2024年07月21日

まるでドン・ジュアンそのもの 花組 「ドン・ジュアン」


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              ©宝塚歌劇団


宝塚歌劇花組 永久輝せあさん・星空美咲さんのトッププレお披露目は2004年にカナダにて初演されたフレンチミュージカル。
2016年 望海風斗さん主演の雪組で日本初演され、当時雪組だった永久輝さんご自身もラファエル役で出演されていた作品です。


宝塚歌劇 花組公演
ミュージカル 「ドン・ジュアン」
≪DON JUAN≫ un Spectacle Musical de FELIX GRAY
Licensed by NDP PROJECT
脚本・作詞・作曲:Félix Gray
潤色・演出:生田大和  
音楽監督・編曲:太田 健   
振付:桜木涼介  大石裕香  佐藤浩希  
擬闘:栗原直樹   装置:國包洋子   衣裳:有村淳 
出演: 永久輝せあ  星空美咲  紫門ゆりや  紅羽真希  綺城ひか理  
凛乃しづか  咲乃深音  希波らいと  天城れいん  美羽 愛  美空真瑠
/英真なおき  美穂圭子

2024年7月17日(水)3:30pm 御園座 1階9列センター
(上演時間: 3時間/休憩 30分)



物語の舞台はスペイン アンダルシア地方の街セビリア。
女と酒、そして快楽を追い求め、悪徳と放蕩の限りを尽くし数多の女達を魅了するプレイ・ボーイ ドン・ジュアン(永久輝せあ)。
ある夜、いつもの如く女との愛を愉しんでいたドン・ジュアンは、彼女の父である騎士団長(綺城ひか理)の怒りに触れ、決闘を申し込まれます。ドン・ジュアンは決闘に勝利しますが、騎士団長の亡霊が現れ「いずれ『愛』によって死ぬ。『愛』が呪いとなるのだ」と呪詛の言葉を遺します。騎士団長の言葉が呪いのように亡霊の姿で付きまとうようになる中、ドン・ジュアンは運命に導かれるように騎士団長の石像を作る彫刻家の娘 マリア(星空美咲)と出会いますが、マリアには結婚を誓い合って戦場へ赴いた恋人 ラファエル(天城れいん)がいました・・・。


観応え、聴き応えありました。
永久輝さん、星空さんはじめキャストの皆さんが表現力豊かに歌いこなす重厚でドラマチックな楽曲の数々。
フラメンコを基調にした華やかなダンス、騎士たちの足を踏み鳴らすタップのような躍動感あふれるダンスもカッコいい!

初演(2016年雪組)とも外部版(2019・2021年)とも脚本 演出 装置 衣装も変えて、しっかり花組御園座バージョンになっているあたり 生田大和先生やってくれます。

初演と外部版の違いで大きかったのは母親のエピソードがカットされたことでしたが、今回もそれは含まれていませんでした。
ここは私はあった方がドン・ジュアンの孤独がより伝わったのではないか派です。
放蕩に溺れるドン・ジュアンが求めていたのは「母の愛」だったのではなかったか。
ドン・ジュアンが歌う「悪の華」の歌詞に「神が捨てた俺を 女と酒が救う」とありますが、自分から母親を奪った神をずっと憎んでいて、それが彼を”神をも恐れぬ男”にしたのではなかったか。そんな彼が求めてやまなかった「母の愛」が唯一見えたのがマリアだったのではなかったか、と思うからです。

一幕の終わり方の違いも鮮明でした。
初演では、マリアに会いたい一心で騎士団長彫像完成除幕式に姿を見せるドン・ジュアンが、取り囲む人々に騎士団長殺しと蔑まれ、マリアに会わせず連れ出そうと揉み合う中、「彼は私に会いに来ただけよ」 「こんな像があるからいけないのね」とマリアが完成したばかりの石像にハンマーを振りかざして大きく崩れ落ちる騎士団長の石像、その前で手を取り合う2人・・・という幕切れでしたが、今回はセビリアの街の人々が総出でフラメンコを踊る中、ドン・ジュアンとマリアが登場してフラメンコを爆踊りするエンディングに。

そもそもマリアがつくる騎士団長の彫像はほとんど形になっていませんし、周りの人たちがドン・ジュアンを「騎士団長殺し」とまるで罪人のように言うのも薄められた印象でした。


まるでドン・ジュアンそのものの永久輝せあさん。
どうしようもない男なのだけど女がほっておけない色気があり、狂気もチラつく悪の華でありながら、心の底にピュアな部分も持っている・・・闇落ちしたような暗い瞳で、でもどこか醒めてもいる表情に、ひとこちゃんの三白眼が映える映える。

