2026年05月21日

待ってたよ~♪ 劇団朱雀「OMIAKASHI」


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劇団朱雀 3年ぶりの本公演。
公演タイトルの『OMIAKASHI』は「御御明」。
神に捧げる灯り、縁起を担いで入口にともす提灯、仏教では人々の闇や迷いを照らす光となるもの、とも言われているそうです。



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そういえば、3年前は早乙女太一くんとツーショット撮っていただいたのでした。
感想ブログにアップできていませんのでこちらに写真だけでもあげておきましょう。

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劇団朱雀 「OMIAKASHI」
総合演出:早乙女太一
美術 :松生紘子   映像:O-beron inc.   
衣裳:TAKAFUMI YAO   中司映利子  斉藤上太郎
出演:早乙女太一  早乙女友貴  浜中文一  喜矢武 豊  富岡晃一郎
久保田創  岩崎祐也  安田桃太郎  西野名菜  鈴花奈々 葵陽之介 ほか

2026年5月4日(月) 1:00pm COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール C列センター
(上演時間: 2時間50分/休憩 25分)




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これまで、第一部:早乙女太一さんの女形を中心とした和物舞踊ショー、第二部:お芝居(日替わり)、第三部:ダンス、歌の現代的ショーという上演スタイルでしたが、今回から二部制に変更。
第一部がお芝居で、これまでの第二部と第三部を合体して第二部という構成でした。
第二部では「待たCたなー」「待ってたよー」というお約束のコール&レスポンスもそのままでテンション上がります。


第一部 「大江戸早業稼業」
脚本・作詞:中島かずき
音楽 :KYOHEI
ステージング・振付:Kurumi Shiina  早乙女太一
殺陣 :安田桃太郎  早乙女太一
Rap詞:岩崎祐也



物語:江戸で人気の軽業一座・一刀座を率いる早業一刀(早乙女太一)。実はただの軽業師ではなく・・・という一面を持っています。
ある日、幼い頃から身寄りのがなく一座に助けられた座員の六助(須賀健太)を伊賀栗山之亮(喜矢武豊)と名乗る侍たちが訪ねて来て、六助はさる大名のご落胤ということがわかります。
六助は嫡子が病死して跡継ぎを探していた大名家へ入ることを決意しますが、そこにはお家を乗っ取ろうという家老(浜中文一)の企みが・・・。


劇団☆新感線の中島かずきさんの脚本。おもしろかったです。
太一くんから「『オーシャンズ11』のような痛快エンターテインメントを」とリクエストされたそうです。
なるほど、仲間たちが力を合わせて悪に立ち向かう物語。
あの張り巡らされた赤い糸をくぐっていくところなんて、「オーシャンズ11」や「ミッションインポッシブル」味ありました。
最後はきっとハッピーエンドとわかっていてもハラハラドキドキしたり。

太一くんと友貴くんが敵対するのではなく同じ側(友貴くんは葵陽之介さん扮する大岡越前配下の隠密)なので、太一くん vs 友貴くんの立ち廻りがないのが少し残念かなぁと思っていたましたが、それは第二部のお楽しみでした。

その二人を向こうに回して、ヒール役の浜中文一さん大健闘。
確か元"J"の人だったか、これまでにも何度か舞台で拝見したことがありますが、本当に芸達者。
劇団朱雀に初参加と思えないくらい馴染んでいました。

六助にだけ言葉がわかるねずみのチュー太・富岡晃一郎さんも相変わらず芸達者。
六助のことを想って一生懸命のチュー太がかわいらし過ぎるし、言葉は通じなくてもその思いに応えようとする仲間たちにも胸熱でした。

早乙女太一くんの早業一刀はとにかくカッコいい。
少し肩の力が抜けた感じで、軽いノリだけど兄貴分キャラで、やるときゃビシッとキメるゼみたいなオトコマエっぷりたまりません。
チュー太(が持っているぬいぐるみのチュー太)が熱演のあまり足が反対方向に向いちゃってた時、目ざとく見つけて、「チュー太、足がおかしなことになってる」となおしてあげていました。
チュー太の取れてしまった耳🐭つけたまた大縄跳び跳ぶ太一くん 可愛すぎか。
にしても、あの大縄跳び、どこまでが脚本でどこからがアドリブなのかわかりませんが、毎回本当に大変そう💦
最初に失敗した時、鈴花奈々さんが「今のはあたしだよ」と正直に名乗り出ていて、えらいなと思うと同時にママ大変だなと思いました。

太一くんはじめ主要メンバー一人ずつの名乗りもあって、気持ちよく盛り上がったお芝居でした。



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第二部
音楽・作詞:西野名菜
音楽 :粋蓮(長須与佳)
振付:関根アヤノ   NOPPO(s**t kingz)  Kurumi Shiina   Lena   早乙女太一
殺陣:早乙女太一



