2024年02月12日

2024年初上京🛫


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昨日は東京へ。
2024年初上京でした。

午前のフライトで伊丹→羽田→有楽町 東京宝塚劇場で雪組「ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル/FROZEN HOLIDAY」の大千穐楽観劇。
終演後は徒歩で東銀座へ移動して、(脳内インドになっていますので)久~しぶりにナイルレストランでカレーをいただいた後、歌舞伎座
「猿若祭二月大歌舞伎」夜の部「連獅子」を幕見して帰ってきました。

私にしては時間的にゆとりあるスケジュールで、お茶の時間もあって(大事!)ゆったり。


冒頭の画像は往路の飛行機から見た富士山。
♪あーたまーを くーもーの うーえにだ~し~ どころか 
もこもこの雲とすっかり同化していらっしゃいました🗻




今月はまだあと2回遠征あるってほんと? の地獄度 (total 2242 vs 2244 )
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2024年02月10日

今宵はあなたと我らのもの 星組 「VIOLETOPIA」


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                               ©宝塚歌劇団


星組公演 ショーは指田珠子先生の宝塚大劇場デビュー作。  
宝塚歌劇の象徴の一つと言える「Violette(スミレ)」と、「場所・郷」を表す言葉「TOPIA(トピア)」を合わせた「VIOLETOPIA」。
何かに魅了された者たちが集う場所-劇場。
喝采、憧憬、熱狂、孤独、そして希望・・・時代や国を超え、劇場の光と闇を描くレビュー作品です。


宝塚歌劇 星組公演
レビュー・シンドローム 「VIOLETOPIA」
作・演出:指田珠子
作曲・編曲:青木朝子  玉麻尚一  多田里紗   音楽指揮:佐々田愛一郎
振付:御織ゆみ乃  長谷川達也  KAORIalive  港ゆりか
装置:二村周作   衣裳:有村淳


出演者は「RRR × TAKA"R"AZUKA ~√Bheem~」と同じこちら

2024年1月7日(日) 11:00am 宝塚大劇場 2階3列センター/3:30pm 1階14列下手/
1月12日(金) 1:00pm 2階14列センター/1月16日(火) 3:30pm 1階3列上手/
1月21日(日) 3:30pm 1階21列センター/1月25日(木) 1:00pm 1階23列センター/
1月28日(日) 11:00am 2階14列センター/2月2日(金) 1:00pm 1階21列上手/
2月4日(日) 1:00pm TOHOシネマズ梅田 スクリーン2(ライブ中継)
(上演時間: 55分)



劇場通いを日常と一つとしている者として、「劇場」がテーマのレビューと聞くたけでテンション上がります。
が、イメージするような明るく楽しいものではなく、全編を通じてダークなトーンで、退廃感やディストピア感漂う、何ともワンダーランドなショーでした。
これがかなり中毒性あって、クセになるのよ。

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森の中の廃墟に一人の青年(礼真琴)がたどり着き、すみれの花に触れると歌声が聞こえ、廃墟の中から劇場、そしてそこに棲みつく記憶が蘇るというオープニング。
まるでこのショー全体が、青年の見た夢のようでもあり、彼の心の奥底に沈められた記憶のようにも思えます。
「ああ、そうだ。指田先生は『龍の宮物語』や『冬霞の巴里』を書いた人だったな」と今さらながら思い出しました。


☆追憶の劇場
プロローグで現れた追憶の美女や男たちが歌い踊り、華やかなレヴューの幕開け。
最後に先ほども青年も”レヴューの青年”として加わります。

ここで歌われる主題歌

 花びら 月震わせ
 雪舞い上がり 星纏う
 つま先かき混ぜる 天空
 今宵はあなたと我らのもの
 夢燻らす劇場 VIOLETOPIA

の歌詞がとても好き。
今宵はあなたと我らのものー劇場で観るものは夢のように儚く一夜限りのものだけど、その瞬間は舞台に立つ人と観客のものだから。
”夢燻らす”という素敵な表現、指田先生 詩人だな。

総踊りで盛り上がった後、雨が降り始めて皆が去って行く中、銀橋に青年(礼真琴)と美女(舞空瞳)が残って穴の開いた傘を差しながら仲良くデュエット。
ここの曲、♪ルーラガドゥ~という歌詞がかわいくて、もちろん礼さん舞空さんもとってもキュートでお気に入りの場面。
原曲はこれらしい。
ちなみに、Blu-ray収録日はここはフランス語で歌われたのだとか。
♪気まぐれ雨つぶぅ ♪君のほほ濡らす~ というカワイイやり取りも劇場だけのお楽しみです。