初演の時、「プロローグの兵士たちの中に、超イケメンがいる!とよく見たら永久輝せあさんでした」と感想を書いたくらいイケメンのひとこちゃんは正統派プリンス的なお役も多いですが、実はこんな心に闇を持った役が本当によくお似合い。
酒場の女の鎖骨にワインを流し込んで顔を突っ込んで飲んだり、アンダルシアの美女を目だけでクイッと呼ぶ仕草のセクシーなこと💕
ラファエルとの決闘の最後で自分が勝ったと剣を放して両手を広げて半笑いで迫っていく表情の凄み。
歌唱力も増し増しで、どのナンバーも聴き応えたっぷりでした。


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              ©宝塚歌劇団
プログラム表紙
ひとこちゃんの三白眼 際立っています


自分をしっかり持ったより強い女性として、凛と立つ印象の星空美咲さんマリア。
口跡よく台詞が聞き取りやすい声。伸びやかな歌声も力強いフラメンコのステップも素敵でした。
長身小顔で華やかな舞台姿もトップ娘役として十分な存在感です。
メイクや髪型はさらにブラッシュアップがんばっていただきたいところ。

これまでは思い込みが激しいちょっとイタイ女性と思っていたエルヴィラに初めて心を寄せられたと思える美羽愛さんがすばらしかったです。
可愛く清楚なビジュアルも、強い意志を持った瞳も印象的。
歌もこれまでの美羽さん史上ベストパフォーマンスなのではないかしら。

アンダルシアの美女に紫門ゆりやさんと聞いた時はとても驚きましたが、大胆な脱ぎっぷり(脱いでない)で妖艶なダンス。
最初はドン・ジュアンの方から積極的に仕掛けていって、一夜をともにした後は彼女の方がドン・ジュアンに夢中で彼はもう冷めている、というあたりを台詞なくダンスと表情だけで見せるところ、さすがでした。

ドン・ジュアンの親友で狂言回し的な役柄も兼ねるドン・カルロは希波らいとさん。
彼の歌からこの物語は幕を開けますが、らいとくんも歌唱力に磨きがかかって心情が切々と伝わってくる場面も。
突き放されも疎まれても、ドン・ジュアンを見捨てず忠告し続ける真摯さ、エルヴィラにひそかに心を寄せながら何もできないもどかしさ。
元より長身脚長でビジュアル抜群ですが、初演が彩風咲奈さんだったことを思うと、ドン・カルロは長身脚長ポジションなのか?

マリアの婚約者ラファエルは天城れいんさん。
「鴛鴦歌合戦」「アルカンシェル」と2作連続で新人公演主演も記憶に新しいれいんくん。期待の新人らしい溌剌とした演技と歌声。
「女は仕事なんかせず家に」という保守的な考えを持っていて、それがマリアを束縛していることに気づきもしない若さの傲慢で、ある意味ドン・ジュアンと同類かもしれないラファエル。大詰めでドン・ジュアンとの大立ち回りも大健闘でした。

初演でそのビジュアルに戦慄した騎士団長/亡霊は綺城ひか理さん。
今回も凝ったメイクでしたが隠しきれない美しさがこぼれ出てますますミステリアスに。
亡霊はやはり「エリザベート」のトートのように、ドン・ジュアンの心を投影した存在なのかなと初演と同じ印象を持ちましたが、綺城さんが演じることでそれがより強い印象となりました。
操っているようでいて、それは結局ドン・ジュアンが自ら選び取った運命であると。
声よし姿よしの綺城さんの迫力ありつつ細やかな演技がこの物語をしっかり支えていました。

それにつけても、毎日酒と女に溺れて剣の稽古や鍛錬なんて全くしていないドン・ジュアンに、騎士団長はもちろん、戦場からただ一人生き残って帰ってきた現役兵士のラファエルも全く歯が立たないって、ドン・ジュアン どれほど剣の天才なんだっていう・・・(というか、他の2人が情けないのか?)

初演と同じ役でご出演の専科のお2人-ドン・ジュアンの父親ドン・ルイの英真なおきさんとイザベルの美穂圭子さんも変わらぬすばらしい歌唱と存在感。
特に英真さんドン・ルイの由緒ある貴族の家の長としての威厳を保ちつつ息子のことを思いやる演技と歌に心打たれました。


数列前で柚香光さん&星風まどかさんが観劇されていてざわめく客席。
フィナーレではみんな嬉しそうにニコニコアピールしていましたが、永久輝さんがご挨拶で「今日は初めての2回公演でした」からの「客席の皆様の…皆様のっ!」と一歩前に踏み出してお2人に向かっておっしゃったのが本日のハイライト。



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御園座で宝塚歌劇の公演やるようになって毎回来ています。
薔薇に彩られたポスターが御園座レッドに映える~🌹




