
「なず菜」でおいしいランチをいただくのに先立って、当初は若草山ドライブウェイを桜見ながらドライブの予定だったのですが今年は桜が遅くてまだあまり咲いておらず、少し寒い日でしたので予定変更して平城宮跡をぶらり見学しました。
多分、中学校の遠足以来←
冒頭の画像は大極殿。
国家儀式の際に天皇が出御される場所で、平城宮の一番北側にあります。

大極殿と対面する形(はるか彼方にだけど)で南側に位置する朱雀門。
平城宮の正門です。
この2つの間は歩くと20分以上かかりそう。
もちろん車で移動しましたが、何か?
大極殿と朱雀門との半ばくらいの位置にある南門との間は儀式の際に貴族が整列した広場になっていて、周囲は築地回廊で囲まれていたのが判明しているそうで、これを復原する工事が始まっていて完成は20年後?という遠大な計画。
まー、残念ながら私たちは見るのは無理だなぁと同行者と笑い合いました。
絵で見ると、回廊含めて以前訪れた北京の故宮(=紫禁城)に似ていて、遣唐使が見てきた長安の都をお手本にしたということがリアルに感じられました。

大極殿のまん中にどーんと構える高御座。
天皇が着座される玉座です。
ホンモノの高御座は、10月の「即位礼正殿の儀」のために昨年、京都御所から皇居へ移送されて話題になりましたね。

大極殿の内部には、奈良在住の日本画家 上村淳之さん(上村松園さんのお孫さん)が描かれた四神や十二支の絵が壁にずらり。とてもやわらかくて温かみのあるタッチの素敵な絵でした。
四神・・・白虎・玄武・朱雀・青龍とたどると「太王四神記」思い出しました。

朱雀門ひろばには遣唐使船が復原されていてせんとくんがお出迎え。
「こんな小さな船で中国まで・・」と当時の航海の厳しさにも思いを馳せました。
ちらっと見学した「平城宮いざない館」の展示もおもしろかったな。、
まだまだ知らないこといっぱい のごくらく地獄度

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