2026年06月14日

電車のうちそと 一人ひとりのドラマ 『新宿発 8時15分』 


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シス・カンパニー公演 『新宿発 8時15分』 
作・演出:三谷幸喜作
音楽:荻野清子
美術:松井るみ   照明:三澤裕史  井上正弘   
衣装:前田文子   振付:本間憲一
出演:天海祐希  香取慎吾  尾上松也  ウエンツ瑛士  シルビア・グラブ  
新納慎也  今井朋彦  秋元才加  峯村リエ  藤本隆宏  小澤雄太  
大野泰  中島亜梨沙  小林隆  浅野和之

2026年5月7日(木) 1:00pm SkyシアターMBS 1階C列センター/
5月17日(日) 11:00pm 1階B列下手
(上演時間: 1時間40分)



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新宿を午前8時15分に発車したカマタマ線が接触事故を起こし、線路上で緊急停止。
接触したのは少女と彼女を助けた父親。その後の姿が見えない2人の安全を確認するため、輸送指令センターの指揮で車掌、駅員、消防、警察が動き出す中、電車に閉じ込められた乗客たちは・・・。

人身事故で止まってしまった電車の乗客や鉄道関係者たちを描く群像劇。
15名の出演者が100以上の役を演じているのだとか。
舞台の上手下手両側にハンガーにかけられた衣裳がずらりと並びその前に椅子。
椅子に座った役者さんが出番が近くなると衣裳をつけに行ったり。

8時15分発で電車のラストで運行再開する時刻が9時55分。
ちょうど上演時間の1時間40分になっているの、いかにも三谷さんらしい。

ほぼほぼ笑いでちょっぴりミステリー仕立て。
それぞれの事情を抱えた乗客一人ひとりに向けた三谷さんの視線が温かい。
そして乗客ばかりではなく運航側の苦労も描いているのも、普段乗客の立場にしかならないであろう私たちに新鮮でした。
乗客でもなく関係者でもなく、ただひとり一見この列車事故と関わりなさそうな人物に収束するラストが切なかったです。

尾上松也さん シルビア・グラブさん 新納慎也さんといった歌える人たち(みんな歌えるけれど)にザ・ミュージカルな大ナンバーがあって聴かせてくれたり、天海祐希さんにあんなことこんなことやらせたり、乗客が家に残してきたペットの亀ちゃんを救うために他の乗客が数珠つなぎのように連携していって大収束したり、オーディションに間に合わないと落ち込む乗客をみんなで立ち上がらせたり、笑ったりほろりとしたり満載で1時間40分に収める三谷幸喜さんの手腕が光ります。
同じ劇場で観たせいもあってか、ちょっぴり「カム フロム アウェイ」を思い出したりもしました。

香取慎吾さんの歌う「京王線の準急と快速の違い」みたいな曲、多分東京では笑うネタなのでしょうが関西人にはあまりピンとこず・・・でも最後に「阪急電車」ネタ入れてきたのはさすが三谷さんでした。
香取慎吾さんといえば、出演者みな同じ衣装で勢揃いするオープニングで舞台もまだ薄暗い中、香取さんだけバチっとわかってさすがのオーラだなと感心しました。

みんなでボックスステップみたいな振りでダンスするところ、尾上松也さんが一番キレッキレに踊っていて、これならナートゥ(「RRR」)イケるかも、と思いました(そこ?(≧▽≦))




チケ難の中、2回(しかも1回は大阪千穐楽)も観ることができてラッキーでしたが、どちらも前方席ばかりで一度は引きで観てみたかったな、などど観客(というかワタクシ)はどこまでも強欲なものよ のごくらく地獄度 (total 2537 vs 2546 )




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2026年06月11日

ひのとりに乗って名古屋へ・・・のはずが


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昨日は名古屋・・・というか御園座へ行ってきました。

宝塚歌劇星組公演『花より男子II』-Shooting STAR- をマチソワ観劇して、ランチも劇場内でテイクアウトのサンドイッチ食べて、マチソワ間も劇場のすぐ近くでアイスコーヒー飲んだだけという、宝塚でももう少し外行くよね、な1日。

今回は往復とも近鉄特急ひのとり利用
・・・のはずでしたが、難波駅に着いてみたら、予約していた 8:00発の列車が人身事故の影響でなんと!運転取りやめ。
次のアーバンライナーはすでに満席で、その次の列車だと開演時間に間に合わない、ということで、急遽新大阪に向かって新幹線に変更しました。
結果、予定時刻より早く名古屋に到着しましたが。