すばらしい舞台で、マチソワできなかったのが返す返すも残念 のごくらく地獄度 (total 2275 vs 2279 )

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2024年07月16日

星風まどか ミュージック・サロン 食事編


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さてさて 星風まどかミュージック・サロン お食事編です。



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左の画像はミュサロオリジナルカクテル Le météore 流れ星
右はノンアルコールカクテル Iris vent 虹の風(後ろにビールが隠れているのは内緒😅)



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ペルシエ・ド・ブルゴーニュとレンズ豆のレクタングル
キャロット・ラペとアスパラガスのサラダ グリビッシュソース



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オマール海老と鯛のナージュ トリュフを加えたジュ・ド・クリュスタッセ



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牛フィレ肉のグリル 赤葡萄酒風味のソース
じゃがいものグラタンと彩り野菜



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抹茶のガトー 薔薇の香りとともに



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おいしい食事やドリンクをいただいて、楽しいショーを観る、って本当に贅沢。
退団前のキラキラ煌めくトップ娘役さんがこれまでの宝塚人生のすべてを放出するようなショーならなおさら。
本当によいものを見せていただきました。




とはいえ4ヵ月も前では記憶も感動も薄れがち・・・いや自分のせいだけども の地獄度 (total 2272 vs 2276 <img src="//blog.seesaa.jp/images_g/1/99.gif" width="20" height="20">)




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2024年07月15日

歌姫降臨 星風まどかミュージック・サロン 「星ノ円居夜」


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ミュージック・サロンといえばこちらも。
星風まどかさん 二度目のミュサロでしたが、幸せなことに二度とも観ることができました。
前回のミュサロがもう3年前👀と驚きつつ “今”のまどかちゃんを堪能しました。

ポスター画像は左が宝塚ホテルで右は東京プリンスホテルのもの。


星風まどか ミュージック・サロン 「星ノ円居夜」(ほしのまどいよ)
構成・演出:谷 貴矢
音楽・指揮:太田 健   
振付:御織ゆみ乃   振付助手:千海華蘭   美術:國包洋子   衣裳:加藤真美 
出演:星風まどか  泉まいら  涼葉まれ  希波らいと

2024年3月29日(金) 18:30-19:45 ディナー /19:45-21:00 ショー 
宝塚ホテル 1階「宝寿」



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カワイイとカッコイイとキレイが大渋滞するプリンセス(これ、舞空瞳さんの時にも言った(^▽^;)
完全無比な娘役の中に垣間見えるお茶目でオトコマエな一面にも

楽曲はどれも聴き応えたっぷりで、ヴォーカリストとしての力量も存分に。
客席降りで真横で歌ってくれた時あまりにもキラッキラ✨で目が眩みそうでした。


・・・とはいうものの、3月のことですでに記憶は遠く💦セトリとお料理をサクッと振り返っておきます。


セットリスト
1. イントロダクション
2. 星ノ円居夜 (新曲)
3. In My Dream (アナスタシア)
4. You’re Easy To Dance With (TOP HAT)
5. Can You Feel the Love Tonight (ライオン・キング)
6. 私だけに (エリザベート)
7. 唱
8. ダンスホール
9. フレア
10. メロディー
11. 恋はスミレの花束 (The Fascination!)
12. 手紙 (うたかたの恋)
13. 巡礼の日々 愛の夢 (巡礼の年)
14. 花火きらきら (元禄バロックロック)
15. 鴛鴦歌合戦 (鴛鴦歌合戦)
16. GRAND MIRAGE! (GRAND MIRAGE!)
17. ENCHANTEMENT (ENCHANTEMENT)
Encore
18. Smiling Forever(新曲)



続きがあります
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2024年07月13日

カワイイもキレイもカッコイイ!も 舞空 瞳ミュージック・サロン「Dream in a Dream」


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ずいぶん時間があいてしまいましたが、星組別箱3チーム目は舞空瞳さんのミュージックサロン。
次の本公演で退団を控えた舞空瞳さん。最初で最後のミュージックサロンは、星組の同期生に囲まれたのびのび温かい雰囲気の中、カワイイもキレイもカッコイイもたっぷりつまった、いかにもなこちゃんらしいステキなショーでした。


舞空 瞳 ミュージック・サロン 「Dream in a Dream」~永遠の夢の中に~
構成・演出:三木章雄
音楽・指揮:𠮷田優子   編曲:竹内一宏  伊賀美樹子
振付:ANJU  AYAKO   美術:木戸真梨乃   衣裳:加藤真美 
出演:舞空 瞳  紅咲梨乃  奏碧タケル  鳳真斗愛  水乃ゆり

