
©宝塚歌劇団
暁さんの「始まる!」に星っ子たちが「STARTING!」で応えて、新しい星組のスタート感満載のショー「DYNAMIC NOVA」
宝塚歌劇 星組公演
ギャラクシーレヴュー 「DYNAMIC NOVA」
作・演出:稲葉太地
作曲・編曲:高橋 恵 太田 健 江口寛至 音楽指揮:西野 淳
振付:御織ゆみ乃 若央りさ 平澤 智 大村俊介(SHUN) 百花沙里
装置:國包洋子 衣装:河底美由紀 チアリーディング指導:KANA
(上演時間:55分)
出演者(万里柚美さん以外)、観劇日時は「恋する天動説」と同じ(こちら)
新しい星を意味する"NOVA"。
力強く輝くNOVAに導かれながら、数多の星々を巡っていくエネルギッシュでダイナミックなレヴュー。
開演前から劇場中が青い星空に包まれて綺麗でした。
稲葉先生が星組本公演でショーを担当するのは、なんと「パッショネイト宝塚!」(2014年)以来12年ぶりだとか。

NOVA(暁千星)がプリンセス(詩ちづる)とともに銀河系の星めぐりをするというストーリー仕立てのショー。
どの場面もくっきり色が違っていてバラエティに富んで楽しくて、55分が秒で終わりました。
☆誕生☆
「誕生」という名のプロローグは暁さんがまさに”爆誕”という感じで、ポップアップみたいに飛び出てくるのですが、ここは本物のチアリーディングの方の指導を受けたとか。
前列で支えるのは碧海さりおさんと天飛華音さんでした。
からの3組のデュエダンは、暁-詩、瑠風-瑠璃、天飛-星咲というカップルで、ここに星咲希さん入っているの新鮮だなと思いました。
そういえば、暁さん登場前の最初の場面は、瑠風-天愛、稀惺-瑠璃、大希-彩音で、やっぱりここも新鮮・・・新しい星組だなと感じました。
全員の総踊りから「はじまる」「STARTING!」と決まった後は暁さん、詩さん2人が銀橋に残って「どこの星に旅しよう」と歌います。
「元気なうちに遠い星に行きたい」というプリンセスと「まずは近くの星から」とNOVA。
お互い譲らず「どの口が・・・」と喧嘩別れになってしまいます。カワイイ。
☆木星☆
木星の王(瑠風輝)が美女たちに囲まれてハーレム状態で楽しくやっているとならず者たちがやってきて・・・という場面。
片足広げてジャンプしながら登場するならず者・奏碧タケルさんのダンスがとても綺麗で毎回見とれていました。
ここの終盤、アドリブコーナーにもなっていて、e+貸切の時は瑠風さんが真ん中で「イープラス!」と言って+ポーズすると周りのならず者たちも一斉に「イープラス!」したり。
☆火星☆
火星にたどり着いたNOVAが見つけたものは捕らわれたプリンセス。
ここでひろ香祐さんが♪お探しの娘なら 捕らわれておりましょう~ と歌うのが好きでした。
☆冥王星☆
白地に大きな黒のドット柄のコスチュームで稀惺かずとさん、大希颯さんが銀橋渡りながら歌う♪冥王星で会いましょう(HELLO DOLLY・・・円盤収録時はここずっとシャララ~みたいに歌ってたそうですが版権厳しいのかな)で始まる中詰。
盛大に客席降りがあって、暁さん・詩さん・瑠風さんは22列まで行って横移動しつつ一番後ろ30列あたりまで行ってハイタッチしていて大盛り上がりでした。
もちろん通路にも皆さま結構長く滞在してくれていましたのですぐそばでナマ歌声を聴くことができて耳福でした。
ある時、銀橋に向かって帰りながらすごくいい声響かせている娘役さんがいて「誰?」と目で追ったら詩花すずさんでした。
☆超新星☆
稲葉先生のショーといえばお約束の若手ピックアップ場面。
Suu's Room に稲葉先生がゲスト出演された時(2023年 こちら)「若手場面、まだ星組と宙組やっていないのでぜひやりたい」とおっしゃっていましたので、今回ショーのご担当が稲葉先生と発表された時から楽しみにしていました。
振付もずっと平澤智先生でおなじみの振りもあって👏
オーディションで選ばれたメンバー。
大希颯さんをセンターにあの子もこの子もイキイキ爆踊りする姿に目がしらが熱くなりました。
ここもみんな元気に「イープラス!」とか「ハンキュウ!とか声が出るのですが、千穐楽のラスト近く、大希颯くんが「星組サイコー!」と叫んだところで何故か涙がどっと溢れました。
柚希礼音さんの時代からずっと星組を愛する者ですが、星組の熱きパッションが若い人たちの中に脈々と受け継がれていることに胸熱でした。
☆海王星☆
海王星にやってきたNOVAが海王星の女王(稀惺かずと)とタンゴを踊る場面。
稀惺かずとさん初の女役でのタンゴが見モノの場面です。
元より端正なお顔立ちで少し小柄なこともあって全く違和感なく麗しき女王様でした。
タンゴもよく踊れていて、去っていくNOVAに「行かないで~」と一節だけ歌う声もとてもよかったです。
この場面、瑠風輝さんが海王星の男として最初に銀橋に登場して、2人が踊っている間もずっと歌っていて、またその歌唱がすばらしかったです。
☆天の河そして太陽☆
白いドレスのプリンセス詩ちづるさんが銀橋渡りながら綺麗な声で歌うところから始まる天の河。
暁さん、詩さんの2人が白、他の皆さまは水色の衣装。
この公演を最後に専科に異動となるひろ香祐さん、退団する蒼舞咲歩さんがそれぞれピックアップで暁さんと踊る場面があって涙目。
☆ロケット・フィナーレ☆
ロケットは107期以下のメンバー。
今回新人公演ヒロインの碧羽陽さん ピックアップのセンターだったり目立っていました。元々ダンサーではありますが。
「恋する天動説」本公演でもキアラのお友だちで今までにない目立つ役だったし、急にクローズアップされた感あります。
からのフィナーレ 男役群舞は「天動説」のロッカーズそのままの雰囲気の革ジャンでハードでクールだけどギラギラな星男たち。
いかにもSHUN先生っぽい振付で滾ります。
その後に出てきた娘役さんたちも同じようにクール系。
そうそう、これよこれよ、とアガリました。
そして、やはり星組 センター以外に頼りになるダンサー多いなぁと改めて思いました。
ひろ香祐さんはじめ、夕渚りょうさん、希沙薫さん、碧海さりおさん、奏碧タケルさん、碧音斗和さんといったダンサーたちが群舞のたびに主要ポジションで劣っている安心感と高揚感。
今回、美稀千種組長もあちこちでガシガシ踊っていらっしゃるのも印象的でした。

パレード:
エトワール 天愛るりあ
碧海さりお・瑠璃花夏
天飛華音
瑠風輝
詩ちづる
暁千星
パレード階段降り少なくてちょっぴり寂しかったけれど、天飛華音くん、三番手肩羽根おめでとう❣

2月8日千穐楽は珍しく雪景色でした。
お芝居もショーもお披露目公演にぴったりでした のごくらく度
