2023年08月15日

8年の時空を超えて REON YUZUKI DINNER SHOW「REON MUST GO ON!-24karats-」


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来年芸能生活25周年を迎える柚希礼音さん。
その”前夜祭”的位置づけのディナーショー・・・というだけでもうれしいのに、ゲストに紅ゆずるさん、真風涼帆さん(しかも真風さんは6月11日に宝塚退団後これがファーストステージ)と発表された時にはかつての星ファンこぞって前のめりになりましたよね。あの、2015年の、柚希さん退団ディナーショーの、再来じゃん!!



REON YUZUKI DINNER SHOW「REON MUST GO ON!-24 karats-」
構成・演出:野口幸作
音楽:青木朝子
振付:若央りさ  森優貴
美術:木戸真梨乃   衣裳:加藤真美
出演:柚希礼音
ゲスト:紅ゆずる  真風涼帆
コーラス: 音波みのり  夢妃杏瑠

2023年8月11日(金)/8月12日(土) ホテル阪急インターナショナル 紫苑
ディナー:5:30-6:45pm  ショー:6:45-8:50pm




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ゴージャスなステージが開演直前に星組カラーのブルーに染まりました。




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前回の「REON GO ON!」の時もそうでしたが
各回ごとにプログラムとチケットの画像が違っていて
こちらは8/11 ディナーで公演カクテル Diamonds Are Forever とともに



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8/12 ディナー 喉かわいていてビア一気飲みです(〃▽〃)
ナフキンの色も違っていました



サブタイトルの 24 karats は、24周年と24カラットの純金やダイヤモンドのように輝く柚希さんをイメージして野口先生が命名。
そして、24曲の宝塚の曲という構成でした。


SET LIST
1.REON MUST GO ON!-24 karats-
2.D.D. Diamond!! (Dear DIAMOND!!)
3.アマール・アマール (ノバ・ボサ・ノバ)
4.ヴィエント・デ・ブエノスアイアレス (ブエノスアイアレスの風)
5.星を継ぐ者 (龍星) with 紅ゆずる
6.蒼穹の彼方 (太王四神記 Ver. Ⅱ)
7.Celebrity (Celebrity) 夢妃杏瑠
8.Candle in your mind!~魂に宿る光(希望)~ (ハプスブルクの宝剣)
9.Étoile de TAKARAZUKA(Étoile de TAKARAZUKA) 夢妃杏瑠・音波みのり
10.僕は怖い (ロミオとジュリエット) with 真風涼帆
11.JACKPOT (オーシャンズ11) 紅ゆずる・真風涼帆
12.大切なひとよ (太陽王~ル・ロワ・ソレイユ~)
13.嵐のように生きた男 (眠らない男・ナポレオン)夢妃杏瑠・音波みのり
14.眠らない男 (眠らない男・ナポレオン)
15.ナポレオン組曲/翼なき荒鷲 (眠らない男・ナポレオン) 
16.ナポレオン組曲/一羽の荒鷲のように (眠らない男・ナポレオン) ダンスソロ
17.柚希礼音メドレー (バンド演奏)
18.REON!! (REON!!)
19.ちえちゃん (REON!!)
20.愛した日々に偽りはない (オーシャンズ11) 真風涼帆
21.ひとかけらの勇気 (スカーレット・ピンパーネル) 紅ゆずる
22.たからづか (Dear DIAMOND!!)
23.Dramatic Diamond (Dear DIAMOND!!)
Encore
24.For Good (REON IN BUDOKAN)




1曲目の「REON MUST GO ON」だけがオリジナルで作詞は野口幸作先生かな?
♪ブエノスアイアレスの青春 ラスベガスの夜遊び・・・ と柚希さんの出演作品が織り込まれた歌詞が素敵でした。
覚えられないので(←)歌詞カードほしかったな。

野口先生のアイデアなのか、客席の私たちに柚希さんが「Treasure」という名前をつけてくださいましたが、私たちの方こそ、宝物のような時間をいただきました。


「アマール・アマール」が初舞台公演「ノバ・ボサ・ノバ」(トップになってからもやりましたが)の曲、「ヴィエント・デ・ブエノスアイアレス」と「星を継ぐ者」が二番手時代で、他は全部トップになってからの楽曲。もちろん全部知っていますし、何なら歌えます。

現役の時とは発声も声も違いますし、正直「そこもっと伸びてたのにな」と思う部分もありましたが、とにかく曲を聴いた瞬間、その時の、その役の柚希さんがフラッシュバックします。
懐かしいナンバーの数々にその曲を聴いていた当時の心情や状況が蘇って涙溢れること多々。
「たからづか」なんて、客席でこの曲聴きながら号泣していた自分を思い出して泣きましたよね。
大好きな「パッショネイト宝塚!」がなーいと思っていたら、バンド演奏に入っていたり。