2024年5月16日(火) 18:30-19:45 ディナー /19:45-21:00 ショー 
宝塚ホテル 1階「宝寿」




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開演前(上)と終演後(下)のステージ 
少し色合いが違っていました


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そして、一番上には「102」(期)の数字が


セットリスト
1. Adios Nonino
2. Libertango
3. THE ENTERTAINER!(THE ENTERTAINER!)
4. Sante!! (Sante!!)
5. BEAUTIFUL GARDEN(BEAUTIFUL GARDEN-百花繚乱-)
6. EXCITER!!(EXCITER!!)
7. Miracle-Gift from the Forest- 奇跡・森からの贈り物 
 (ハンナのお花屋さん -Hanna's Florist-)
8. Part of Your World (The Little Mermaid)
9. Try Everything (ズートピア)
10. 過去は聞かない (カサブランカ)
11. 世界で一番好きな人(長い春の果てに)
12. 花は花 (虞美人-新たなる伝説)
13. 胸の高鳴り (誰がために鐘は鳴る)
14. 楽園を出た二人 (オーシャンズ11)
15. 心はいつも (パパラギ-極彩色のアリア-)
16. Ray-星の光- (Ray-星の光-)
17. Endress Night (GOD OF STARS-食聖-)
18. SI JE DEFAILLE くじけたら (ロックオペラ モーツァルト)
19. アイーダの信念 (王家に捧ぐ歌)
20. ME AND MY GIRL (ME AND MY GIRL)
21. Take it on the chin (ME AND MY GIRL)
22. Once you lose your heart(ME AND MY GIRL)
23. Aimer(ロミオとジュリエット)
Encore
24. 夢を味方に(絢香)




なこちゃんの宝塚大好きな気持ちが目いっぱい込められたセットリスト。

続きがあります
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2024年06月17日

星組 「BIG FISH」 エドワードを取り巻く人々編


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                              ©宝塚歌劇団



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                              ©宝塚歌劇団


一面に黄色い水仙の花咲くプロポーズの場面で一幕が終わって、二幕開演前はこの幕。
上が6月13日に撮ったもの。TLがざわついていたので自分が撮ったもの比べてみたら、
なるほど6月2日に撮ったもの(下)は水仙が直線になっていました。


作品の細かい好きポイントや礼真琴さんについては、延々と書き続けそうな勢いですが、いずれまた加筆するといたしまして、エドワードを取り巻く人々について。


宝塚歌劇 星組公演
ミュージカル 「BIG FISH(ビッグ・フィッシュ)」
脚本:JOHN AUGUST
音楽・作詞:ANDREW LIPPA
原作:DANIEL WALLACE
潤色・演出:稲葉太地


以下、スタッフ、出演者、観劇日時は本編の感想(こちら)と同じ



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ウィル:極美慎
”父と息子”の物語ということで、エドワードの次に重要な役割を担うウィル。
極美慎くんもそこのところはよく自覚していて最大限の力量を発揮していたのではないでしょうか。
元より高いポテンシャルを持っている人ですが、目覚ましいほどの「二番手」ぶりで、本編の感想にも書いたとおり、極美くんにとってこのウィルはエポックメイキングな役になったと思います。
父親への葛藤も揺れる心も、最後に理解し合って見送る思いも、今度は自分が父親として立つ姿も、感情細やかに表現。歌も台詞も、ちょっと硬質な声が「僕は現実的なんだ」というウィルにとてもよくハマっていました。
ビジュアルは言わずもがなですが、結婚式のシーンのタキシードの似合いっぷり、ホレボレしました。
ラストのエドワードの How It Ends 毎回涙流しながら聴いていたなぁ。


ヤングウィル:茉莉那ふみ
キャスト一覧にも掲載されていませんでしたが、大抜擢。”Fight The Dragons” では礼さんとのデュエットもあります。
パパの話を楽しみにしつつも、ちょっと醒めた目で見るようになる幼少期から少年期のウィルを適格に演じてお芝居の上手さが光ります。
歌ももちろん聴かせてくれて、礼さん相手に物怖じしない舞台度胸もすごい。サーカスのオーディションで詩さんサンドラと3人娘で♪アラバマの子羊を歌い踊る姿、大学生のおさげ髪もキュートでした。
108期首席で飛びぬけて小柄ながら何でもできる注目の新人さん。ケガで休演も乗り越えて、今後の活躍が楽しみです。


サンドラ:小桜ほのか
エドワードの愛する妻サンドラは小桜ほのかさんと詩ちづるさんで年代を分けてキャスティングされました。
小桜さんといえば直近では「RRR」の総督夫人の冷血っぷりが記憶に新しいところですが、当然ながらまるで別人で、夫と息子への愛情溢れた、いかにもアメリカのファミリーにいそうなママを体現。ほんとお芝居がお上手。
私は小桜さんの歌声が大好きで、これも本編の感想に書きましたが、”I Don't Need A Roof” の包み込むような歌唱は何度聴いても至福でした。