第二部は早乙女太一さんの女形舞踊から始まりました。
最初の舞踊は神秘的にも思える静謐は雰囲気で「OMIAKASHI」の世界観を表しているよう。
そして、花魁の迫力の美しさ。
あまりに綺麗でいつも見とれているうちに終わってしまうのが悔しいくらいです。

扇クルクル回しては投げ上げてキャッチする太一くんに見惚れていたら、そのままクルクル回しながら客席通路を駆け抜けて1周してまた舞台に戻っていかれました。
指先も反射神経も体幹もどうなってるの⁈👀

鈴花奈々さんと友貴くんの江戸情緒たっぷりの踊りや、葵陽之介パパの舞踊に続いて、その後はトミ子(富岡晃一郎)さん with ダンサーズのコーナー。
トークで「あの踊り(奈々ママと友貴くん)は太一くんが振付けたの。陽之介さんの踊りの曲は太一くんがこれがいいって選んでね・・・」と話してくださったのもうれしかったな。
渋カッコいい陽之介パパ、いつまでも変わらずお美しい奈々ママのお元気なご活躍もうれし♪


そして、太一くんの「大阪の皆さん 待たしたな」の声からの「待たCたなー」「待ってたよー」とのコール&レスポンス。
あれだけいろいろやった後にまたこんなに踊ったり歌ったりできるの本当にすごい。
朱雀の公演ってば、「カッコいい」「美しい」「楽しい」のフルコンボだなと思いました。
ダンサーさんたちの群舞含めて、振付も楽曲の選択もスタイリッシュなものが多くて、劇団朱雀、また新たなフェーズに入ったのかなという印象でした。

キレッキレのダンスが続く中でも特に印象的だったのは、和装+タバコ+乱れ髪で踊る太一くん。
色気ダダ漏れでしたね。

太一くんと友貴くんの剣舞。
やっぱり太一くんと殺陣で真正面から対峙できるのは友貴くんただ一人だなと改めて感じ入りました。
友貴くんがより大人っぽさを増していて、二人が纏う雰囲気も似てきた印象。
誰よりも身近にいるライバルで、唯一無二の存在。
そんなバチバチも信頼感も感じつつ、いつまで観ていたいシビれる殺陣でした。




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アクスタ 相変わらずデカいw
おせんべい撒きならぬティッシュ撒きは、なーんと!太一くんが投げてくれたものをダイレクトキャッチできました💕
右側がティッシュです。アクスタの大きさがわかりますよねw



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次また会えるのは何年後かな?待ってるよ~ のごくらく度 (total 2531 vs 2537 )




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2026年05月11日

彩り鮮やかベーグルプレート @HARNEY & SONS Tea Salon


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先日 Sky シアターで「新宿発8時15分」(おもしろかった!千穐楽にもう一度観る予定なので感想はその後かな)を観た折、タイミング的にランチ食べそびれておながすきまして、終演後にこちらへ。


HARNEY & SONS Tea Salon KITTE大阪店
大阪市北区梅田3-2-2 KITTE大阪 1F
tel: 050-5456-8517


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昨年7月にオープンしたNY発ティーブランドのサロン。
関西初出店だそうです。


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ベーグルプレートをいただきました(冒頭の画像)。
ベーグルは、サーモン・バジル クリームチーズ、紅茶鴨のパストラミ、ローストチキンの3種類があって、サーモンをチョイスしました。

サラダのドレッシングがコーンでめちゃとうもろこし味🌽
ドレッシングとしては初めて食べるお味でちょっとオドロキでした。
スープはヴィシソワーズ、キャロットラペも大好きなのでうれし♪
ベーグルはもっちもちでとてもおいしかったです。

ポットでサーブされる紅茶はあれこれ迷ってピーチ&ジンジャーをいただきましたが、あれもこれも飲みたくなってコマル。
スコーンやNYチーズケーキ、アップルパイ、パフェなどスイーツ系もたくさんラインナップされていましたので、今度はティータイムにゆっくり伺いたいな。


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ワタシが伺ったのも時間的にはティータイムだったのだけれども のごくらく地獄度 (total 2530 vs 2537 )


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2026年05月09日

大阪松竹座さよなら公演 「御名残五月大歌舞伎」 昼の部


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大阪松竹座 ラスト2ヵ月の公演。
もちろん4月も観たのですが、まずは記憶に新しいこちらを。


大阪松竹座さよなら公演
「御名残五月大歌舞伎」 昼の部


2026年5月5日(火)11:00am 大阪松竹座 1階3列下手


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一、寿式三番叟
出演:中村歌昇  中村虎之介  中村米吉  中村又五郎
(上演時間: 30分)


又五郎さんの翁、米吉さんの千歳、歌昇さんの三番叟という小川ファミリーに、もう一方の三番叟が虎之介さんという珍しい座組。
格調高い翁と千歳の舞の後登場した三番叟。
歌昇さんの三番叟がキレッキレで所作板踏み鳴らす音も力強い。
以前、野村萬斎さんが「三番叟は”舞う”のではなく”踏む”もの」とおっしゃっていた言葉が胸にありありと蘇りました。
ほんと、この三番叟観ていると五穀豊穣も国土安穏も何でも叶いそうな気がします。