「ハプスブルグの宝剣」の主題歌「Candle in your mind!」は「エリザベート」のシルヴェスター・リーヴァイさんが作曲された大曲で、現役時代サヨナラショーでも歌わなかったし、もちろん退団後も歌うのは今回が初めてなのだとか。
大好きな曲なのでまたナマで聴くことができてうれしかったです。


「星を継ぐ者」は、退団ディナーショーで紅さんが歌ってステージに出て来た時、入れ替わりにはけていく柚希さんが右手で紅さんの肩をポンと叩いた後ろ姿が今でもありありと目に浮かびます。
あの時、柚希さんが紅さんに歌ってほしいとリクエストした曲でしたが、元は安蘭けいさんの持ち歌で、サヨナラショーでとうこさんが「ちえにこの曲を歌ってほしい」と言って、とうこさんが客席に赤いバラを投げながら銀橋を渡る時に舞台上で黒燕尾を着た柚希さんが涙をこらえながらこの曲を熱唱していた姿も忘れることができません。
本当に”星を継ぐ”者たちの曲だなぁ。


真風さんと歌った「僕は怖い」もすばらしかったです。
歌い始めはロミオという感じから入った真風さんですが、柚希さんが登場してからは、一気にロミオと死という世界観へ。
舞台上では決して声を出さない死ですが、もしロミオとデュエットしたならかくや・・・とゾクゾクしました。
2日目の時は聴きながら泣いちゃった。


「ちえちゃん」はあそこまで完璧に再現されるとは驚きでした。しかもフルコーラスで。
紅さんと真風さんが当時の拵えのままちえちゃんのパパとママ、音波さんがちえちゃんで、夢妃さんがお兄ちゃん。
懐かしいやらうれしいやらで泣き笑いです。
真風さん、退団後初めての女性役が、ドレスでもスーツでもなく、着物にかっぽう着とは(笑)。
真風さんは、6月11日退団の日に黒燕尾もこれで最後と思って「薔薇なんか持っちゃって」お別れしたのに2ヵ月後に「もう着ました」と。


柚希さんと紅さん、柚希さんと真風さん、そして3人揃ってのトークもとても楽しく、「ああ、三兄弟だぁ」と愛おしかったです。
8年前はいかにも三男坊だった真風さんが、今でも控えめながら「何?その包容力!」と紅さんに言われるまでになった時の流れとトップとしての研鑽の日々を思って胸熱でした。

フリーダムな柚希さんに紅さんがマシンガンのごとくツッコミを入れる、頃合いを見計らって真風さんが話を軌道修正したり次へとさり気なく導いたりする・・・というのがデフォルトなのですが、「どうしてそんなふうにいつも気を配ってきちんとできるの?」と紅さんに聞かれた真風さんが、「最後に失言っぽくなってどうしよう」と迷いながらも「お二人と一緒にいたら誰でもこうなります」と言ったのこの日イチ爆笑しました。


音波みのりさん、夢妃杏瑠さんのお二人もコーラスにダンスに大活躍で、中でも、お二人で歌った「嵐のように生きた男」。
あんるちゃんの主旋律にはるこちゃんのハモリがめちゃめちゃ効いていてクールな表情とダンスのポーズも素敵でとても好きでした。

8月11日に観た時は客席に万里柚美さんがいらしていて、客席降りでいち早く見つけた柚希さんが三兄弟トークの時に「万里柚美さんもいらして」と言うと三兄弟声を揃えて「三兄弟の母!」と喜んでいたのがめちゃ三兄弟でした。客席の柚長も泣き笑いでした。
ラストの「Dramatic Diamond」で後方のセカンドステージで3人横並びで同じ振りで踊るのなんて、まるで8年の時空を超えたようで、観ていて震えました。

1日目は遠慮しちゃったけれど、千秋楽は3人ともとハイタッチできました✋
後で手のひらがいい匂いした~(←)



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テーブルは全部で40卓
各テーブル10名でしたので、1公演400名ですね


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8月11日は最前列センターテーブルですっかり舞い上がる



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2日目は後ろの方でしたが、会場後ろのステージが近くてよく見えて、これはこれでよき



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クラウンの上のちょこちゃん
柚希さんはいたくお気に入りでディナーショー終わったらお持ち帰りだそうです。



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1日目完売で買えなかった3人コラボの千社札
2日目は気合入れて早く行って無事捕獲しました!




食事編につづく →


posted by スキップ at 21:30| Comment(0) | TrackBack(0) | music | 更新情報をチェックする
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