若かりし頃のサンドラ:詩ちづる
サーカスでエドワードと出会って、一目ぼれしたエドワードにプロポーズされて結婚、ヤングウィルのママ時代までのサンドラ。
サーカスの登場の場面、大学でエドワードにプロポーズされる場面、どちらもとても可愛くて正統派ヒロインの役どころ。
礼さんとのデュエットのハーモニーも美しくて、この役を観ていると舞空さんの次はやっぱり詩ちゃんなのかなぁと感じました。
若いママ時代も意外と(と言っては失礼ながら)よくて、昔TVで見たアメリカのドラマにこんなママいた~と思いました。
二幕の冒頭で戦時中の慰問団として登場して、サンドラとはまた違ったショースターぶりも発揮。


ジェニー・ヒル:白妙なつ
エドワードのハイスクール時代のガールフレンド ジェニーも年代を分けてのキャスティング。
白妙さんは、父の真実を知りたいとウィルが訪ねてくる晩年のジェニーでした。
出番は多くないし動きも少ないのですが、ウィルがエドワードの真実に目覚める大切な場面をさすがの演技で締めていらっしゃいました。
「お父さんの気持ち、わからないのね」と切なそうにウィルに言うジェニーが好きでした。


若かりし頃のジェニー:鳳花るりな
ハイスクール時代のいかにもギャルなジェニー。
鳳花るりなさんは「RRR」ではFIRRREで、キレッキレのダンスが冴え渡っていましたが、この役で歌もお芝居もイケることが広く認知されましたね。
魔女率いるWitchesの一人としても目力で妖しげな魅力を振りまいていました。


ベネット:ひろ香祐
エドワードの古くからの友人で主治医。エドワードのとてもよき理解者です。
終始穏やかで温かい雰囲気。エドワードとウィルの関係を案じつつも余計な口を出さない、とてもステキなお医者様でした。
この役にひろ香さんを持って来られることがとても安心。


ドン&ザッキー・プライス:蒼舞咲歩 夕陽真輝
エドワードの少年時代からの遊び仲間でライバルのドンとその弟ザッキー。
蒼舞咲歩さん演じるドン・プライスが、いかにもアメリカ映画に出てきそうな不良の悪ガキ(「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のビフのような)で本当に上手い。その兄に金魚のフンのようにくっついている弟のザッキーもポンコツだけどどことなく憎めません。
ドンは大学に入ってサンドラの婚約者としてエドワードと再会しますが、「サンドラ、なんでこのオトコを選んだ?」と思いましたよね。
でも大学で政治学を学んで、後にはアシュトンの町長にもなって、案外勉強家だったのかもしれません。


エーモス・キャロウェイ:碧海さりお
トルネードに巻き込まれたエドワードとカールがたどり着いたサーカスの団長。
ちょっとクセのある役やらせたら安心安定高品質の碧海さりおくん。ダンサーでもありますが、今回力強い歌声も披露してくれています。
狼男としても遠吠えもうまかったなぁ。


魔女:都優奈
森の沼地に棲む未来を予言する魔女。
都優奈さんは星組が誇る歌姫の一人ですが、魔女の大ナンバー I Know What You Want を大迫力の歌い上げ。
もちろん台詞も含めて、ブロードウェイミュージカルなのにまるであて書きかと思うくらいハマっていました。


カール:大希颯
アシュトンの森の洞窟に棲み、人々から恐れられている巨人。エドワードが説得して一緒に旅に出ることになります。
竹馬のような高足を履いて天井につきそうなくらいの巨人。体は大きいけれど繊細な心の持主で、数字に強く頭も切れるカールを大希颯くんが熱演。歌がお得意の大希くんですが、その歌唱力も存分に発揮してくれました。


人魚:希沙薫
オープニングに登場する人魚。
エドワードがキスして水から出て自分の足で歩き始めることになります。台詞も歌もありませんが、折りに触れて登場する希沙さんの人魚、とってもキュート。
本来は男役の希沙さんですが、今回は二幕冒頭の慰問団のUSOレディーなど、群舞の場面でもショートヘアのまま女役として踊っていらっしゃいました。またこのダンスがキレッキレなんだ。


ジョセフィーン:星咲希
ウィルの妻で世界的に活躍するレポ-ター。
ずっと身重の姿なので世界を飛び回って活躍するレポーターのイメージはありませんでしたが、聡明で、ウィルのことを愛しているのはもちろん、エドワードにも優しい心遣いを示すステキな女性でした。
星咲希さん、これまであまり大きなお役をやったイメージがなかったのですが、こういう抜擢があるのも別箱公演のよさだと思います。