帰りは無事に予定通りのひのとり乗車。
18:35ごろ終演して、劇場で会ったお友だちにご挨拶して、伏見から名古屋駅に移動して、飲み物と風来坊の手羽先から揚げ買って、19:00発のひのとりに余裕で乗車できたワタシ エライ(自画自賛)。


冒頭の画像はひのとりの窓から見た夕焼けまじりの空です。
ちなみに、平日の夜ということもあってかひのとりはガラガラで車内とても静かで快適でした。
平日はいつもこんな感じなのかなと少し心配にはなりますが。



数ある列車の中で私が乗るひのとりだけ運転取りやめってどーよ? の地獄度 (total 2536 vs 2545 )



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2026年06月09日

パンケーキと和紅茶のセット @リーガロイヤルホテル


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『チャーリーとチョコレート工場』観た後はスイーツ食べたくなるよね〜とフェスティバルホールからぷらぷら歩いてリーガロイヤルホテルのラウンジへ。


リーガロイヤルホテル大阪
大阪市北区中之島 5-3-68
tel: 06-6448-1121



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リーガロイヤルホテル大阪1階のメインラウンジは、数ある大阪のホテルラウンジで私のお気に入りトップスリーのひとつ。
天井高くゆったりした空間で緑の庭園と滝を眺めながらくつろぐ時間は格別です。


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ロビーのあじさいの装花も綺麗でした。



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パンケーキと和紅茶のセットいただきました。
和紅茶だから?カップ&ソーサーもティーコジーも和柄なのお洒落(冒頭の画像)。
パンケーキに乗っているのは生クリームではなくソフトクリーム。
マンゴーゴロゴロ おいし〜♪



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そして
やっぱりチョコレート味も食べたくて、ケントハウスさんでインペリアルショコラも買って帰ったのでした。
こちらもおいし〜🎵



え?チョコレートも買ったって言わなかった?・・・はいはい。リンツのチョコレートも買ったことはヒミツです← の地獄度 (total 2536 vs 2544 )



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2026年06月08日

ピュア・イマジネーションがあれば 『チャーリーとチョコレート工場』


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2023年に帝国劇場で日本初演されたミュージカルの再演。
初演は観ていなくて今回初めてでした。
ジョニー・デップ主演の映画はずいぶん前に観たことあります。


ミュージカル 『チャーリーとチョコレート工場』
脚本:デイヴィッド・グレイグ
音楽:マーク・シェイマン
歌詞:スコット・ウィットマン/マーク・シェイマン
原作:ロアルド・ダール
映画版楽曲:レスリー・ブリカッス/アンソニー・ニューリー
日本版翻訳・演出:ウォーリー木下
訳詞:森 雪之丞   振付:YOSHIE  松田尚子
アートディレクション:増田セバスチャン
音楽監督:塩田明弘   美術:石原 敬   照明:藤井逸平   
映像:鈴木岳人   衣裳:小西 翔

出演:堂本光一  観月ありさ  鈴木ほのか
芋洗坂係長  岸 祐二  彩吹真央  小堺一機
小金輝久/瀧上颯太/古正悠希也(トリプルキャスト)
有澤 奏/渡邉隼人(Wキャスト)
寺田美蘭/原ののか(Wキャスト)
木村律花/吉田璃杏(Wキャスト)
大園尭楽/小山新太(Wキャスト)ほか

2026年6月6日(土) 12:30pm フェスティバルホール 1階7列(2列目)上手
(上演時間: 3時間/休憩 30分)



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ストーリー:
働き者の母(観月ありさ)やジョーじいちゃん(小堺一機)たちと貧しいながらも仲良く暮らしているチャーリー・バケット(小金輝久)は心優しい男の子。
年に一度、自分の誕生日に「ウォンカのとびきり最高めちゃうまチョコ」を買ってもらうことを楽しみにしていました。
一方、人間不信に陥り世間から身を隠し、自らのチョコレート工場に閉じこもり続けているウィリー・ウォンカ(堂本光一)。
ある日、「ウォンカ自身の案内でウォンカのチョコレート工場が公開される」という驚くニュースが世界中を駆け巡ります。
5枚のゴールデンチケットをチョコレートに忍ばせて、それを引き当てた者が工場見学に参加できるというニュースにチャーリーも大喜びしますが、チョコレートを買うお金はありません。
次々とゴールデンチケットの当選者が発表され、とうとう残りの1枚になった時、チャーリーに奇跡が起こってゴールデンチケットを手に入れることができます。
5人の当選者たちはそれぞれ父や母に付き添われ(チャーリーはジョーじいちゃんと)ウォンカのチョコレート工場へと入るのでした・・・。