続きがあります
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2024年02月09日

宝塚版をご存知になった目でもう一度 「RRR」


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宝塚大劇場の星組公演に通う日々を過ごしていた中、宝塚の「RRR」を観れば観るほど。"宝塚版をご存知になった目" で映画をもう一度観たくなって、はるばる岸和田まで(大阪で上映しているのここだけだった💦)観に行ってきました。


「RRR」
監督・脚本:S・S・ラージャマウリ
英語版脚本:サーイ・マーダヴ・ブッラー
原案 :K・V・ヴィジャエーンドラ・プラサード
音楽 :M・M・キーラヴァーニ
出演:N・T・ラーマ・ラオ・ジュニア  ラーム・チャラン  アジャイ・デーヴガン
アーリヤー・バット  シュリヤ・サラン  サムドラカニ  レイ・スティーヴンソン
アリソン・ドゥーディ  オリヴィア・モリス ほか

2024年1月13日(土) 1:40pm ユナイテッド・シネマ岸和田 シアター7
(上映時間:3時間)


冒頭の映画ポスターは吹替版のものですが、こちらの方が宝塚版により近いと思って並べてみました。

昨年7月に映画を観た感想はこちら
宝塚歌劇星組「RRR」の感想はこちら


IMAXでの上映でさらに迫力アップ。

映画→舞台→映画 と観て(その後に→舞台→舞台→舞台→舞台・・・と観ているけれども)、細かい部分が補完されて物語の理解がますます深まりましたし、ストーリー本当によくできていると感心することしきり。
結末知っていてもハラハラドキドキしますし、何度も涙がこみ上げました。

そして、場面・台詞・楽曲含めて谷貴矢先生の物語の切り取り方の鮮やかさに改めて感動。
楽曲は礼真琴さん、暁千星さんの声は元より、SINGERRR の美稀千種さんや都優奈さんの声に変換されたりも(;'∀')


宝塚大劇場の千穐楽(2/4)のライブ中継や配信をたくさんの映画「RRR」ファンの方たちがご覧になって、皆さまの大変満足され。驚かれ、絶賛されている新鮮なご感想がXのタイムラインに並んで、読ませていただくのがとても楽しかったです。

宝塚版は「√Bheem」ということで、映画で描かれた、あの "Load! Aim! Shoot!"をはじめラーマにまつわる多くの場面が省かれているのですが、キモのところはきちんと残され、「短縮ではなく濃縮」と皆さまおっしゃっているのがまさに!と思いました。
映画で表現されている宗教観や帝国支配に対する民衆の蜂起といった部分は薄められていますが、車や馬やバイクにも乗らず、もちろん虎たちも出て来ないのに、戦いや火事の場面をはじめとして舞台ならではの演出と、さらにはオリジナルなストーリーや台詞も加えながら原作映画の世界観を損なうことなく描き出した谷先生の手腕、スタッフの皆さま、そしてもちろん出演者に心からの拍手を贈りたいです。


は、いかん、映画の感想ではなく「星組RRR」の感想になっている・・・



そしてまた星組公演が観たくなるという無限ループ の地獄度 (total 2441 vs 2442 )



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2024年02月06日

星組公演メニュー コンプリート⭐️


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星組 「RRR × TAKA"R"AZUKA ~√Bheem~/VIOLETOPIA」 
宝塚大劇場公演が無事終わってひと安心するとともに、絶賛絶賛ロス中ですが、前回公演「1789 -バスティーユの恋人たち-」に続いて、今回も星組公演メニューコンプリートしましたのでご紹介・・・いや、どなた様もご興味ないかとは思いますが、自分のための備忘録ということで(^^ゞ


冒頭の画像は 公演デザート Rグレイクラフティ(フルール)
観劇が重なったお友だちと3人一緒に「RRR」ごっこしました。
アールグレイ味のクラフティが思いのほかしっとりしていて、Raiズン(レーズン)も入っていておいしかったです



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公演セット(フルール)
メインのチキンカレーにRRRの文字はシェフ手描きチーズソース


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もう一つの公演デザート ヴィオレット(フルール)