それに負けじと喰らいつく虎之介くんもすばらしかったです。
虎之介くん、昼の部3演目全部にご出演で何気に虎之介奮闘公演になっています。

歌昇さん 勢い余ってか花道で扇飛ばしてしまって、幕前の板の花道の角のところ(伝われ)に落ちたのですが、本舞台に帰る時にまるでそういう振付のように優雅に拾っていかれました👏



二、源平布引滝 「義賢最期」
出演:片岡愛之助  中村隼人  中村壱太郎  中村虎之介  
片岡松之助  上村吉弥  中村亀鶴  片岡孝太郎 ほか
(上演時間: 1時間25分)


松竹座最後の出演の演目にこの「義賢最期」を選んだ愛之助さんの覚悟をインスタグラムで読んで(こちら)、胸がいっぱいになったのですが、その言葉どおり、全身全霊の義賢でした。

客席がどよめく“戸板倒し”も”仏倒れ”も迫力満点で凄味すら感じる愛之助さん。
そうそう、ルパン歌舞伎もいいけれど、こんな愛之助さんが観たかったのよ。
役者さんって本当にすごいと思いますし、映像に頼らずすべて人力と生身の身体で表現する歌舞伎の醍醐味でもあるな、と。

折平こと多田蔵人の隼人さん。
折平って、小万っていう女房がありながら待宵姫とも恋仲ってどーよ?と思わなくもないのですが、隼人さんの折平はそれを凌駕するイケメンで、まぁ、あれなら待宵姫なぁと思わないでもありません(そこ?(≧▽≦))
隼人さんの折平は前にも観たなとブログ検索したところ、幸四郎さんが義賢を演じた2021年の八月花形歌舞伎(こちら)でした。
幸四郎さんの義賢もまた観たいし、いつか演じるであろう隼人さんの義賢も観てみたいです。

そしてこの演目観るといつも「実盛物語」の白旗握った小万の腕を思い出して切なくなるのでした。



三、鰯賣戀曳網
作:三島由紀夫
演出・振付:二世藤間勘祖
出演:中村勘九郎  中村七之助  中村歌昇  中村壱太郎  
中村米吉  中村虎之介  中村扇雀  中村鴈治郎 ほか
(上演時間: 1時間5分)


三島由紀夫が「御伽草子を題材に書き下ろした演目。
都で一番と謳われる位が高く美しい傾城蛍火(七之助)に一目惚れして仕事も手につかない鰯売りの猿源氏(勘九郎)を見かねた父親のなあみだぶつ(鴈治郎)が一計十八世勘三郎さん襲名の時、勘三郎さん猿源氏、玉三郎さん蛍火で観たこのを案じて猿源氏を大名に仕立てて廓へと向かいますが・・・。


この演目は過去に2回観ていて
十八代目中村勘三郎さん襲名披露公演(2005年/蛍火は玉三郎さん)と
その勘三郎さんの三回忌追善公演(涙)(2014年)

・・・それももう12年も前なのかと驚くばかりですが、その時の感想(こちら)を読み返してみると、冒頭の

「鰯こうえ~い」

という猿源氏の鰯売の声からとにかく「勘九郎さんが勘三郎さんにそっくりで涙がぽろぽろこぼれた」と書いていて、そういえばあの頃の勘九郎さんは世話物やるたびに「勘三郎さんに似ている」と言われていたなぁと思い出しました。
今回そんなふうに感じなかったのは、年月を経たことももちろんありますが、勘九郎さんご本人の精進の賜物かと思います。
どんな役を演じても、もうすっかり「勘九郎の・・・」を確立した感あります。

猿源氏は勘九郎さんの愛嬌と可愛さ炸裂。
身体の柔らかさと身体能力の高さも存分に発揮して、馬に後ろ前に乗ってしまって「こわいこわい」と言いながらぴょんと方向を変えるところなんてやんやの拍手と笑いに包まれていました。

凛とした美しさの中にたおやかさも見せる七之助さんの蛍火。
傾城としての立ち居振る舞いももちろんよかったけれど、出自が知れてお姫様とわかった終盤の、次郎太(いてう)にテキパキ指示出すあたりがぴったりでした。

傾城お仲間が壱太郎さん、米吉さん、虎之介さんと若手きれいどころ揃いで眼福。



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ワタクシ 松竹座で一番好きな座席は1階3列8番(かぶりつきの高揚感は別格として)。
今回はその席を選んでチケットを取りました。
数々の公演、名演を観てきたこの席に座るのもこれが最後かな。

終演後も名残り惜しそうに劇場のあちこち撮る人多々でした。


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種太郎くんの幟がひと際新しく色鮮やかで、お父様の歌昇さんが種太郎くんの頃から観てきたおばちゃん胸熱だわよ