原作は、1964年に出版されたロアルド・ダールの『チョコレート工場の秘密』。
1971年と2005年に映画化されています・・・私が観たのは2005年のティム・バートン監督版でした。
ミュージカルとしては2013年にロンドンのウエスト・エンドで初演されて、2017年にブロードウェイで上演されたそうです。


物語は基本的に映画(というか、読んだことありませんが原作?)通りに展開しますが、
 ポップでカラフルな舞台
 雪が降ったりシャボン玉が飛んだり
 チョコレートの甘い香りが漂ってきたり
 ガラスのエレベーターが浮遊したり
と、楽しい演出がふんだんに採り入れられて、より”誰でも楽しめる”舞台になっていました。
あのワンダーランドみたいなチョコレート工場を舞台に乗せるとこうなるのね。
増田セバスチャンさんがアートディレクションを担当、「世界基準の物語に、日本ならではの色彩と遊び心を融合させた、唯一無二のステージとなりました」と公式ページにありましたので、あのポップ感はこの舞台だからこそなのかな。
スイートな中にビターでダークな雰囲気は映画の方が強く感じられた印象です。


堂本光一くんはウィリー・ウォンカのようなミステリアスで気難しくて浮世離れしたキャラクターがとてもよくお似合い。
シニカルで醒めた雰囲気の裏に人間不信や生きづらさを抱えながら、人の本質を見抜く目を持つ天才的な人物というあたりも。
歌声も久しぶりに堪能しました。
「チョコレートづくりに一番大切なのはイマジネーション」というウォンカが歌う "Pure Imagination" 素敵でした。
シルクハットや華やかな衣装が似合うのも光一くんならでは。


この作品に限らず、オーディションを勝ち抜いたであろう子役ちゃんたちの歌の上手さには毎回驚かされます。
私が観た日のチャーリーは小金輝久くん。
突き抜けるような伸びやかなボーイソプラノ。
ゴールデンチケット当たった他の4人もみんなすばらしかったです。
ただ、4人それぞれに紹介的なソロがあって、工場見学の中で一人またひとりと脱落していく過程も4人描かれるのはちょっと冗長な印象も受けました。


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持っていたチケット 7列だったのですが劇場入ったら2列目でわぉ❣️となりました。
上演中以外は撮影OKなのもうれしい。


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幕間には舞台に降り積もった雪をお掃除されていました



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舞台の上手、下手のセット
とても細かくつくり込まれていて見入ってしまいました。





案の定 チョコレート食べたくなってたくさん買って帰りましたよね~ のごくらく地獄度 (total 2536 vs 2543 )


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2026年06月04日

シン・礼真琴始動 『BOOP! The Musical』


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礼真琴さんの宝塚歌劇団退団後初舞台(コンサート『Flare』はあったけれども)。
日本初演のミュージカルです。
『バーレスク』の中止が発表された時はこの世の終わりくらい絶望しましたが、この作品を選んで、持ってきて、ここまで仕上げてくださったクリエイティブ・スタッフ・関係者の皆さますべてに感謝しかありません。
もちろんキャスト皆さますばらしくて、とてもステキなカンパニー。

解き放たれたように歌い踊る礼さん観ていたら涙ポロポロこぼれました。
シン・礼真琴始動です


初日と2日目(Wキャストの初日)を観ました。
この後、東京は元より、大阪、福岡とたくさん観る予定(←)ですが、次の観劇まで少し間があきますので、まずは初日開いてすぐのザクっとした感想を。


『BOOP! The Musical』
脚本:ボブ・マーティン
音楽:デイヴィッド・フォスター
作詞:スーザン・バーケンヘッド
演出・振付:ジェリー・ミッチェル
キャラクター原案:マックス・フライシャー
美術:デイヴィッド・ロックウェル  衣装:グレッグ・バーンズ  照明:フィリップ・ローゼンバーグ
翻訳・訳詞:土器屋利行  音楽監督補 :前嶋康明

