2024年03月12日

さよならを言う前に笑顔を贈りたい 雪組 「FROZEN HOLIDAY」


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                              ©宝塚歌劇団


ショーは野口幸作先生のスペクタキュラー・シリーズ第6弾。
クリスマス・イヴから、ニュー・イヤーにかけての沢山のときめきが詰まった「冬の休暇」をテーマに “FROZEN HOTEL” での楽しいひと時を、雪組100周年を祝福する場面を盛り込みながら描くレヴューです。


宝塚歌劇 雪組公演
Winter Spectacular 「FROZEN HOLIDAY」
-Snow Troupe 100th Anniversary-

作・演出:野口幸作
作曲・編曲:青木朝子  手島恭子  甲斐正人  斉藤恒芳  小澤時史
作曲:フランク・ワイルドホーン
音楽指揮:佐々田愛一郎
振付:若央りさ  麻咲梨乃  鈴懸三由岐  三井 聡  森 優貴
装置監修:大橋泰弘   装置:木戸真梨乃   衣裳:加藤真美



出演者、観劇日は「ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル」と同じ(こちら


クリスマスとお正月と雪組100周年が一度に押し寄せる華やかなショー。宝塚大劇場で観た時はクリスマス気分も大いに盛り上がりました。
東京の千穐楽(2/11)はさすがに out of season感ありましたが、みんな大好きフェスティブシーズン🎄いつ観ても楽しいです。

100周年を迎えた「FROZEN HOTEL」を舞台に、彩風咲奈さん扮する支配人が、100年に一度咲くという雪の花の開花を見るために集まってきたエンターテイナーたちをもてなすというコンセプト。
夢白あやさんがTAKARAZUKA REVIEW COMPANYのスター、朝美絢さんはサンタクロース、和希そらさんは神父、スチール写真出た時話題になった縣千さんはWINTER JAZZ DJというレゲエ風の拵え。さらには、諏訪さきさんと野々花ひまりさん連獅子、曽我十郎・五郎の眞ノ宮るいさん、咲城けいさんという和装も。
クリスマスソングやハッピーニューイヤーソングなど耳なじみのある曲が次から次へと登場して、観て聴いて楽しい場面が続きます。


雪組100周年をお祝いするクライマックスは、フランク・ワイルドホーンさん作曲の新曲「SNOW FLOWER WILL BLOOM」。
彩風さん中心に総勢揃う中、舞台中央上段に立つ雪の花はなんと、苑利光輝さんでした。
108期の男役。台詞も歌もない役とはいうものの、期待の高さが伺えます。

大人数がマスゲームのように雪の結晶を描き出す場面は、全員が輪になって床に寝そべって、それを鏡を使って映し出すという演出で、大劇場で観た時は2階席でしたので実際のフォーメーションも鏡に映る姿もよく見えて「おおーっ」と思ったのですが、東宝で1階舞台近くから観たら形がよくわからなくて、そのあたり、難しいなと思いました。

それから、野口先生といえば、な男役アイドル場面。
♪WHITE BREATH というこれまたベタな選曲で、朝美絢さん以下ノリノリでカッコいい・・・けれど人数多すぎて見切れません。
もう少し若手男役に絞ってもよかったのではないかしら。


そして

何と言っても大好きな”男役・和希そら”のラストステージ。
もう観られないと思っていた宝塚大劇場公演、観られるだけでおかしなテンションになっていて、序盤で和希そらくん神父がブッシュドノエル手に歌うだけですでにウルウル。

からの New Year's Eve
♪私を愛してくれた人たちに
 さよならを言う前に笑顔を贈りたい

と歌うそらくん・・・爆泣きです😭
曲も蛍の光アレンジだったりして、野口先生、私たちを泣かそうとする確信犯ですよね。

思えば「A Motion」 最前列でロックオンからの指差しウインクされて以来(2017年・この時アップした感想にも書いてる)、もともと“気になる男役さん”だったそらくんが一気に大好き💕となって(チョロい😆)、宙組から雪組へ、そらくんが舞台にいるとそらくんばかり目で追っていたように思います。


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                    ©宝塚歌劇団

千穐楽は幸せなことにサイドながら前方席でこんな視界。
イケボの編集長も、美女シスターズ率いる色っぽい神父様も、純白の衣装でアポロンが舞い降りたようなソロダンスも、
肉眼で目に心に焼き付けることができました。
下手階段に立ってラスト扇子で客席指して「えっ⁈今のワタシに向かって⁈」と盛大な思い込みさせてくれてありがとう💕

フィナーレは彩風さん・夢白さん、朝美さん・野々花さん、和希さん・音彩さんのトリプル・デュエダンから、彩風さんと和希さん二人が残ってのダンスとなり、さらには彩風さんが0番を和希さんに譲って踊る、というシーンもあって、破格のはなむけでした。


何度も込み上げる場面があったけれど、そして実際泣いたけれど、ご本人は至って淡々というか飄々というか、カーテンコールではプーさん
のものまねまで披露してくれて、最後までサイコーの「和希そら」でした。
お見事です👏👏


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パレード:
エトワール 紀城ゆりや・華純沙那・音彩唯・華世京
咲城けい・野々花ひまり・諏訪さき
縣千
和希そら
朝美絢
夢白あや
彩風咲奈


エトワール4人って~💦



卒業おめでとう・・・でも、和希そらのいないタカラヅカはやっぱりさびしい のごくらく地獄度 (total 2250 vs 2255 )


posted by スキップ at 17:43| Comment(0) | TrackBack(0) | TAKARAZUKA | 更新情報をチェックする
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