2024年02月09日
宝塚版をご存知になった目でもう一度 「RRR」
宝塚大劇場の星組公演に通う日々を過ごしていた中、宝塚の「RRR」を観れば観るほど。"宝塚版をご存知になった目" で映画をもう一度観たくなって、はるばる岸和田まで(大阪で上映しているのここだけだった💦)観に行ってきました。
「RRR」
監督・脚本:S・S・ラージャマウリ
英語版脚本:サーイ・マーダヴ・ブッラー
原案 :K・V・ヴィジャエーンドラ・プラサード
音楽 :M・M・キーラヴァーニ
出演:N・T・ラーマ・ラオ・ジュニア ラーム・チャラン アジャイ・デーヴガン
アーリヤー・バット シュリヤ・サラン サムドラカニ レイ・スティーヴンソン
アリソン・ドゥーディ オリヴィア・モリス ほか
2024年1月13日(土) 1:40pm ユナイテッド・シネマ岸和田 シアター7
(上映時間:3時間)
冒頭の映画ポスターは吹替版のものですが、こちらの方が宝塚版により近いと思って並べてみました。
昨年7月に映画を観た感想はこちら
宝塚歌劇星組「RRR」の感想はこちら
IMAXでの上映でさらに迫力アップ。
映画→舞台→映画 と観て(その後に→舞台→舞台→舞台→舞台・・・と観ているけれども)、細かい部分が補完されて物語の理解がますます深まりましたし、ストーリー本当によくできていると感心することしきり。
結末知っていてもハラハラドキドキしますし、何度も涙がこみ上げました。
そして、場面・台詞・楽曲含めて谷貴矢先生の物語の切り取り方の鮮やかさに改めて感動。
楽曲は礼真琴さん、暁千星さんの声は元より、SINGERRR の美稀千種さんや都優奈さんの声に変換されたりも(;'∀')
宝塚大劇場の千穐楽(2/4)のライブ中継や配信をたくさんの映画「RRR」ファンの方たちがご覧になって、皆さまの大変満足され。驚かれ、絶賛されている新鮮なご感想がXのタイムラインに並んで、読ませていただくのがとても楽しかったです。
宝塚版は「√Bheem」ということで、映画で描かれた、あの "Load! Aim! Shoot!"をはじめラーマにまつわる多くの場面が省かれているのですが、キモのところはきちんと残され、「短縮ではなく濃縮」と皆さまおっしゃっているのがまさに!と思いました。
映画で表現されている宗教観や帝国支配に対する民衆の蜂起といった部分は薄められていますが、車や馬やバイクにも乗らず、もちろん虎たちも出て来ないのに、戦いや火事の場面をはじめとして舞台ならではの演出と、さらにはオリジナルなストーリーや台詞も加えながら原作映画の世界観を損なうことなく描き出した谷先生の手腕、スタッフの皆さま、そしてもちろん出演者に心からの拍手を贈りたいです。
は、いかん、映画の感想ではなく「星組RRR」の感想になっている・・・
そしてまた星組公演が観たくなるという無限ループ の地獄度 (total 2441 vs 2442 )
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください
この記事へのトラックバック