出演:礼真琴  松下優也/水江建太(Wキャスト)  鈴木瑛美子/藤森蓮華(Wキャスト)
渡辺大輔/中河内雅貴(Wキャスト)  まりゑ  青柳塁斗  
大澄賢也 / 東山義久(Wキャスト)  柚希礼音 ほか
パジー(パペット操者):JIJO  阿多田まる

2026年5月27日(水) 6:00pm 東急シアターオーブ 1階18列センター/
5月28日(木) 1:00pm 2階6列センター
(上演時間: 2時間40分/休憩 25分)



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ストーリー:
1930年代、白黒のトゥーンタウン。
永遠のスター ベティー ブープ(礼真琴)は「本当のあなたは?」と問われ、笑顔で「みんなが思い描く人」と答えました。
でも彼女が願っていたのは、スポットライトの外の“平凡な一日”。
ある日、発明家で祖父のような存在のグランピー(大澄賢也 / 東山義久)の装置を使って、ベティーはカラフルな現代のニューヨークへタイムワープします。
夢を追う青年 ドウェイン(松下優也/水江建太)、 彼の妹のような存在でベティーの大ファンのトリーシャ(鈴木瑛美子/藤森蓮華)、その叔母で活動家の キャロル(まりゑ)、ニューヨーク市長候補 レイモンド(渡辺大輔/中河内雅貴)たちと出会い、彼女の存在が街と人々の未来を動かしていきます。
一方、 ベティーを追ってきたグランピーは、かつての恋人で宇宙物理学者の ヴァレンティーナ (柚希礼音)と40年ぶりに再会を果たします。
ベティーもドウェインと心を通わせるようになりますが、ベティーがいなくなったことで消滅の危機に陥ったトゥーンタウンを守るために、ベティーは帰らなければならなくなり・・・。


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ベティーちゃんのキャラクターは知っているけれどアニメは見たことはなくて、お稽古場映像以外は事前情報全く入れずに観たのですが、最初の感想は「何これ楽しい〜🎵」でした。

白黒アニメの世界とポップでカラフルなリアルワールド。
美術も映像も衣裳も、まるで3D絵本かディズニアニメのよう。
レプリカ公演で、すべてブロードウェイの舞台をそのまま再現しているということで、リアルアメリカンミュージカルを観ている感覚でほんとうに楽しい。

その中で繰り広げられるショーアップされたステージ。
ハイクオリティの歌とダンス。
白黒の世界でいきなり始まる風車のタップダンスは圧巻。
二幕冒頭 Where is Betty? のナンバーの白黒↔カラーの世界の変化の鮮やかさ・・・初日は客席からどよめきが起こっていました。
最初、衣裳の仕掛けがわからなくて「どうなってるの?!」と驚いたり。

一幕終わりのジャズバーでベティーが歌う Where I Wanna Be
直訳すると「私が望む場所」とか「私がいたい場所」になると思うのですが、これを「ここ好きかも」と訳詞した土器屋利行さん天才では?
しかも「ここ好きかも ここ好きかも」と繰り返してラストだけ「ここ好きだよ」だなんて!
ステージに上げられて「恥ずかしい~」と言いつつ音楽始まるとバシッとキメて歌い始める礼真琴ベティーのイケメンぶりよ。


物語としてはファンタジーで、いささか私の苦手とする分野。
ですが、本当の自分探しとか夢を諦めない心とか、刺さる言葉や歌詞がたくさん。
ベティー自身の成長物語であると同時に、 ドウェインの、トリーシャの、キャロルの・・・ベティーを取り巻く人々の成長物語でもあり、市井の片隅に生きる私たちの心に響く、勇気をくれる物語にもなっています。
そして、胸キュンの愛の物語でもあり。

心を抉られるような人間ドラマを求める人にはもしかしたらもの足りなく感じるかもしれませんが、観ている間も終わってからも幸せで満たされて、笑顔で劇場を後にできるハッピーミュージカル。


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礼真琴さんベティー。
これでもか、というくらいキュートでコケティッシュ。 
しなやかで華やかでパワフル。
あ〜アメリカのアニメってこんな感じだよね、という話し方に始まって、歩き方や仕草もアニメから抜け出てきたよう。
それがリアル世界では段々普通になって・・・。
歌唱は圧巻。
七色の声を持つ礼さんですが、愛くるしさとカッコよさ、パワフルが共存した歌唱は聴き惚れるを通り越してトリハダものでした。
礼さんベティーが歌う Something To Shout About のすばらしさはこれから一生語っていきたい←
もちろんダンスはキレッキレ。
でもカーテンコールには知ってるいつものことちゃんがいてw