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スターバスケット~STAR~(フルール)
パンには 110th の焼き印
フライドポテトが大きな⭐️のコロッケにリニューアルしていました



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たこ焼き 白味噌チーズソース(フルール)
おいしかったですが、たこ焼きはやっぱり王道のソース味が好きかも



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ヴィオレランチ~HOSHI~(フェリエ)
フェリエはこの公演からwebで予約できるようになりましたが、なかなかの激戦でした💦



続きがあります
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2024年02月03日

節分満喫


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宝塚大劇場星組公演に通っている間にあっという間に1月は終わって💦今日は節分。
節分と休日が重なるのは何だか久しぶりで、今年は地元の神社の節分祭に行ってきました。


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おまいりして厄除けのお札をいただいて、おぜんざいのふるまいもあって、境内はにぎわっていました・・・とはいえのどかな雰囲気でしたが。
よいお天気で陽射しも明るく、梅の花もたくさん咲いていて春近しを感じました。


ついでと言っては失礼ながら近くの住吉大社にもおまいり。

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参拝を終えて帰ろうとしたところ、反橋が通行止めになっていて、何?と思ったら、追儺歩射式(ついなほしゃしきの御一行様が悪鬼を追い払う儀式を終えられて戻られるところでした。


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さらには、広場ではお猿のあいちゃんの大ジャンプも目撃。


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2人一緒にお辞儀しているところ(≧▽≦)


思いがけず楽しい節分を満喫して、明日の立春から始まる新しい1年、幸先よい」スタートとなりました。
もちろん夕食は東北東を向いて恵方巻丸かぶり。



それにつけても時が過ぎるの速すぎて目が回る の地獄度 (total 2440 vs 2440 )



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2024年01月10日

6年ぶりのえべっさん


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昨日は久しぶりに”えべっさん”に行ってきました。

「大丸謹製の干支の吉兆」を集めていたこともあって、一時期、毎年楽しみにお参りしていたのですが、その吉兆がなくなってから足が遠のいてしまって、何だか久しぶり~と調べてみたら、最後に伺ったが2018年でしたので、6年ぶりでした。

コロナ禍を経て、今年はほぼ以前の形で開催。
昨年まではマスクをされていたという福娘さんたちもマスクなしでした。


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かわいい福娘さんに吉兆をつけていただくと
本当に福を授かって商売繫盛するような気がします
商売はしていないけれども(≧▽≦)


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難波から続く露天もとてもにぎわっていました。


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ただ一つ、この時期だけなのかどうか、本堂裏の銅鑼がなくなっていて、叩くことができませんでした。
えびす様は耳が遠い神様なので、銅鑼をたたいて大きな音を出してお願いを聞いていただくということをずっと信じてそうしてきたのになぁ。



銅鑼がないとお願いごとがちゃんとお耳に届いているかちょっと不安 のごくらく地獄度 (total 2440 vs 2439 )



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2024年01月08日

片方の手では守り、片方の手では奪う 星組 「RRR × TAKA"R"AZUKA ~√Bheem~」


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              ©宝塚歌劇団


2024年エンタメはじめ&宝塚はじめ。
本当は元旦から3が日、毎日観る予定だったのですが、初日が1月5日に変更となったため、やっと昨日が my 初日となりました。
いきなりマチソワです(≧▽≦)
まずはお芝居の感想を。


宝塚歌劇 星組公演
「RRR × TAKA"R"AZUKA ~√Bheem~」
(アールアールアール バイ タカラヅカ ~ルートビーム~)
Based on SS Rajamouli’s ‘RRR’
脚本・演出:谷 貴矢  
作曲・編曲:太田 健  高橋 恵   音楽指揮:佐々田愛一郎
オリジナル振付:Prem Rakshith
振付:御織ゆみ乃  若央りさ  KAORIalive
殺陣:清家三彦   装置:國包洋子
衣裳:加藤真美   照明:笠原俊幸
出演:礼 真琴  舞空 瞳  暁 千星  美稀千種  白妙なつ
大輝真琴  輝咲玲央  ひろ香 祐  紫りら  朝水りょう
天華えま  夕渚りょう  小桜ほのか  希沙 薫  極美 慎
碧海さりお  天飛 華音  奏碧タケル  鳳真斗愛  水乃ゆり
瑠璃花夏  碧音斗和  詩ちづる  稀惺かずと  大希 颯 ほか

