
礼真琴さんの宝塚歌劇団退団後初舞台(コンサート『Flare』はあったけれども)。
日本初演のミュージカルです。
『バーレスク』の中止が発表された時はこの世の終わりくらい絶望しましたが、この作品を選んで、持ってきて、ここまで仕上げてくださったクリエイティブ・スタッフ・関係者の皆さますべてに感謝しかありません。
もちろんキャスト皆さますばらしくて、とてもステキなカンパニー。
解き放たれたように歌い踊る礼さん観ていたら涙ポロポロこぼれました。
シン・礼真琴始動です
初日と2日目(Wキャストの初日)を観ました。
この後、東京は元より、大阪、福岡とたくさん観る予定(←)ですが、次の観劇まで少し間があきますので、まずは初日開いてすぐのザクっとした感想を。
『BOOP! The Musical』
脚本:ボブ・マーティン
音楽:デイヴィッド・フォスター
作詞:スーザン・バーケンヘッド
演出・振付:ジェリー・ミッチェル
キャラクター原案:マックス・フライシャー
美術:デイヴィッド・ロックウェル 衣装:グレッグ・バーンズ 照明:フィリップ・ローゼンバーグ
翻訳・訳詞:土器屋利行 音楽監督補 :前嶋康明
出演:礼真琴 松下優也/水江建太(Wキャスト) 鈴木瑛美子/藤森蓮華(Wキャスト)
渡辺大輔/中河内雅貴(Wキャスト) まりゑ 青柳塁斗
大澄賢也 / 東山義久(Wキャスト) 柚希礼音 ほか
パジー(パペット操者):JIJO 阿多田まる
2026年5月27日(水) 6:00pm 東急シアターオーブ 1階18列センター/
5月28日(木) 1:00pm 2階6列センター
(上演時間: 2時間40分/休憩 25分)


ストーリー:
1930年代、白黒のトゥーンタウン。
永遠のスター ベティー ブープ(礼真琴)は「本当のあなたは?」と問われ、笑顔で「みんなが思い描く人」と答えました。
でも彼女が願っていたのは、スポットライトの外の“平凡な一日”。
ある日、発明家で祖父のような存在のグランピー(大澄賢也 / 東山義久)の装置を使って、ベティーはカラフルな現代のニューヨークへタイムワープします。
夢を追う青年 ドウェイン(松下優也/水江建太)、 彼の妹のような存在でベティーの大ファンのトリーシャ(鈴木瑛美子/藤森蓮華)、その叔母で活動家の キャロル(まりゑ)、ニューヨーク市長候補 レイモンド(渡辺大輔/中河内雅貴)たちと出会い、彼女の存在が街と人々の未来を動かしていきます。
一方、 ベティーを追ってきたグランピーは、かつての恋人で宇宙物理学者の ヴァレンティーナ (柚希礼音)と40年ぶりに再会を果たします。
ベティーもドウェインと心を通わせるようになりますが、ベティーがいなくなったことで消滅の危機に陥ったトゥーンタウンを守るために、ベティーは帰らなければならなくなり・・・。


ベティーちゃんのキャラクターは知っているけれどアニメは見たことはなくて、お稽古場映像以外は事前情報全く入れずに観たのですが、最初の感想は「何これ楽しい〜🎵」でした。
白黒アニメの世界とポップでカラフルなリアルワールド。
美術も映像も衣裳も、まるで3D絵本かディズニアニメのよう。
レプリカ公演で、すべてブロードウェイの舞台をそのまま再現しているということで、リアルアメリカンミュージカルを観ている感覚でほんとうに楽しい。
その中で繰り広げられるショーアップされたステージ。
ハイクオリティの歌とダンス。
白黒の世界でいきなり始まる風車のタップダンスは圧巻。
二幕冒頭 Where is Betty? のナンバーの白黒↔カラーの世界の変化の鮮やかさ・・・初日は客席からどよめきが起こっていました。
最初、衣裳の仕掛けがわからなくて「どうなってるの?!」と驚いたり。
一幕終わりのジャズバーでベティーが歌う Where I Wanna Be
直訳すると「私が望む場所」とか「私がいたい場所」になると思うのですが、これを「ここ好きかも」と訳詞した土器屋利行さん天才では?
しかも「ここ好きかも ここ好きかも」と繰り返してラストだけ「ここ好きだよ」だなんて!
ステージに上げられて「恥ずかしい~」と言いつつ音楽始まるとバシッとキメて歌い始める礼真琴ベティーのイケメンぶりよ。
物語としてはファンタジーで、いささか私の苦手とする分野。
ですが、本当の自分探しとか夢を諦めない心とか、刺さる言葉や歌詞がたくさん。
ベティー自身の成長物語であると同時に、 ドウェインの、トリーシャの、キャロルの・・・ベティーを取り巻く人々の成長物語でもあり、市井の片隅に生きる私たちの心に響く、勇気をくれる物語にもなっています。
そして、胸キュンの愛の物語でもあり。
心を抉られるような人間ドラマを求める人にはもしかしたらもの足りなく感じるかもしれませんが、観ている間も終わってからも幸せで満たされて、笑顔で劇場を後にできるハッピーミュージカル。


礼真琴さんベティー。
これでもか、というくらいキュートでコケティッシュ。
しなやかで華やかでパワフル。
あ〜アメリカのアニメってこんな感じだよね、という話し方に始まって、歩き方や仕草もアニメから抜け出てきたよう。
それがリアル世界では段々普通になって・・・。
歌唱は圧巻。
七色の声を持つ礼さんですが、愛くるしさとカッコよさ、パワフルが共存した歌唱は聴き惚れるを通り越してトリハダものでした。
礼さんベティーが歌う Something To Shout About のすばらしさはこれから一生語っていきたい←
もちろんダンスはキレッキレ。
でもカーテンコールには知ってるいつものことちゃんがいてw
松下優也くんと水江建太くん。
2人のドウェイン 個性違っていて楽しいし、トリーシャの鈴木瑛美子さん 歌がお上手でビックリ。
1人ひとりあげてたらキリがないくらいキャスト皆さますばらしい。
パジーもとってもかわいい。
そしてヴァレンティーナの柚希礼音さん。
さすがの存在感と華、カッコよさ。
柚希さんの大きくて速くて綺麗なシェネ見られて嬉しかったし、今さらながら礼さんのダンスとタイプの違いを感じるなどしました。
見どころ聴きどころたくさんで、目も耳も足りません。
これから暑い夏を迎えますが、みんな元気で8月16日の大千穐楽まで揃って駆け抜けられますように❣️
ワタシも次に会える日を楽しみに、がんばって生きる!


この2日間は撮影OKの特別カーテンコールありました。
こちらも目も耳も手も忙しかったけれど、本当に楽しかったです。


初日の夜は道玄坂のお友だちのお店に伺って初日祝杯をあげました。
ハッピーミュージカル♪ 何回でも観たいしたくさんの人に観てほしい のごくらく度