松下優也くんと水江建太くん。
2人のドウェイン 個性違っていて楽しいし、トリーシャの鈴木瑛美子さん 歌がお上手でビックリ。
1人ひとりあげてたらキリがないくらいキャスト皆さますばらしい。
パジーもとってもかわいい。

そしてヴァレンティーナの柚希礼音さん。
さすがの存在感と華、カッコよさ。
柚希さんの大きくて速くて綺麗なシェネ見られて嬉しかったし、今さらながら礼さんのダンスとタイプの違いを感じるなどしました。

見どころ聴きどころたくさんで、目も耳も足りません。
これから暑い夏を迎えますが、みんな元気で8月16日の大千穐楽まで揃って駆け抜けられますように❣️

ワタシも次に会える日を楽しみに、がんばって生きる!



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この2日間は撮影OKの特別カーテンコールありました。
こちらも目も耳も手も忙しかったけれど、本当に楽しかったです。


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初日の夜は道玄坂のお友だちのお店に伺って初日祝杯をあげました。




ハッピーミュージカル♪ 何回でも観たいしたくさんの人に観てほしい のごくらく度 (total 2535 vs 2542 )



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2026年05月30日

大阪松竹座ラストデイ


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2026年5月26日
大阪松竹座さよなら公演 『御名残五月大歌舞伎』 千穐楽  
大阪松竹座 最後の日でした。


数々の思い出がある松竹座。
まさか自分が生きている間にその最後を見送り日が来るなんて、思ってもいませんでした。


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私が初めて松竹座に行ったのは、松竹座がまだ映画館だったころ。
映画好きの父に連れられて「風と共に去りぬ」を観ました。
幼かった私は映画の内容はほとんど覚えていませんでしたが、松竹座の内装のモダンな雰囲気はとても印象に残っていました。

1997年に松竹座が劇場として新開場してからは、本当にたくさんの舞台を観てきました。
片岡仁左衛門さんはじめ、坂田藤十郎さん、中村勘三郎さん、そして高麗屋三代など数々の襲名披露興行。
劇団☆新感線は初めて松竹座で興行を打った「阿修羅城の瞳」(2000年・2003年)、「朧の森に棲む鬼」(2007年)。
「朧」は仕事帰りに夜の部を観たりして、3日に1回くらい松竹座に通っていた印象です。
千穐楽の幕間には古田新太さんが罰ゲームで、マダレの扮装のままいつも番頭さんたちがいらっしゃる1階ロビーのカウンターで不機嫌そうに(笑)サインしていただいた姿も忘れられません。
歌舞伎NEXT「阿弖流為」(2015年)も大好きだったな。

2005年8月から始めたこのブログを検索したところ、「松竹座」で最初にアップしたのは、2005年9月19日 『夢の仲蔵千本桜』でした(こちら)。
歌舞伎公演の最初は 2006年1月 『壽初春大歌舞伎』ニザ玉の「假名手本忠臣蔵」です(こちら)。
・・・いや、それにしても、この頃の感想雑だな💦


冒頭の画像は、千穐楽カーテンコールで仁左衛門さんの音頭で大阪締めをした後も拍手が鳴りやまず、最後幕が上がって仁左衛門さんから撮影許可が出て撮った画像です。
仁左衛門さんのご挨拶聴いていたら泣いてしまいました。



以下は千穐楽の松竹座。
劇場の内外で撮ったフォトレポ。



続きがあります
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2026年05月28日

ベティーちゃんに会いに東京へ


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この2日間 東京へ行ってきました。
『BOOP! The Musical』の初日、2日目を観ることが目的でしたので、「東急シアターオーブへ」と言った方が正しいかもしれません。

5月27日(水) お昼過ぎのフライトで大阪✈羽田。
一旦ホテルにチェックインして少し休憩した後、渋谷 東急シアターオーブへ。
18:00開演の『BOOP! The Musical』初日観劇。

すばらしい舞台にハイな気分のまま渋谷でお友だちがやっているお店へ伺って初日祝杯🍺
飲んだくれてホテルにご帰還。

5月28日(木)はゆっくり起きて、ホテル近くでブランチ、
13:00開演の『BOOP! The Musical』2日目(ダブルキャストの初日)観劇。
この2日間は撮影OKの特別カーテンコールもあって大盛り上がり