書き下ろしではないので役は多くありませんが、主要キャストの他にも
天希ほまれさんが白い長靴履いた超イケメン漁師で、♪アラバマ・ストンプで礼さんエドワードと一緒にタップ踏んだり、サーカスのジャグリングはトリプルキャストだったり、御剣海くんはセントラルパークで長い脚でサックス吹いていたり、この公演で退団する星影ななさんにはエレベーターで「緑が似合いますね」とエドワードに話かけられる看護師役を振ったり、随所に稲葉先生らしい工夫とやさしさが表れていました。

何より
礼さん筆頭に出演者が一丸となって、みんな活き活き楽しそうに、すばらしいパフォーマンスでこの「BIG FISH」の世界を紡ぎ出していたこと、その思いと感動が客席の隅々にまで伝わっていたこと・・・あの空間にいることができて、心の震えと涙を共有できて、本当に幸せでした。
18日間23公演 完走おめでとうございました。



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6月2日は東や西や南(笑)のお友だちと一緒になって乾杯したり
6月13日は my 楽だからとエディさんと乾杯したりドーナツ食べたり
(いつだって乾杯はつきもの)



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終演後 オーケストラが演奏してくれるイグジットの間はこんな光景



この星組の「BIG FISH」と礼さんのエドワード きっと ずっと 忘れません のごくらく度 (total 2270 vs 2273 )



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2024年06月16日

きっとずっと語り継ぐ 星組 「BIG FISH」


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              ©宝塚歌劇団

正直なところ、この作品の上演が発表された時、「どうしてこの作品?」と思いましたし、映画観ても(こちら)それほど刺さらず(ラスト泣いたけど(^_^;)、さらに追い打ちをかけるように、版権の関係で舞台中継含めて映像化されないことが発表されて、「なおさらそんな無理してこれやる価値ある?」と思ったものです・・・そんなあの頃の自分を叱りたい。

今の星組で、礼真琴さんのエドワード・ブルームで、この「BIG FISH」を上演することを決めてくださった方に心から感謝。
本当に残念なことに映像や音源には残りませんが、心揺さぶられ涙流したこと、胸の奥深く刻まれた宝物のようなこの公演の記憶は決して消えることなく、きっと私の中で末代まで語り継ぐことになると思います。


宝塚歌劇 星組公演
ミュージカル 「BIG FISH(ビッグ・フィッシュ)」
脚本:JOHN AUGUST
音楽・作詞:ANDREW LIPPA
原作:DANIEL WALLACE
潤色・演出:稲葉太地
訳詞:高橋亜子
音楽監督・編曲:太田 健  音楽指揮:御﨑 恵
振付:御織ゆみ乃  若央りさ  三井 聡
殺陣:清家一斗   装置:國包洋子   
衣裳:河底美由紀   映像:石田 肇
出演:礼 真琴  白妙なつ  ひろ香 祐  小桜ほのか  蒼舞咲歩  
希沙 薫  極美 慎  碧海さりお  夕陽真輝  都 優奈  星咲 希  
鳳花るりな  詩ちづる  大希 颯  茉莉那ふみ ほか

2024年6月2日(日) 11:00am 東急シアターオーブ 1階20列センター/
3:30pm 1階4列センター/
6月13日(木) 11:00am 1階2列下手/3:30pm 2階3列上手
(上演時間: 3時間/休憩 30分)




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                              ©宝塚歌劇団

 
物語:まるでお伽噺のように自らの人生を語り、周囲を魅了するエドワード・ブルーム(礼真琴)。
未来を見通す魔女(都優奈)や共に旅に出た巨人(大希颯)の話、サーカスでの最愛の妻サンドラ(小桜ほのか/詩ちづる)との出会いなど、彼の奇想天外な話は幼い息子ウィル(茉莉那ふみ)を虜にしていました。しかし、大人になるにつれ全ては作り話に過ぎないと考えるようになったウィル(極美慎)は父エドワードと距離を置くようになります。そんなある日、母サンドラからエドワードが病気のため死期が迫っていると連絡を受けたウィルは、身重の妻ジョセフィーン(星咲希)とともに実家に帰ります。父の人生が本当はどういうものだったのかを知りたいと考えたウィルがその足跡を辿り始めると、次第にエドワードの真実の姿が明らかになっていき・・・。


ダニエル・ウォレスの小説をもとに、2003年にジョン・オーガスト脚本、ティム・バートン監督により映画化され、2013年にブロードウェイでミュージカル化された作品。日本では白井晃さん演出、川平慈英さんのエドワードで2017年と2019年に舞台化されています。