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幕間ランチははり重さんの洋風弁当。
劇場ではなく持ち帰って自宅でいただきました。
はり重さん 松竹座閉館してもお弁当の販売は続けてくださるのだろうか(心配そこ?\(//∇//)\)



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さよならするのは寂しいけれど、昼の部三演目とても充実 のごくらく度 (total 2529 vs 2536 )



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2026年05月06日

はるか吉野大峯に思いを馳せる 特別展「神仏の山 吉野・大峯 ―蔵王権現に捧げた祈りと美―」


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吉野  金峯山におわします青い金剛蔵王大権現さまが大好きな不肖スキップ。

この画像をXで見かけて、「!!ゴンげんくんマスコットキーホルダー!絶対ほしい!!」となりまして、限定600個のゴンげんくん付きチケットを即お買い上げ。

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・・・というヨコシマな考えで観に行った「吉野・大峯」展ですが、思ってた以上に大変見応えありました。


特別展「神仏の山 吉野・大峯 ―蔵王権現に捧げた祈りと美―」
2026年4月16日
奈良国立博物館


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鹿さんたちも見に来てました(違)。


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音声ガイドは柄本佑さん。
今回、藤原道長さんの写経や日記(とても綺麗なお手)も展示されているのですが、リアル道長やん!となりました。
平安時代のこういうものが現存しているのも驚くばかりです。

女人禁制の大峯山から降臨された蔵王権現さまをこの目で見るのは生涯最初で最後かもと胸がいっぱいになりました。
権現さまを山からお連れする過程の映像(担当は日通の専門社員の方たちらしい)も興味シンシン。

金峯山寺の青い権現さまのVR映像は大迫力で、肉眼では見ることができない細部まで大写しで何度でも見たくなりましたし、また吉野のお山に会いに行きたくもなりました。

仏像ばかりでなく吉野曼荼羅や絵巻物もおもしろくて、知らなかったお話もザクザク出てきました。
日蔵(道賢)上人が金峯山で修行中に死んでしまい、霊魂となった時に、罪なき菅原道真を陥れた罰で地獄の六道を彷徨う醍醐天皇と出会い、深く悔いている醍醐天皇に「息子に道真の霊を慰めるよう伝えてほしい」と乞われ、やがて生き返って現世に戻った日蔵上人は、醍醐天皇のお子様の朱雀天皇にそのことを伝え、朱雀天皇は大宰府天満宮で道真を手厚く供養されたというお話なんて「へえええぇぇ!」と思いながら読みました。



続きがあります
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2026年05月03日

アンハピネスは突然に


4月30日(木)午前11時30分ごろ 梅田某所で転倒しました。
雨で濡れていた舗道で滑ったのですが、この場所は以前にも転んだことがあって、気をつけて歩いていたのにまた転倒してしまって、精神的にも二重のショック。

・・・とはいえ、すぐに立ち上がり、阪急電車に乗って宝塚に向かいました。
この日は宝塚大劇場で月組 本公演からの新人公演観劇というマチソワの予定。
左ひざが痛かったのですが、見たところ特に目立った外傷や腫れもない様子で、劇場で会った友人にも笑って話したものでした。

ところが
時間が経っても痛みが治まるどころかひどくなる一方で、特にしばらく座っていて立ち上がる時には思わず「うっ!」と声が出そうになるくらい激痛が走るようになりました。

今晩寝て明日になったら治ってないかなぁ、と思いながら早々と就寝。
寝返りも打てないくらい痛かったですが、途中から記憶がないので眠れたのでしょう←
翌朝、治っているなどということはもちろんなく、

5月1日(金)整形外科受診。

概要をお話した先生は私の膝を触診するなり「水か血がたまっている。多分靭帯が炎症を起こしているのでしょう」と。
レントゲン撮影もしましたが骨に異常はなく、やはり靭帯損傷ということで「いややろうけど、まず水か血かを抜きます」ということで、抜いたところ注射器いっぱいの赤い血まじりの水が💦


「ギプスでもいいけど大層になるから」ということでサポーター装着。
湿布薬を貼るとその形に赤くかぶれるくらい敏感肌なので湿布はなしで飲み薬だけ処方されました。
「全治1ヵ月ぐらい」ということで、「自転車とか乗れないですかね?」とお尋ねすると
「痛くて乗れないと思いますよ」と半ばあきれながら苦笑されました。


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ただ今こんな感じ。
痛みはありますが、立ち上がる時の激痛はなくなり、サポーターのおかげで歩くのも少し楽になりました。
座ったり立ち上がったり歩いたり、動作は驚くほどスローモーションですが、何とか日常生活は大過なくできています。
もちろん食欲も落ちることなく(≧∇≦)
幸いなことにこのゴールデンウィークは観劇が数本あるのみでゆったりしたスケジュールですので、無理せずのんびり過ごしたいと思います。
手始めに昨日今日(5/2-3)完全引きこもりでございます。