終演後は山手線経由で品川から新幹線で帰阪しました。
目も耳も幸せな2日間でした。


冒頭の画像は伊丹空港で駐機中の私が搭乗した飛行機。
一つ前の便が急に欠航になって、お隣のゲートにわらわらと人が集まっているのを横目に通りましたので、「キミは頼むよ。ちゃんと飛んでね」と願いを込めて撮りました。
そのおかげかどうかはわかりませんが、ちゃんと定刻どおりの快適フライトでした。



久しぶりに飛行機乗ったら大好きな機内販売も「JAL SHOP」のカタログもなくなっていて(3月1日かららしい)悲しみ の地獄度 (total 2533 vs 2539 )



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2026年05月25日

もたれ合う兄いもうと ケムリ研究室「サボテンの微笑み」


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ケラリーノ・サンドロヴィッチさんと緒川たまきさんの演劇ユニット ケムリ研究室。
大好きで no.1 からずっと観ています。


ケムリ研究室no.5 『サボテンの微笑み』
作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
美術:秋山光洋  照明:関口裕二  音楽:鈴木光介  衣装:伊藤佐智子
出演:緒川たまき  瀬戸康史  瀬戸さおり  清水伸
赤堀雅秋  萩原聖人  鈴木慶一

2026年4月25日(土) 12:00pm 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール 1階C列センター
(上演時間:3時間10分/休憩 20分)



世間とあまり関わりを持たない不器用で共依存の兄妹と彼らを取り巻く人々の、昭和2年の大晦日から1年間の物語。
笑いの中に苦み痛みも散りばめられていて、しみじみと切ない。

東京郊外の洋館で、温室で花を育てて暮らす学(赤堀雅秋)とその身辺の世話をする妹の空子(緒川たまき)。
親の遺産で不自由なく、二人とも結婚もせず引きこもって静かに暮らしていました。
ある日、日之出(瀬戸康史)と妻のマユミ(瀬戸さおり)が訪ねてきましたが、二人は別れ話の最中のよう。
さらには学の友人で流行作家の鳥羽(萩原聖人)もこの家を訪れます。
学はマユミに、空子は鳥羽に、それぞれ恋心を抱きますが・・・。

岸田國士の「温室の前」がモチーフになっているそうですが、読んだことも観たこともありません。


ケラさんには珍しくプロジェクションマッピングを使わないステージングが新鮮でした。
着物にハットやコート、昭和レトロな衣装に蓄音機、タイプライター、ストーブといった懐古調の道具立てもよき。
大きなガラス窓の向こうに見える緑溢れた温室がとてもステキで、私も中に入ってみたくなりました。

学と空子、それぞれにうまくいきそうな恋模様を観ていて、「これって、マユミと鳥羽が結ばれるってパターンだよね・・」と思っていたらその通りになって、「やっぱり~」となったところでそこはケラさん、最後に意外などんでん返しが待っていました。
「鳥羽ならまだしも、何であいつと・・・」っていう学さんの嘆き、ほんまそれ!という感じでした。

偏屈で内弁慶で時折激昂するけれどどこか憎めない兄・学の赤堀雅秋さんが、こんな赤堀さん初めて見たーな赤堀さんで新鮮でした。
そんな兄を「兄さま」と呼ぶ空子の緒川たまきさんはいつも変わらず表情豊かで愛らしくてとてもチャーミング。
お人形の声のアテレコもキュートでした。
この兄妹が何とも不器用でかわいくて、幸せになってほしいと思うのですが、二人にしかわからない世界観過ぎて、他の人は入り込めないし、二人もいざとなったら外へ出て行けないのかなぁと感じたりも。

他のキャストもみな達者で魅力的。
萩原聖人さんが色気ある渋おじで素敵でした。
ムーンライダーズの鈴木慶一さんのお元気なお姿も久しぶりに拝見できてうれしかったです(役柄は幽霊だけど)。



今年秋のナイロンの本公演も楽しみだけど大倉くん出ないのね のごくらく地獄度 (total 2533 vs 2538 )



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2026年05月24日

ケネディは泣きません 『メアリー・ステュアート』


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スコットランド女王 メアリー・ステュアート
イングランド女王 エリザベス一世
処刑されたメアリーとその執行書に署名したエリザベス
16世紀後半に実在した2人の女王の物語。


