
あけましておめでとうございます。
ピリリと冷たい空気の中、年が変わるといろんなことがクリアされてまた1から・・・とはもちろんならず、厳しい状況は変わらずですが、しばしそのようなことを忘れられるような青空が広がっていました。
今年も元旦は家族とお屠蘇とお雑煮、おせちをいただいてゆったり過ごしました。
夜はこちらも恒例「相棒」元旦スペシャルを観ながら飲んだくれて眠くなってしまい、毎年1月1日にアップしているこのブログのエントリができなかったという、この先1年が思いやられる年のはじめ。
少し迷ったのですが、初詣にも行ってきました。
「初詣は無理かも」と思って年末にもご挨拶に伺っていて、「初詣は2月2日までにゆっくりと」という掲示も見ていましたし、やはり密は避けたいと思っていました。
が、いつも元旦にいただいて玄関に飾って家を守っていただいている(と信じている)破魔矢をいただかないと、と「行ってみて混んでいたらやめよう」と思って決行したところ、やはり皆さま自粛されているのか思いのほか空いていて、無事おまいりできました。

住吉大社の御神木
樹齢1000年という千年楠
生命力に溢れていて、見上げると何だか元気が出ました。
昨年の私のキーワードは「余白」でした。
えーっと、これはですね、自分で積極的に目標達成しようとした訳でないのですが、2020年は好むと好まざるとにかかわらず「ステイホーム」という「余白」ができたというか・・・。
ステイホーム中は本当に時間があって、10数年アンタッチャブルだった物入れの整理したのをはじめ、読みかけだったり買ったままだった本を何冊も読んだりクローゼットに眠ったままだった洋服を大量に処分したり、もちろん何もせずだらだら過ごしたり。
そしてステイホーム期間が終わっても、観劇中心だった生活からシフトしていろいろなことに時間を使えるようになりました。
これは2020年という年でよかったと思えることのひとつかな。
2020年年頭にこのテーマを掲げたワタシ、あっぱれ!と何だかほめたい気分(^^ゞ
さて、今年のキーワードは、「時を刻む」としました。
2020年は何年も先になった時、「あの空白の4か月」と考えるような時が止まったと思える期間がありました。
自分自身を振り返ってみても、心の準備もなくこの期間に突入し、ただ戸惑って困惑して、まるで立ち尽くすような日々を過ごしました。
今の状況が2021年にはまったく払拭されるとは思えない中、自分の時間を止めてしまうことだけはやめたいと考えています。
もしかしたら緊急事態宣言がまた発令されて、いろんな”時”が止まってしまうことがあるかもしれません。そんな中でも私は私の歩みを進めたい。たとえとてもとても小さな一歩となっても。
物理的に時を止めることができないのと同じように、心の時も止めないように刻んでいきたいと思います。
その先に、明るい希望が見えてきたら、こんなに幸せなことはありません。
2021年が皆さまにとりまして明るい希望に満ちた年となりますように。
本年もどうぞよろしくお願い申しあげます。