骨折しなかったのが不幸中の幸い・・・なのか? の地獄度 (total 2527 vs 2536 )





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2026年04月13日

花組のミライも明るい 花組「蒼月抄」新人公演


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花組「蒼月抄」は新人公演も観ることができました。
鏡星珠くん 翠笙芹南ちゃん 新公初主演おめでとう🎉


宝塚歌劇 花組公演
グランド・ラメント 「蒼月抄」-平家終焉の契り- 新人公演
作・演出:熊倉飛鳥  
新人公演担当:菅谷 元
出演:鏡 星珠  翠笙芹南  遼 美来  月世 麗  夏希真斗  
湖春ひめ花  宇咲 瞬  風美はる帆  彩葉ゆめ ほか

2026年3月12日(木) 6:00pm 宝塚大劇場 2階9列下手
(上演時間: 1時間40分)



本公演の感想はこちら


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花組久しぶりの和物で殺陣も多くてハードル高かったと思いますが、とてもよき新公でした。
本公演のワタクシの泣きポイント・・・教経が重衡の言葉を伝えに来るところでちゃんと泣けました。



鏡 星珠(平知盛/本役・永久輝せあ)
歌うまの鏡星珠くん。
今回のショー「EL DESEO」でも一場面ソロで美声を聴かせてくれていますが、新公でも歌うまぶりを如何なく発揮。
口跡よく台詞がよく届くお芝居。小柄で童顔の印象がありましたが、甲冑もよくお似合いでした。


翠笙芹南(明子/星空美咲)
109期の娘役の中でも注目度高かった翠笙芹南さん。
すいしょうせりなって読み方難しいですよね(^^ゞ
大人っぽい印象の明子でした。
美人さんで歌もお芝居もうまくてこれから活躍の場も広がりそうです。


遼 美来(平重衡/聖乃あすか)
辛抱役な面もあって若手には難しそうですが、本役の聖乃さん同様、品のある美貌が映えていました。


月世 麗(平教経/極美慎)
長身の月世くん。
それだけでも本役の極美慎さんを彷彿とさせるのに、声も台詞まわしも極美さん完コピで、すごくよく観て勉強したんだろうなと感心。


宇咲 瞬(源義経/希波らいと)
本役 希波らいとさんのサイコパス味ある義経の役づくりが好きなのですが、宇咲瞬くんはもう少し”人”でした。
このあたり、教経の月世くんと対照的で、本役に寄せるのも、別の解釈をするのも、それぞれ努力や工夫の跡が伺えて、新人公演を観る楽しみでもあります。


夏希真斗(平清盛/英真なおき)
新公長の期の夏希くん。
前回新人公演主演経験済みで、さすがに落ち着いていて貫禄の演技でした。
長身でよく通る声。
場を圧するような清盛のカリスマ性がよく出ていました。


湖春ひめ花(四条局/朝葉ことの
いいだろうなと思っていたのですが、期待通りとても良くて、歌声も綺麗で退団が本当に惜しいです。


風美はる帆(平知章/美空真瑠)
観ている者の涙を絞る知章は若手の儲け役と思いますが、しっかりした台詞で強く印象づけていました。


他に、彩葉ゆめさんが本役 七彩はづきさんの輔子(重衡の妻)を演じていましたが、やはり華があって何をやっても上手いなと思いました。
次の新人公演は「エリザベート」ですが、シシィかしら??


戦闘シーンが多く、殺陣もみんなよく奮闘していましたが、スローモーションになると途端に腰が高くなったり、形が崩れたりしていて、やはりあれば難しいんだなと思うと同時に本公演のレベルの高さを改めて思い知ることとなりました。


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やっぱり花組下級生まだまだお顔がわからない・・・勉強しなくては の地獄度 (total 2527 vs 2533 )



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2026年04月09日

花組公演グルメ


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花組は4回しか(しか?(≧▽≦) 観ていませんので、公演メニューコンプリートという訳にはいかなかったのですが、おいしくいただいたものたち。

冒頭の画像はジェラートショップ ボヌールの公演デザート
「餡ノ浦の契り」

ジェラート大好きなのでこちらの公演デザートはどの組にかかわらずマストです。


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上から見るとこんな感じ
ジェラートは抹茶
ウエハース代わりのもなかがパリパリでおいしかったです。




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カフェテリア フルールの新メニュー 「スターパレット~FLOWER~」 
リニューアル前のフルールで提供されていた「スターバスケット」がパレットに載って帰ってきた感じかな。
おいしいのですが、スターバスケットの頃からそうだったのだけど、パンが冷たいのがなぁ・・・




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こちらもフルールで公演デザート
「白月抄ーみたらしの香りー」
キュートなビジュアル
たまたまなのかもしれませんが、私がいただいたものはお団子が硬かったです。