2024年1月7日(日) 11:00am 宝塚大劇場 2階3列センター/
1月7日(日) 3:30pm 宝塚大劇場 1階14列下手
(上演時間: 1時間35分)



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                           ©宝塚歌劇団


2022年に公開された大ヒットインド映画「RRR」をベースに、ビーム視点で物語を再構築・新展開した作品。
昨年観た映画「RRR」の感想はこちら


1920年、イギリス植民地時代のインドが舞台。
ゴーンド族の守護者とされるビーム(礼真琴)は、圧政を敷くインド総督スコットとその妻(輝咲玲央・小桜ほのか)によって連れ去られた幼い少女マッリ(瑠璃花夏)を救うため、素性を隠しアクタルと名乗ってデリーへ潜入します。ビームは、川で火災に巻き込まれたアルジュン(碧音斗和)をともに助けたことでラーマ(暁千星)と知り合いますが、ラーマはインド人でありながらビームを捕らえスコットへ引き渡そうと目論む警察官で、その胸にどうしても成し遂げなければならない大儀を秘めていました。互いの素性を知らずに熱い友情を育み、ラーマを”兄貴”と慕うビーム。そんな中、ビームは、偶然見かけてその優しさと美しさに恋心を抱いていたスコット総督の姪・ジェニー(舞空瞳)と、ラーマの協力で親しく話すこととなり、総督府のパーティに招待されます・・・。


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                           ©宝塚歌劇団
左のRの下ぐらいに虎がゆったり歩いているの、見えます?



まずは、映画を再現する舞台化ではなく「宝塚化」したいと考えたという谷貴矢先生に大拍手👏👏
3時間の映画を、物語の重要ポイントはしっかり押さえつつ、ラーマにまつわるあれこれは思い切りよくカット、映画のメインテーマの一つである帝国の支配に屈することのないインドの民族の闘いというところはあっさり目で、ビームとラーマの命を賭した友情というという部分に全振りした脚本。1時間35分にギュッと濃縮されています。
アクションや戦闘シーンをダンスで表現するのは宝塚に限らず舞台では常套手段ですが、まさに”舞闘”ともいえる大胆なアレンジ。
SINGERRR・WATERRR・FIRRRE が、キャスティングされている各2名ばかりでなく、コーラスや群舞のコロス含めて使い方が絶妙で、まさに天才の所業では?

ストーリー上で映画との主な違いは
・冒頭のラーマ vs 10万人?、ラーマ少年期の大部分がカット
・ビーム拷問から一気にラーマ処刑、救出へと怒涛の展開
・ジェニーがただの令嬢ではなく、しっかり自分の意志を持った女性
・ジェニーがシータと出会う。そこでラーマの処刑を知り、ビームに知らせる
・ジェイクがジェニーの婚約者。憎まれ役ながらまさかの・・・
・最後に総督を撃つのがビームではなくラーマ

という感じでしょうか。


冒頭のマッリの歌をはじめ、ドスティやエッタラジェンダ、そしてもちろんナートゥも、映画の音楽がふんだんい取り込まれ、そこに Jaago!をはじめとする宝塚版オリジナルの楽曲が違和感なく溶け込んでいます。

川で少年を助けた時、ビームとラーマが手をガシッと握り合う、映画のポスターにもなったシーン。
スポットライトの使い方も秀逸で、思わず拍手が巻き起こりました。

映画でビームとラーマが互いの立場を知らず友情を深めていく映像が走馬灯のように流れるシーン。
二人が敵同士の立場と知って観るのでつい涙ぐんでしまったのですが、「ドスティ Dosti(運命)」がコーラスで歌われる中、舞台なのに映画と同じように場面が展開して、また涙。
盆で舞台を回して、人々がどんどん入れ替わってシームレスに場面が展開。間にはビームとラーマがそれぞれ互いには見せていない部分もきちんと入れ込み、舞台が回ることで時間の経過も表すという、舞台ならではの演出。
ここに重なるSINGERRR 美稀千種さん、都優奈さんの迫力ある歌唱、そして重層的なコーラスが本当にすばらしい。
曲そのままで谷貴矢先生の訳詞がついているのですが、「片方の手では守り、片方の手では奪う さだめを知らずに生きていけるのか」って、泣ける。

