
「66公演 誰ひとり欠けることなく完走しました!」というカーテンコールの古田新太さんの言葉に胸がいっぱいになりました。
全公演完走 本当におめでとう

2022年 劇団☆新感線 42周年興行・秋公演
SHINKANSEN☆RX 「薔薇とサムライ2ー海賊女王の帰還ー」
作:中島かずき
作詞:森雪之丞 音楽:岡崎 司
振付・ステージング:川崎悦子
演出:いのうえひでのり
出演:古田新太 天海祐希 石田ニコル 神尾楓珠 高田聖子
粟根まこと 森奈みはる 早乙女友貴 西垣 匠 生瀬勝久 ほか
2022年12月6日(火) 12:00pm 新橋演舞場 1階4列下手
(上演時間: 3時間45分 <カーテンコール含む>/休憩 20分)
大阪公演の感想はこちら
大阪公演千穐楽レポはこちら
作品全体の感想は省略(笑)
初見の時とそれほど印象は変わらず。
”もちろん楽しいけれどそこまで好きという訳ではない”という感じです←
ただ、今回のお席がこれまでで一番前方でしたので、細かいところまでよく見えて、物語がより深く感じられてよかったです。
(作品への入り込み方が座席の良し悪しに左右されるじぶん、どーなん?)
新橋演舞場で新感線の公演を観るのは「朧の森に棲む鬼」(2007年)以来でした。何と15年ぶり

新感線としては「乱鶯」(2016年)も演舞場公演があったのですが、チケット取っていたものの諸般の事情で観に行くことができませんでしたので💦
新橋演舞場といえば何と言っても花道です。
今回、花横かつスッポン真横という幸せな席で、花道の威力を存分に堪能しました。
役者さんたちが花道を駆け抜けるたびに風がふわりと頬を撫でて、時にはよい香りも漂って、新感線の舞台には花道が本当によく似合います。
新感線が初めて演舞場で公演したのは「阿修羅城の瞳」初演(2000年)だったかと思いますが、みんなあまりに花道を走る演出に「花道は別に走るとこじゃないから」と言われたいのうえさんが「だって、あんな真っ直ぐな長い通路見たら走りたくなるじゃない?」とおっしゃったエピソード大好き。
ラスト近く
横のスッポンが開いてるなぁと思っていたら、そこからモクモクと煙が立ち昇ってきて「あれ?五右衛門出てくるのか?」と思ったら案の定、五右衛門がせり上がって来たのもテンション上がりました。
フェスティバルホールではどこから出て来てたっけ?!と思うくらい登場の仕方ハマっていました。
真横で観る古田五右衛門はデカかった 顔もカラダも(^^ゞ
歌舞伎ではスッポンは”人に非ざるもの”の出入りするところですが、ま、五右衛門もある意味”人外のもの”ですからね。
それから
真横に立つ天海祐希さんアンヌ女王は至近距離で見つめると目が痛いくらい眩しく美しかったです✨
そういえば、二幕冒頭で怪盗紳士な天海さんが去り際にマリア・グランデに放つウィンクを角度の関係でまともに被弾しまして、ほぇ~

続きがあります