これだけ?いややっぱり少ないですよね(少ない?) の地獄度 (total 2527 vs 2532 )




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2026年04月07日

"欲望”という名のショー 花組 「EL DESEO」


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                           ©宝塚歌劇団


指田珠子先生の手にかかるとラテンショーもこうなるのか、な「EL DESEO」(エル・デセーオ)。
「EL DESEO」(エル・デセーオ)はスペイン語で ”欲望” という意味だとか。


宝塚歌劇 花組公演
スパイシー・ショー 「EL DESEO」
作・演出:指田珠子   
作曲・編曲:青木朝子  手島恭子  玉麻尚一  斉藤恒芳
音楽指揮:佐々田愛一郎
振付:御織ゆみ乃  平澤 智  ANJU  大村俊介 [SHUN]  港ゆりか
装置:國包洋子   衣装:有村 淳
(上演時間: 55分)

出演者(英真なおきさん除く)、観劇日時は「蒼月抄」と同じ(こちら



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指田先生は「ノバ・ボサ・ノバ」がお好きだそうですが、あの作品のようにストーリー性があるということではなく、国や場所も特定しない・・・けれどもラテン、というショー。
衣装の色づかいやデザインが独特で(衣装は有村淳先生ですがちょっとイメージ違う)「ほう・・」という感じで観ていたのですが、クンバンチェロの場面で「DDやん!」(柚希礼音さん退団公演「Dear DIAMOND!!」の衣装)とグッと前のめりになった星組脳です(そこ?\(//∇//)\)

もう一つ
聖乃あすかさんと極美慎さんの登場場面すべてシンメトリーで、大切な大切な極美くんを星組から送り出した身(←立ち位置)といたしましては花組での活躍がうれしい反面、「そこまで揃えなくても・・・」とは思いました。
それはそれとして、白い大きな羽根背負ってキラキラ輝く極美くん、胸熱でした。


以下は印象に残った場面あれこれ


♥熱帯雨林
プロローグ
聖乃あすか・極美慎・侑輝大弥・希波らいと の4人が紫色のドレスを纏って妖艶な雰囲気で銀橋に登場。
初日レポで「女装祭り!」と話題になりましたが、あれは男でも女でもなく、夜光虫ということだそうです。
プログラムでは「オルキデア」という名前になっていますので、蘭の花の精みたいな感じかな。
黒のレースの手袋を口にくわえて脱ぐのですが、私が観た4回中2回、極美くんは最後まで脱げなくて歩きながらはずしていました(≧▽≦)
聖乃さんはいつもちゃんとできてた(ように思う)。

総踊りの後、永久輝せあさんが銀橋に残って ♪愛がメラメラ
金髪ロン毛の永久輝さん。
あの三白眼に捌ける前は「チュ!」とキス音響かせていましたが、e+貸切の時はここ「イープラス」とおっしゃっていました。


♥ダンスオフ
海辺のリゾートで観光客がのんびり踊っていると、男たち(グアイ)を引き連れた赤い衣装の聖乃あすかさんが現れて踊り、対抗するように女たち(ボニータ)を引き連れた緑の衣装の極美慎さんが踊るというダンス対決の場面。
どちらも素敵なのですが、娘役の中でひと際目立つ極美さんがちょっと得した感じかな。


♥路地裏酒場
ANJU先生振付のタンゴの場面。
マフィア(永久輝せあ)がボスの女(星空美咲)と禁断の逢瀬を楽しむけれども・・・というストーリーがダンスだけで紡がれます。
永久輝さんのスーツも一人タンゴもとてもステキでした。
前の場面で爆踊りしていた聖乃さん、極美さんもマフィアとして出てきてオドロキ・・・少し休ませてと思ったり。
ボス(紫門ゆりや)が現れて、女さんは手の平返したようにボスにくっついて行くものの、峰果とわマフィアが思わせぶりなポーズして、姿が見えなくなったところで銃声が響いて、永久輝さんが絶望するという幕切れ。
ボスは女さんを制裁するとともに、永久輝さんマフィアにも一番コタえるやり方で罰を下したということですね。マフィアの世界、やはりコワい。


♥メキシコの祭り
中詰は華やかなお祭り。
ガイコツのコスチュームはいかがなものかと思いましたが、客席降りで盛り上がりました。
ハイタッチしない客席降りで、どちらかというと私はこの方が好きです。
1階後方で観た時は極美さんが目の前に来て手を振ってくれたので、手がちぎれそうなくらいぶんぶん振り返しました👋
2階A席ドセンだった時は目の前が彩葉ゆめさんで、ニコニコ笑いながら見ていたらいきなり指差しされまして、恐ろしい子!となりました(≧▽≦)


♥Remember me
中詰の後は星空さんが残って、一之瀬航季さん、希波らいとさんとともに ♪Remember me~と歌う場面。
退団者の場面にもなっていて、鈴美椰なつ紀さん、湖春ひめ花さんのお二人が登場すると毎回拍手が起きていましたが、千穐楽は割れんばかりの万雷の拍手でウルウルしました。