父と息子の物語であり
夫と妻の物語であり
愛に満ちた家族と彼らを取り巻く人々の物語

ファンタジーの要素たっぷりで、もともと妖精さんで何にでも憑依できるタカラジェンヌ、そして宝塚歌劇と相性がよい世界なのはもちろん前提として、その”つくり話”なファンタジーと父と息子の葛藤というリアルな人間ドラマのバランスが絶妙で、だから、夢物語のようなお話なのに心揺さぶられてとめどなく涙を流すことになったのでした。

映画→舞台はその後のアシュトンの町のくだりなど少しストーリーも違っていて、原作未読で、ブロードウェイ版はもちろん白井晃演出版の舞台も観ていないのでどれくらい潤色されているかわからないのですが、版権厳しいということですので、おそらくブロードウェイ版そのままなのかな。
「この町にはデイリークイーンが2軒あるから(魔女は)いない」なんていかにもアメリカ的な台詞です。

すばらしい楽曲の雰囲気もいかにもブロードウェイミュージカルで、星組といえば、な耳慣れたフレンチロックとは一線を画した美しくのびやかな旋律の数々。
台詞からシームレスに歌につながるあたりもいかにもブロードウェイミュージカルだなぁと思いました。

物語のはじめと終わりに出てくる「7回跳ねるとラッキー」な石投げ。
最後の川の場面は、エドワードが亡くなった後の川岸。
サンドラとウィル夫妻と息子くんがピクニックに来ていて、後ろに立っているエドワードにサンドラが石を投げて(多分サンドラだけには一緒に来ているエドワードが見えたのね)、ウィルはジョセフィーンから石を受け取って、2人がそれぞれ投げた石がピョンピョンと跳ねていく軌跡がライトになって客席の上を跳んでいくの、天才の演出では?


星組は3チームに分かれての公演ですが、礼さんエドワードをはじめ登場人物は皆ピタリハマって活き活きと物語の世界に息づいています。
歌うまさんばかりで耳に心地いいことこの上ありません。
いつも思いますが、チーム分けとキャスティングする人(組P?)の仕事できっぷりに拍手。

父と息子の物語ということに絡めていうと、これは継承の物語でもあるなと。
父親エドワードと息子ウィルの姿が、礼真琴さんが極美慎くんへ男役としての姿を示し、バトンを渡そうとしている姿とも重なって見えて、ストーリーとはまた別ですがここも盛大に泣きポイントでした。
極美くんにとって、後々「あの時のあの役が」と語られるターニングポイントの役になったのではないでしょうか。


そして礼真琴さんのエドワード・ブルーム。
ほぼ舞台に出ずっぱり、しゃべりっぱなし、歌いまくり。

好奇心旺盛なティーンエイジャー
働き者の溌剌ヤングパパ
グレイヘアがお似合いの人生の夕暮れ時
・・・瞬時に時空を行き来する礼さんエドワード。

礼さんは、お芝居でもショーでも歌唱を役によって、場面によって声を変えてきますが、今回三世代を1人で演じたことで、台詞の声のふり幅広い表現力にもホレボレ。
声や話し方はもとより、姿勢、歩き方、所作や手の表情まで繊細につくり込んで変幻自在。
口跡よく台詞も歌詞もきちんと客席の私たちに届くのもいつもの通り。
「ミュージカルは突然歌い出す」というタモリさんの有名な言葉がありますが、礼さんは台詞と歌が本当にシームレスで台詞から流れるように歌になって、それがまたいい声で、聴き惚れている間に終わってしまいます←

「歌、ダンス、芝居ともに高いレベルで三拍子そろうトップスター」というのは礼さんを形容する時によく言われる言葉ですが、本当にその才能とこれまでの舞台で培ってきたもの、努力、そんなすべてを如何なく発揮している印象です。
研16となって、様々な役を演じ、実生活でもいろんな経験を積んで、演じようとチカラを入れ過ぎなくてもパパ役、おじさん役が違和感なく自然体でできるようになった今の礼真琴さんが巡り合うべくして巡り合った役。
初日のご挨拶で白妙なつさんがおっしゃっていたように、革命に身を投じる訳でも使命を帯びた訳でもなく、アメリカの片田舎の平凡なファミリーの、父と母と息子の物語を圧倒的な歌唱力と表現力、そしてとびきりチャーミングな笑顔で私たちに見せてくれた礼さん。感謝しかありません。


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ヒカリエ11階でエレベーター降りてこれが目に入るだけでテンション爆上がりでした。



映像、音源が残らないこともあって、以下は私が特に印象に残った楽曲、場面をいくつか。
(全部挙げるとキリがないのでこれでも一応厳選)