「ナートゥ」は文句なく楽しい。
オリジナル振付をベースにした御織ゆみ乃先生の振付がまさに「ナートゥ」で、それをセンターで踊るのが礼真琴さん、暁千星さんとくればよくない訳がないという感じですが、よくぞあそこまで、と思いました。
ペッダイヤやジャングも、イギリス人の紳士もレディもみんな踊って、舞台から左右の花道にまで人が広がって踊る華やかさは宝塚ならでは。客席もノリノリの手拍子でした。
かなりハードなダンスで、どうか東京の千穐楽まで、膝や腰を痛めたり、お怪我などありませんようにと祈っています。

映画を観た時、「あの『鞭打ちの歌』(言い方(≧▽≦))を礼真琴の歌声で聴けるなんて!」と思った「コムラム・ビームよ」(Komuram Bheemudo)
映画の自分自身と民衆を鼓舞するような力強い歌唱とはまた違うのですが、大地から湧き上がって、劇場中、世界中を包み込むような礼真琴ビームの歌唱。2回観て2回とも涙があふれました。

鳥が自由に飛び回るように
草木が寄り添い天を目指すように
水が必ず溢れ出すように
魂の炎は消せはしない

この拷問場面の鞭打たれ方がまた礼真琴さん上手くて。
音だけなのに、ピクッと反応して体のどこに当たったかわかるし、いかにも痛く苦しそう。

映画とはここからが違って、ラーマが覚醒してビームを逃がし、ラーマの逮捕・処刑→ビームがラーマを救出→森の中での戦闘と怒涛の展開。
戦闘場面のラーマが放つ弓矢は電飾が使われていて、「おおーっ!」となりました。
そしてラストは「エッタラジェンダ」で華々しく花火が打ち上がり、1階はもとより2階にもイギリスチームの皆さま笑顔で客席降りと、景気よく明るい大団円となりました。


礼真琴さんビーム
「俺は森で生まれ、無知だった」に象徴される、素朴で純粋な人物。
静かで控えめながら強い意志と人を引き付けるカリスマ性を持ったビーム。
あんなに強いのに、ちょっと猫背だったり、ジェニーの前でおどおどしたりする仕草がとんでもなくかわいい。
前述した「ナートゥ」はじめ卓越したダンス、「コムラム・ビームよ」の歌唱のすばらしさや鞭の打たれ方の上手さはもとより、あの長い槍をまるで自分の体の一部のように自在にしかも美しく操る身体能力の高さにも改めてひれ伏す思いです。
そういった目立つ部分のみならず、たとえばシータにラーマからの手紙を見せられる場面。
字が読めないビームは眉間に皺を寄せて、一生懸命手紙の文字を手でなぞっています。本当に悲しそうな表情をして。
映画にはない場面ですが、「俺は森で生まれ無知だった」にも、ラストの「まず読み書きを教えて」にも繋がる、繊細に人物像を構築する演技。ほんと礼真琴、惚れるゼ←

暁千星さんラーマ
野性的なビームに対し、大儀を胸に秘め、思慮深く落ち着きもあるラーマ。
ビームから”兄貴”と慕われるのがいかにも似合う大人の男。どちらかといえば弟キャラだったありちゃんですが、ラーマ渋みも色気も加わってとてもセクシー。ますます素敵な男役となりました。
そしてやっぱり脚ながーい。華があるのはもちろん、歌もダンスもすばらしい。


舞空瞳さんジェニー
美しさはそのままに、ただのお嬢様ではなく、リベラルな視線を持ち、自分の意志で行動できる芯の強い女性として描かれていて、それが舞空さんの持ち味にもハマッて素敵なジェニー像になっています。
パーティの場面のピンクのドレスの似合いっぷり。ビームとラーマに促す「Go!」のかわいらしさ。女性たちを率いてセンターで踊る華やかさ。


極美慎さんジェイク
映画より役をふくらませて、ジェニーの婚約者という設定。
インド人に対して侮蔑的な態度や「ナートゥ」でビームたちに対抗心を燃やすところはそのままに、最後はジェニーに協力するという人の好いところも見せて、「え?お前、来たんか」的な笑いが客席から起こっていました(もちろん私も笑った)。
かりんちゃんも脚長すぎ。スーツ似合いすぎです。