♥獣の血
砂漠で人を喰らう猛禽(聖乃あすか)・蠍(極美慎)とハンター(永久輝せあ)が対決する場面。
聖乃さん→極美さんの順に登場するのですが、ここまであまりにもシンメすぎて、聖乃さん出てきた時点で「ふーん、この後極美くん出てくるのね」と思いました。
今回この二人にスポット当たり過ぎていて下級生にあまり活躍の場がないかなーと思っていたのですが、ここは歌手で鏡星珠さんがソロをもらっていてよき。


♥クンバンチェロと黒燕尾
こんなアレンジ初めて聴いたな、なクンバンチェロからロケットを挟んで黒燕尾は本当にアガリます。
何度でも観たいくらいでした。


♥花組ポーズ
千穐楽恒例の花組ポーズ。
星組パッション!はこれまで幾度となくやってきた不肖スキップ、この日客席で花組ポーズ デビューいたしました💮



パレード:
エトワール 湖春ひめ花
一之瀬航季  七彩はづき  侑輝大弥
希波らいと  美羽愛
極美慎
聖乃あすか
星空美咲
永久輝せあ

極美慎さん 二番手大羽根おめでとう



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千穐楽の白い光景はいつ見ても胸がキュッとなります。



お芝居、ショーともによかったけれど、花組下級生 まだまだお顔がわからなくてあまり深堀りできず💦 のごくらく地獄度 (total 2527 vs 2531 )



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2026年04月05日

残るのは名誉と自分の心の温かさ 「井上芳雄 トーク&パフォーマンス」


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梅花女子大学の舞台芸術表現学科開設記念スペシャルイベント。
劇場(多分梅田芸術劇場)でいただいたフライヤーの束を整理していてたまたま見つけました。
「え!?芳雄!!」と驚いて、先着順で応募開始かなり過ぎていましたが何とかお申込みできまして(恐らくほぼ最後の方に滑り込めたと思われ、ほどなく満席になっていました)、喜んで行ってまいりました。


梅花女子大学 舞台芸術表現学科開設記念 スペシャルイベント
特別講師:ミュージカル俳優/井上芳雄

第一部:トーク&パフォーマンス
第二部:クロストーク&質疑応答
出演:井上芳雄  謝 珠栄/ファシリテイター 中本千晶

2026年4月4日(土) 1:00pm 梅花女子大学 澤山記念ホール 2階JJ列下手
(上演時間: 2時間)  



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第一部:トーク&パフォーマンス

オープニングは梅花女子大学の学生さんたちのダンスパフォーマンス。
薄紫のドレスでひらひらと踊り

 ♪我らの憧れの井上芳雄さん
  もうすぐ目の前に登場するわよ〜

と歌うものだから爆笑してしまいました(周りの人あまり笑ってなかったけど😂)。
第2部のクロストークで謝珠栄先生ご自身が作詞された(もちろん振付も)とおっしゃっていました。
「最初歌詞見せた時みんな笑ってたけどね」と。
芳雄さんは「こんなに出にくかったことはない。東京に帰ろうかと思いました。」


ご挨拶の後、1曲目
「僕こそミュージック」

芳雄さんでこの曲をナマで聴くのは、 「モーツァルト!」の芳雄さんファイナル公演(2015年)以来ではないでしょうか。
このサイズのホールで芳雄さんの♪僕こそミュージック を浴びる至福。

歌は他に讃美歌を2曲。
312番 いつくしみ深き
358番 善き力にわれ囲まれ

小学生のころ、友だちのお父様が牧師さんだったので教会の日曜学校に通っていましたし、大学はプロテスタントの学校で礼拝があったりで、讃美歌には少なからず親しんできた不肖スキップ、どちらも大好きな讃美歌です。

358番の ♪たとえ主から差し出される盃は苦くとも 恐れず感謝を込めて 愛する手から受けよう
という歌詞がとても印象的だったのですが、まさかあの讃美歌を芳雄さんの声で聴ける日が来るなんて。

◆始まりは讃美歌
芳雄さんもご両親がクリスチャンだったので幼い頃から教会に行っていて、聖歌隊で讃美歌を歌い、ソロを歌ってほめられるようになったのが「歌が好き」と思うようになった始まりだそうです。

小学校5年の時に劇団四季の「CATS」を観てミュージカル俳優を志すようになったというのは有名な話ですが、これまでずっと「小学校4年の時」と思い込んでいらしたそうで、先日の取材で記者の人が調べてくださって劇団四季が福岡で公演したのは次の年」とわかったのだそうです。
「これまでずっと経歴詐称」ですって(笑)。
中学生でジャズダンス、高校生で声楽を習い始めたということで、やっぱり世に出る人は着々と努力と準備をしていうのだなぁと再認識。

