
ところが、発表になった出演者の中に「柚希礼音」の文字が。
どうしようかなと少し迷いましたが、柚希さんがスケート滑る、ましてや髙橋大輔さんと一緒に、なんてこの先二度とないと思って観ることにしました。
福士誠治さんが公式サイトのインタビュー動画で「氷の上で表現できる機会が人生の中で今後現れるかと思ったらなかなかない」とおっしゃっているのを後で見て、「そうだよね~」と我が意を得たり。
当初、土曜日(7/27)に「エリザベート」マチネ→「氷艶」ソワレという計画だったのですが、諸事情により日曜日(7/28)に日程変更。この日エリザは貸切1公演のみということで、ええ~い、それなら千穐楽でもあることだし、「氷艶」マチソワしてやる~となったのでした←
氷艶hyoen2019 -月光かりの如く-
演出: 宮本亜門
テーマ曲: 松本孝弘
劇中曲: 川井憲次
脚本: 都部寸
振付監修・所作指導: 尾上菊之丞
振付: 宮本賢二・新海絵理子
インタラクティブ プロジェクション: team Lab
アーティスティックコンサルタント: VOGUE JAPAN
出演: 髙橋大輔 ステファン・ランビエル 荒川静香
柚希礼音 平原綾香 福士誠治 波岡一喜
鈴木明子 織田信成 村上佳菜子 西岡德馬 ほか
和太鼓演奏: MOTOFUJI
アクロバティックパフォーマンス: BLUE TOKYO
2019年7月28日(日) 横浜アリーナ
12:00pm スーパーアリーナ センター北東ブロック 2列/
5:00pm スタンド東 1列
(上演時間: 2時間25分/休憩 20分)
「氷艶 HYOEN 2017 -破沙羅-」 の感想はこちら

スケートリンクの形式は前回と同じ。
会場中央のリンク その三方を客席が取り囲み、残り一面には巨大スクリーン。
紫式部の「源氏物語」が登場人物はそのままに、原作とオリジナルのストーリーとを織り交ぜて物語が展開します。
時の帝 桐壺帝(西岡德馬)の二人の皇子 朱雀(ステファン・ランビエル)と光源氏(髙橋大輔)、それぞれの母 弘徽殿の女御(荒川静香)、桐壺の更衣(平原綾香)の関係性は「源氏物語」の世界そのまま。
弘徽殿の女御が桐壺の更衣を妬んで呪い殺すのも原作通り・・・陰陽師(織田信成)を使ったかどうかはさておき。
母と瓜二つの藤壺宮(平原綾香二役)と光源氏の一夜の過ち、紫の上(ユリア・リプニツカヤ)、頭中将(福士誠治)など、原作通りの世界が広がります。
朱雀帝が紫の上に横恋慕するあたりからオリジナル色が強くなって二幕。
嵐で海に投げ出され、海賊の長 松浦(柚希礼音)に助けられた光源氏が、迎えに来た頭中将(福士誠治)や海賊たちとともに、朱雀帝の圧政に苦しむ民のため、よい国を取り戻そうと蜂起するという、どこの「レ・ミゼラブル」ですか、な展開に・・・。
続きがあります