ビームの仲間たち 天華えまさんペッダイヤ・天飛華音さんジャング(天飛華音)・稀惺かずとさんラッチュ
何かと問題起こしがちですがそれぞれ懸命にビームをサポート。ペッダイヤとジャングはボーイに扮してパーティに紛れ込み、ナートゥも踊っていました。
中では、ラーマに見つかって拷問され、逆にラーマを毒蛇に噛ませるというラッチュの稀惺かずとさんがもうけ役。3人の中で最下級生ながらお芝居も達者です。


瑠璃花夏さんマッリ・詩ちづるさんシータ
ともに美しいう歌声を響かせる二人。サリーもお似合い。
シータの「彼を信じて待つ。それが私の戦いよ」という強さが印象的でした。


輝咲玲央さんスコット総督・小桜ほのかさん妻キャサリン・碧海さりおさんエドワード
スコット夫妻の悪辣ぶりは映画より控えめで、その分エドワードが一身に引き受けている感じです。碧海さりおさん、このところ悪役が続いていますが、さすがに上手い。
小桜ほのかさんはパーティで美声を響かせていました。ラストの客席降りでイギリスチームが2階に登場したのですが、ほのかちゃんだけ王室の人みたいに白手袋の右手を挙げて笑顔でずっと振っていたの、かわいかったです。

碧音斗和さんの少年アルジュンと、ラーマの少年時代を演じた乙華菜乃さんも印象に残りました。
ジェンヌさんは皆さん子役お上手ですが、碧音斗和さん、普段はあんな低いいい声(「1789」で最初に台詞発するのは碧音くん)なのに、あんな少年の声で「助けて~」って出せるなんて。
乙華菜乃さんも娘役ながらちゃんと「少年」になっていて、いずれこの子があのラーマになるという強さも感じさせてよかったです。
今回新人公演で初ヒロイン。宝塚大劇場の新人公演なくなっちゃって残念ですが、東京でがんばっていただきたいです。



映画の大ファンで宝塚を初めてご覧になった方の感想もすでにX にいくつかポストされていますが、皆さんとても楽しまれ満足されているご様子でうれしい限りです。
本当に楽しい作品で宝塚ファンのみならずたくさんの方に観ていただきたいところですが、とんでもなくチケ難でチケット手に入らないのがツライところ💦



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宝塚歌劇110周年イヤーの始まり
ロビーでは礼真琴さんがお出迎え


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大劇場内ではトップ5人お揃いです



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劇場で会ったお友達と公演カクテルであけおめ乾杯🥂
よき2024年観劇スタートとなりました。



「RRR」良すぎてあと100回は観たい(真顔)のごくらく度 (total 2439  vs 2438


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2024年01月07日

當る辰歳「吉例顔見世興行」 夜の部


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という訳で、記憶が新しい方の歌舞伎です(≧▽≦)


京の年中行事
當る辰歳 吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎 夜の部
市川海老蔵改め 十三代目市川團十郎白猿襲名披露
八代目市川新之助初舞台

2023年12月20日(水) 3:45pm 南座 3階1列上手


2023年の顔見世は十三代目市川團十郎白猿襲名披露興行。
歌舞伎座で観たのが何だかずいぶん前のような気がして、「え!?まだ顔見世でやってなかった?」と思っちゃいました。


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歌昇くん、児太郎くん、染五郎くん、芝のぶちゃんが並ぶまねきにテンション上がります。


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竹馬も4年ぶりに復活


第一、仮名手本忠臣蔵 衹園一力茶屋の場
出演:片岡仁左衛門  片岡孝太郎  中村隼人  中村莟玉
市川染五郎  片岡松之助  松本錦吾  片岡進之介  中村芝翫 ほか
(上演時間: 1時間40分)



これまで何度も観ている仁左衛門さんの七段目 由良之助ですが、やはり絶品でした。
あの酔態のかわいらしさと色っぽさ、それが一転、力弥が文を届けに来たところの厳しい表情、鋭い目つきへの転換のギャップ萌え💕です。

見映えのよさはもちろん、どんな台詞も言葉がよく届くこと、所作が大きく美しいこと。
身請けしてもらえると無邪気に喜ぶおかるを見て、おかるに見えないようにちょっと涙を拭くような仕草にも由良之助のやさしさと、それでも秘密を守るためにはおかるを殺さなければならない厳しさが滲み、九太夫に「鴨川で水雑炊を」のくだりは、ゾクッとするほど冷酷な表情も見せて、本当に人間として、細やかに感情や表情の変化を見せる由良之助。