梅花女子大学がキリスト教の学校ということで、クリスチャンになった(洗礼を受けた)経緯をご自身の口から聴けたのも貴重な機会でした。
昨年から始められたという韓国での歌のレッスンのお話も初めて聴いてとても興味深かったです。
韓国の先生にはまず「声が大き過ぎる」と言われたそうです。
「そんなに大きな声で歌わなくてもいい。なぜならミュージカルにはマイクがあるから」と。
ここ10年ぐらいレッスンは受けていなかったけれど、韓国の先生でまた新たな世界が開かれたように感じているそうです。

「ミュージカル俳優は歌、ダンス、芝居と3拍子揃わないとと思われがちですが、3つとも同じレベルで才能がある人はいないです。何か一つ、自分の強みを持つことが大事」
と舞台を目指す若者たちへのメッセージで締めくくられました。


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第二部:クロストーク&質疑応答

謝 珠栄先生と芳雄さんの出会いは2009年の「シェルブールの雨傘」。
「『エリザベート』のルドルフを観てこの人いいなと思ってた」と謝先生がおっしゃると、「その割には舞台に呼んでくれるまで時間かかりましたねw」と芳雄さん。

トーク、質疑応答ともに主に舞台を目指す若者向けでしたが舞台好きの私たちにももちろん興味深い内容で楽しかったです。
以下に印象に残ったことをいくつか。


◆大切なのはコネクトすること
ミュージカルで大切なのは、歌、ダンス、芝居を「コネクト」することだと思っています。
謝先生は「とにかくいろんなことに興味を持ちなさい」と繰り返しおっしゃっていました。


◆若者たちの質問
・普段のレッスンメニューは?
   韓国の先生のテープを聴きながらやるのですが、”楽に声を出す”ことを心がけています。
  
・朝早く声を出さないといけない時は?
   ストレッチと一緒で、少しずつ声帯を開いて起こす感じ。
   「今日万全だ」と思う日はない。どこか不調はあるけれど、その中で今日はどうかなと。
  
・壁にぶつかった時はどうする?
   初めて蜷川さんのお芝居に出た時は怒られてばかりで稽古場に行きたくなかった。
   「あのおじさん どっかいなくなればいいのに」「これ終わったら絶対お芝居やめてやる
  」と逆ギレしたりもしたけど、終わると違う考えになっています。違う景色が待っていて。
   一つ言えることは、作品の評判がよくないのは全部プロデューサーや演出家のせいだと
   いうこと。キャスティングする方が悪い。

   →これには謝先生も「その通り」とおっしゃっていました。

・声楽からミュージカルへ歌い方を変えるコツは?
   謝先生:台詞と一緒で”伝えること”に重きを置くこと。
   芳雄さん:相手を決める。
        1人で歌う時も、自分に歌っているのか、誰かに歌っているのか、
        あるいは神様に歌っているのか、忘れないようにすること。

・舞台に立つ時やオーディションの時、緊張しないようにするには?
   オーディションあまり受けたことないんですよねぇ、と芳雄さん。
   自分は舞台向きだと信じる。
   過去の自分と比べないでその日のベストを出すこと。
   演出家のデビッド・ルヴォーさんに言われた言葉「息をしなさい」を
   心がけています。
   
   →謝先生も「若い子たち、息をしていないことが多い」と。
   

・これはやってやったな、決まったなと思うのはどんな時?
   謝先生:終演した時にお客様の拍手の仕方で伝わるものがある。
   芳雄さん:自分の話がウケた時(笑)
        舞台上のトラブルを自分がうまく処理した時。
        ・・・終演後SNSとかめっちゃ見ちゃいます。
        「井上芳雄すごかった!」とか書かれていると
        「よし!」と思います。
        あと、思ったよりギャラが多かった時。

・舞台で一番心がけていることは?
   自分は稽古より本番で力を発揮できるタイプだと思い込む。
   以前、森光子さんに言われた「お客様は自分の味方だと思って出なさい」
   をずっと心に持っています。
   失敗したらどうしようとかいろいろ考えちゃうけど、
   客席もみーんな見方だと思っていれば、それがお客様にも伝わるから。


若者たちの質問にユーモアを混えつつ丁寧に答える芳雄さん、やっぱり好きだなと思いました。

そして

舞台は終わった後、何も残らない。
名誉と自分の心の温かさとプログラムだけ。
そこが舞台のよいところだと思います。

この言葉、まさに私がナマの舞台を好きなところで、ほんと芳雄ってば!となりました。
(私は演じる方ではないので名誉は残らないけれども)



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カワイイフューシャピンクのスクールバスに乗って到着した梅花女子大学 
トイレまでホテルみたいに綺麗でオドロキ



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これ無料でいいんですか? というくらい盛りだくさんでした のごくらく度 (total 2526 vs 2530 )



posted by スキップ at 19:28| Comment(0) | TrackBack(0) | エンタメ et. al | 更新情報をチェックする