Be the Hero
エドワードが幼いウィルに「物語のヒーローに 戦ってチャンピオンになれ 自分の物語 その手で描け」と鼓舞する、この作品を代表する曲。
オープニングでは、自分の体験を歌うエドワードの「魔女」「巨人」「人魚」という歌詞に合わせてご本人様が登場してさながらイントロダクション顔見世のような曲で出演者全員の合唱となります。

フィナーレでリプライズされますが、♪世界は お前 の も の だ~ で客席のあちこちを指差しする礼さんの指がこちらに向けられてとなった回も。


I Know What You Want
魔女がエドワードの”死に方”を予言する時の曲。
礼さんが「ブラジルまで届きそう」とおっしゃっていた都優奈さん魔女の迫力の歌唱 すばらしい。
Wicked みたいな魔女の衣裳もステキでした。


Daffodills
エドワードが黄色い水仙の花束を持ってサンドラに ♪どうか 結婚を ああ 僕と とプロポーズする曲。
一幕終わりのこの場面、あまりの多幸感で毎回涙あふれました。
夕陽真輝さんがタカラヅカニュースのお稽古場情報で「礼さんにあの曲であんなふうにプロポーズされたい」とおっしゃっていましたが、ほんとそれ!と思いました。
この場面、舞台写真にもなって、写真はもちろん四つ切も買ってフレームに入れて、ただ今私の部屋におります。


Fight The Dragons
ヤングウィルの寝室で仕事でしばらく家を空けなければならなくなったエドワードがウィルとともに歌う曲。
♪倒せドラゴン 城を攻めて 積み上げろ勝利を
 旅が終われば すべての物語 お前の元へ
 つかめ 真の勝利を 俺が年老いたら物語をお前が話せ

明るい曲ですが、少年ウィルに寄せるエドワードパパの思いが心に刺さって毎回ウルウル。
歌い終わった後に、おやすみパパというウィルを抱き寄せたエドワードが少し眉間に皺寄せて「愛しくてたまらない」といったふうに浮かべる切ない表情、たまりませんでした。パッと離してウィルに向き合った時にはもう笑顔なのにも( ;∀;)

茉莉那ふみちゃんのヤングウィル 超キュートで歌唱しっかり。


I Don't Need A Roof
「この屋根はしっかりしてる、あと10年は大丈夫だ。だからサンドラ、君も大丈夫だ」という、自分の死期を自覚しているエドワードの言葉に黙ってじっとエドワードを見つめるサンドラ。「あぁ、また何か妙なことでも言ったか?」というエドワードに歌い始めるサンドラ。
♪たとえこの家に 屋根がなくても 古ぼけた壁紙 剥がれ落ちても 
 そばにあなたがいれば そこが私の家

初めて聴いた時、小桜ほのかさんサンドラの包み込むような歌唱のすばらしさとエドワードを見つめる温かい眼差しに震えて、そんなサンドラに包まれてほっとしたように膝枕で眠るエドワードに大泣き。
以来、この曲が始まると条件反射のように涙を流していました。
このサンドラがいたから、エドワードもずっと幸せに生きてきたんだなと心から感じられる曲。 


How It Ends
そして泣くといえばこの曲。
♪ 俺の人生は完璧じゃない
 ちっぽけなこと分かっていた
 だから少しでも大きく俺を
 語り継いでくれたらうれしい
 息子がいる 妻がいる
 そしてもうすぐ道は途切れる


人生の終幕を迎えたエドワードが、妻と息子と仲間たちを思い、感謝して心を込めて歌い上げる曲。
そばで聴いている極美ウィルは毎回涙流していて、周りの人たちもみんなウルウル。もちろん客席もそこここですすり泣き(私はすすり泣きどころではなく号泣)。
共演者も客席も心一つにしてしまう礼真琴さんの歌の凄み。

1回目観た時だーだー泣いて、もう歌詞もわかったし大丈夫でしょうと臨んだ2回目は危うく声が出そうになるくらい泣くという。
また、これを歌う礼さんが本当にすばらしくて。
6/13マチネの礼さん、私が観た中では一番たくさん涙を流していらして、綺麗な瞳から溢れ出る涙が頬を伝っても歌は微塵もブレず、「ことちゃんの声帯ってばほんとどうなってるの?!」と思ったのはもちろん後のことで、聴いている間はその歌声に聴き惚れ、歌詞の一言ひと言が心に染み入って、滂沱のナミダ。


これを書いている今、「BIG FISH」千穐楽会場からとんでもない朗報が

音源 配信 決定ですって!!!




あまりの喜び過ぎて エドワードを取り巻く人々編につづく


posted by スキップ at 17:15| Comment(0) | TrackBack(0) | TAKARAZUKA | 更新情報をチェックする