七段目の由良之助といえば、仁左衛門さんと吉右衛門さんが分け合っていたような印象がありますが、吉右衛門さん亡き今、仁左衛門さんが他の追従を許さない独壇場で、継承していく次の世代にも期待したいところです。


続きがあります
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2024年01月06日

見目麗しき三日月よのぉ 「刀剣乱舞」


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新作歌舞伎→新橋演舞場→尾上松也 とくればこれも観たなぁと記憶を呼び覚まし。

歴史の改変をもくろむ時間遡行軍を倒すために、刀剣男士(とうけんだんし)を成長させて各時代へ送り込み歴史を守る戦いに挑むという、人気オンラインゲームが原作。
ミュージカル、ストプレ、アニメ、映画化もされて日本が誇る人気コンテンツの一つだそうで、今回初めて歌舞伎化されました。


新作歌舞伎 「刀剣乱舞」 月刀剣縁桐(つきのつるぎえにしのきりのは)
原案 「刀剣乱舞 ONLINE」より
脚本:松岡 亮
演出:尾上菊之丞  尾上松也
出演:尾上松也  尾上右近  中村鷹之資  中村莟玉  上村吉太朗
河合雪之丞  澤村國矢  市川蔦之助  大谷龍生  中村歌女之丞
大谷桂三  中村梅玉 ほか

2023年7月20日(木) 4:30pm 新橋演舞場 3階2列センター
(上演時間: 3時間20分/幕間 30分)



刀剣男士が様々な時代に出現するという設定なので、いろいろなドラマが展開できそうですが、今回の題材は十三代将軍足利義輝が討たれた“永禄の変”。
次期将軍・足利菊幢丸(右近)と妹の紅梅姫の命を奪おうと、時間遡行軍が襲いかかりますが、三日月宗近(松也)をはじめとする刀剣男士たちがこれを防ぎます。たちがこれを防ぎます。やがて松永弾正(梅玉)の助力もあって菊幢丸は元服し、足利義輝を名のって将軍となりますが、魔物に取り憑かれてしまいます。一方、弾正の嫡男の松永久直(鷹之資)はそんな義輝をいさめ・・・。



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演舞場の入口もこんな仕様に


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物語の大枠も登場人物も馴染みある「ルパン三世」と違って「刀剣乱舞」のことは1ミリも知らない不肖スキップ。
腰が引けながらの観劇でしたが、歌舞伎の演目として普通に筋立てもよくできていて、「小鍛冶」をはじめ、歌舞伎の名場面を採り入れるなど古典歌舞伎味もケレン味もあって楽しかったです。
お琴や琵琶の演奏が入るのも何だか新鮮でよかったな。

この演目に顕現する刀剣男士は、三日月宗近(松也)、小狐丸(右近)、同田貫正国(鷹之資)、髭切(莟玉)、膝丸(吉太朗)、小烏丸(雪之丞)の六振り・・・というのだそう。
右近くん、鷹之資くん、莟玉くんは他の役も兼ねているために肝心の場面に揃っていなかったは少し残念だったかなぁ。
「いろいろと忙しい」と笑いに変えていましたが。

大詰の岩場の大立ち回りの迫力。
あそこであれやる名題下さんたち本当にすごいです。
宗近と義輝の一騎打ちも見応えたっぷりでした。
義輝が最期に愛でるのが夜空に浮かぶ月で、「見目麗しき三日月よのぉ」に涙。

松也くん、右近くん、鷹之資くんと。いい声爆弾三連発。
それにつけても鷹之資くんの型の美しさとキレ、重心の低さ、たまりません(気がつけばいつも鷹之資くんを目で追っている)。



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この公演はカーテンコール撮影OK(というかむしろ写真撮ってSNSで拡散してほしいというスタンス)だったのですが、三階席だったのでスマホで撮った写真はポンコツばかり・・・の中、キセキの一枚が撮れていました。



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ズームなしで全体はこんな感じ



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拡散してほしいそうです(笑)


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開演前には客席に向かう押彦さんこと中村獅一さんと遭遇
快くポーズ取ってくださいました。



感想書くの遅すぎていろいろ忘れてフォトレポみたいになってる💦 の地獄度 (total 2437 vs 2437 )



posted by スキップ at 16:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 歌舞伎・伝統芸能 | 更新情報をチェックする