パルコ・プロデュース 2026『メアリー・ステュアート』
原作:フリードリッヒ・シラー
翻案:ロバート・アイク   翻訳:小田島則子
演出:栗山民也
美術:松井るみ   音楽:国広和毅   照明:おざわあつし   衣装:十川ヒロコ
出演:宮沢りえ   若村麻由美
橋本淳  木村達成  犬山イヌコ  谷田歩  大場泰正  
宮﨑秋人  釆澤靖起  阿南健治  久保酎吉  段田安則 ほか

2026年5月14日(木) 6:00pm 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール 1階H列センター
(上演時間: 3時間/休憩 20分)



見応え(というより聴き応えかな)ありました。
凄まじい熱量で繰り広げられる会話の応酬。

宮沢りえざん演じるメアリー・ステュアート。
若村麻由美さん演じるエリザベス一世。

カトリックのメアリーとプロテスタントのエリザベス
感情豊かで奔放なメアリーと冷徹で知的なエリザベス
三度結婚したメアリーと生涯独身を貫いたエリザベス
それぞれの立場とプライドが相容れることを許さなかった2人

その2人が対峙する場面の研ぎ澄まされたような緊迫感。

メアリーの生殺与奪権を握るエリザベスの立場が圧倒的優位に思えますが、エリザベス自身も正統でない出自に負い目を抱えていて、国民の声に怯え、決断ができないでいます。
「国王とは国王という身分の奴隷に過ぎない」という言葉が彼女の苦悩を象徴するかのようです。

エリザベスは、メアリー処刑後も「自分は(執行書)に署名しただけで、それをバーリー(谷田歩)に渡せとは言っていない」と、最後まで自分が決断したのではないという立場を貫こうとしますが、そこに彼女の弱さも苦渋もにじみ出ているようでした。
・・・それを思うと現米国大統領の精神的タフさは驚異だなと改めて感じ入りました。


メアリーは、許しを請うことに失敗したのちは、自分の運命と死を凛と受け容れます。
侍女たちに形見の品を渡して別れを告げ、真紅のドレスを纏って(これは史実らしい)処刑台への向かうメアリー。
ただ一つ彼女が望んだことは「乳母のケネディに手をとってもらいたい」ということ。
「女は泣くからダメだ」というバーリーに、「ケネディは泣きません」と毅然と言い放つメアリー。
その言葉どおり、それまでの泣き顔がうそのように静かな表情でメアリーの手をとるケネディ。
長く共に過ごしたふたりの絆の強さと信頼関係が見えて、目がしらが熱くなりました。

一方、メアリーの死後、寵臣レスター(橋本淳)を自ら遠ざけ、モーティマー(木村達成)は命を絶ち、重臣タルボット(段田安則)も去って、ひとり宮廷に残るエリザベス。
死をもって自由を手にしたメアリーと、孤独の淵に取り残されたエリザベス。
二人の結末もまた対照的でした。


ショートカットで素化粧に近いメイクの宮沢りえさんメアリー。
よく見る肖像画のような髪型とつくり込んだメイクの若村麻由美さんエリザベス。
二人の対照も印象的でした。
対決があまりにもバチバチだったのでカーテンコールで手を繋いで互いに顔見合わせて微笑むお二人に何だかほっとしました。
それにしてもりえちゃん 黒や真紅のシンプルなロングドレスの映えること。

天井高を活かしたモノトーンで無機質な舞台装着。
その床に差し込む光と影の陰影がそこに立つ人物の心象を表すような照明もステキでした。


ずいぶん前(2015年だった👀)に中谷美紀さんと神野三鈴さんの二人芝居で観たことがありますが、同じシラーの原作でも翻案や演出が違うとこんなに印象が変わるという、演劇ならではの醍醐味を味わいました。

そういえば、ロバート・アイクさんのロンドン初演時(2016年)は、主演俳優二人による舞台上でのコイントスで毎公演どちらの女王を演じるかを決めるという斬新な演出だったとか。
役者さんたちの負荷いかばかりかと思いますが、ちょっと観てみたいかも。



力量ある役者さん揃いの舞台は3時間でも少しも長く感じません のごくらく度 (total 2532 vs 2537 )



posted by スキップ at 18:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ミュージカル | 更新情報をチェックする