐ「北斗七星の先に」よかったな。
続きがあります
2024年02月12日
2024年初上京🛫
昨日は東京へ。
2024年初上京でした。
午前のフライトで伊丹→羽田→有楽町 東京宝塚劇場で雪組「ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル/FROZEN HOLIDAY」の大千穐楽観劇。
終演後は徒歩で東銀座へ移動して、(脳内インドになっていますので)久~しぶりにナイルレストランでカレーをいただいた後、歌舞伎座
「猿若祭二月大歌舞伎」夜の部「連獅子」を幕見して帰ってきました。
私にしては時間的にゆとりあるスケジュールで、お茶の時間もあって(大事!)ゆったり。
冒頭の画像は往路の飛行機から見た富士山。
♪あーたまーを くーもーの うーえにだ~し~ どころか
もこもこの雲とすっかり同化していらっしゃいました🗻
今月はまだあと2回遠征あるってほんと? の地獄度 (total 2242 vs 2244 )
2024年02月10日
今宵はあなたと我らのもの 星組 「VIOLETOPIA」
©宝塚歌劇団
星組公演 ショーは指田珠子先生の宝塚大劇場デビュー作。
宝塚歌劇の象徴の一つと言える「Violette(スミレ)」と、「場所・郷」を表す言葉「TOPIA(トピア)」を合わせた「VIOLETOPIA」。
何かに魅了された者たちが集う場所-劇場。
喝采、憧憬、熱狂、孤独、そして希望・・・時代や国を超え、劇場の光と闇を描くレビュー作品です。
宝塚歌劇 星組公演
レビュー・シンドローム 「VIOLETOPIA」
作・演出:指田珠子
作曲・編曲:青木朝子 玉麻尚一 多田里紗 音楽指揮:佐々田愛一郎
振付:御織ゆみ乃 長谷川達也 KAORIalive 港ゆりか
装置:二村周作 衣裳:有村淳
出演者は「RRR × TAKA"R"AZUKA ~√Bheem~」と同じ(こちら)
2024年1月7日(日) 11:00am 宝塚大劇場 2階3列センター/3:30pm 1階14列下手/
1月12日(金) 1:00pm 2階14列センター/1月16日(火) 3:30pm 1階3列上手/
1月21日(日) 3:30pm 1階21列センター/1月25日(木) 1:00pm 1階23列センター/
1月28日(日) 11:00am 2階14列センター/2月2日(金) 1:00pm 1階21列上手/
2月4日(日) 1:00pm TOHOシネマズ梅田 スクリーン2(ライブ中継)
(上演時間: 55分)
劇場通いを日常と一つとしている者として、「劇場」がテーマのレビューと聞くたけでテンション上がります。
が、イメージするような明るく楽しいものではなく、全編を通じてダークなトーンで、退廃感やディストピア感漂う、何ともワンダーランドなショーでした。
これがかなり中毒性あって、クセになるのよ。
森の中の廃墟に一人の青年(礼真琴)がたどり着き、すみれの花に触れると歌声が聞こえ、廃墟の中から劇場、そしてそこに棲みつく記憶が蘇るというオープニング。
まるでこのショー全体が、青年の見た夢のようでもあり、彼の心の奥底に沈められた記憶のようにも思えます。
「ああ、そうだ。指田先生は『龍の宮物語』や『冬霞の巴里』を書いた人だったな」と今さらながら思い出しました。
☆追憶の劇場
プロローグで現れた追憶の美女や男たちが歌い踊り、華やかなレヴューの幕開け。
最後に先ほども青年も”レヴューの青年”として加わります。
ここで歌われる主題歌
花びら 月震わせ
雪舞い上がり 星纏う
つま先かき混ぜる 天空
今宵はあなたと我らのもの
夢燻らす劇場 VIOLETOPIA
の歌詞がとても好き。
今宵はあなたと我らのものー劇場で観るものは夢のように儚く一夜限りのものだけど、その瞬間は舞台に立つ人と観客のものだから。
”夢燻らす”という素敵な表現、指田先生 詩人だな。
総踊りで盛り上がった後、雨が降り始めて皆が去って行く中、銀橋に青年(礼真琴)と美女(舞空瞳)が残って穴の開いた傘を差しながら仲良くデュエット。
ここの曲、♪ルーラガドゥ~という歌詞がかわいくて、もちろん礼さん舞空さんもとってもキュートでお気に入りの場面。
原曲はこれらしい。
ちなみに、Blu-ray収録日はここはフランス語で歌われたのだとか。
♪気まぐれ雨つぶぅ ♪君のほほ濡らす~ というカワイイやり取りも劇場だけのお楽しみです。
続きがあります