
玉置浩二さんのオーケストラコンサート。
かねてより興味があったのですが、今回初めて行くことができました。
billboard classics
玉置浩二 LEGENDARY SYMPHONIC CONCERT 2025 "ODE TO JOY"
出演:玉置浩二
指揮:湯浅卓雄
管弦楽:大阪交響楽団
2025年4月10日(木) 6:00pm 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール 4階4RA列
(公演時間: 2時間/休憩 20分)

今回でシリーズ10周年。
3月2日のオーチャードホールから6月18日の日本武道館まで、全国15都市で26公演が開催されてほぼ完売という人気。
私も3月のフェスティバルホール公演トライしましたがチケット取れませんでした💦
"ODE TO JOY"(歓喜の歌)というサブタイトル通り、ベートーヴェンの交響曲第九番から始まるコンサート。
MC一切なしで玉置さんの歌とオーケストラの演奏をひたすら”聴かせる”コンサートで聴き応えたっぷり。
KOBELCO大ホールという音響がすばらしいホールでまるで音のシャワーを浴びるように聴けたことも幸せでした。
セットリスト:
Act Ⅰ
1. ベートーヴェン 交響曲第九番 第四楽章(オーケストラ)
2. GOLD
3. ロマン
4. コール
5. SACRED LOVE
6. MR. LONELY
7. サーチライト
8. Friend
Act Ⅱ
9. マスネ 歌劇『タイス』第2幕より「瞑想曲」(オーケストラ)
10. いつもどこかで
11. 行かないで
12. ワインレッドの心・じれったい・悲しみにさよなら(メドレー)
13. JUNK LAND
14. 夏の終りのハーモニー
Encore
15. 田園
16. メロディー
17. 田園(ダブルアンコール)
ベートーヴェンの交響曲第九番 第四楽章「歓喜の歌」のオーケストラ演奏から始まる第一部は比較的静かなナンバーのラインアップ。
玉置さんのヴォーカルに包み込まれるようです。
「MR. LONELY」と「サーチライト」はフルコーラスメドレーで歌われました。
どちらもメッセージ性のある曲で、言葉がよく伝わってきます。
「Friend」はこのコンサートでは第一部終わりのサイン的な曲なのだとか。
美しいメロディに余韻が残ります。
第二部は再びオーケストラ演奏から。
私は知らない曲でしたが、配布されたプログラムでジュール・マスネの歌劇「タイス」第2幕より「瞑想曲」と知りました。
このコンサートは、開催地ごとにオーケストラが違っていて、この曲は大阪交響楽団だけとなります。
多分初めて聴く曲でしたが、フルオーケストラの演奏はやっぱり素敵です。
「行かないで」は歌詞が本当に切なくて、それを歌う玉置さんのヴォーカルも切なくて、心震えました。
からの、「ワインレッドの心」→「じれったい」→「悲しみにさよなら」のメドレー。
「ワインレッドの心」のクラシックアレンジ素敵だなと聴き惚れていたら、シームレスに「じれったい」に繋がってオドロキ。
歌詞を一部 ♪愛を世界平和のために と歌って、客席盛り上がりました。
「悲しみにさよなら」は途中からノノーマイクで。
あの大きなホールでマイク置いてナマ声届ける玉置さんの歌唱本当にすごい。
アンコールの「メロディー」でも再度マイク置いていらっしゃいましたが、聴いていて泣いてしまいました。
アンコール
オーケストラがベートーヴェンの「田園」第一楽章を演奏して、それがいつの間にか玉置さんの「田園」の曲になって、演奏終わったら玉置さん登場してその「田園」を歌うという、このコンサートならではの洒落た構成もとてもよきでした。
(実は、ここで不肖スキップ「あの『田園』ってベートーヴェンの曲のアレンジだったの?!」と頭の中で混乱-終演後調べたらちゃんと別の曲でした)
♪生きていくんだ それでいいんだ のパートは客席に歌を振って、
♪愛はここにある ニシノミヤにある なんて歌ってくださって会場大盛り上がりでした。
玉置さんもその盛り上がりに応えてアンコールラストに「田園」もう一度歌ってくださって、二度目は ♪ヒョウゴにある って歌っていらっしゃいました。
客席の盛り上がりも最高潮で、玉置さんのシャウトも響き渡っていました。


評判どおり素敵なコンサート 来年もぜひ参加したい・・・チケット取れれば のごくらく地獄度



