2022年12月17日
祝66公演完走! 「薔薇とサムライ2薔薇とサムライ2ー海賊女王の帰還ー」
「66公演 誰ひとり欠けることなく完走しました!」というカーテンコールの古田新太さんの言葉に胸がいっぱいになりました。
全公演完走 本当におめでとう
2022年 劇団☆新感線 42周年興行・秋公演
SHINKANSEN☆RX 「薔薇とサムライ2ー海賊女王の帰還ー」
作:中島かずき
作詞:森雪之丞 音楽:岡崎 司
振付・ステージング:川崎悦子
演出:いのうえひでのり
出演:古田新太 天海祐希 石田ニコル 神尾楓珠 高田聖子
粟根まこと 森奈みはる 早乙女友貴 西垣 匠 生瀬勝久 ほか
2022年12月6日(火) 12:00pm 新橋演舞場 1階4列下手
(上演時間: 3時間45分 <カーテンコール含む>/休憩 20分)
大阪公演の感想はこちら
大阪公演千穐楽レポはこちら
作品全体の感想は省略(笑)
初見の時とそれほど印象は変わらず。
”もちろん楽しいけれどそこまで好きという訳ではない”という感じです←
ただ、今回のお席がこれまでで一番前方でしたので、細かいところまでよく見えて、物語がより深く感じられてよかったです。
(作品への入り込み方が座席の良し悪しに左右されるじぶん、どーなん?)
新橋演舞場で新感線の公演を観るのは「朧の森に棲む鬼」(2007年)以来でした。何と15年ぶり
新感線としては「乱鶯」(2016年)も演舞場公演があったのですが、チケット取っていたものの諸般の事情で観に行くことができませんでしたので💦
新橋演舞場といえば何と言っても花道です。
今回、花横かつスッポン真横という幸せな席で、花道の威力を存分に堪能しました。
役者さんたちが花道を駆け抜けるたびに風がふわりと頬を撫でて、時にはよい香りも漂って、新感線の舞台には花道が本当によく似合います。
新感線が初めて演舞場で公演したのは「阿修羅城の瞳」初演(2000年)だったかと思いますが、みんなあまりに花道を走る演出に「花道は別に走るとこじゃないから」と言われたいのうえさんが「だって、あんな真っ直ぐな長い通路見たら走りたくなるじゃない?」とおっしゃったエピソード大好き。
ラスト近く
横のスッポンが開いてるなぁと思っていたら、そこからモクモクと煙が立ち昇ってきて「あれ?五右衛門出てくるのか?」と思ったら案の定、五右衛門がせり上がって来たのもテンション上がりました。
フェスティバルホールではどこから出て来てたっけ?!と思うくらい登場の仕方ハマっていました。
真横で観る古田五右衛門はデカかった 顔もカラダも(^^ゞ
歌舞伎ではスッポンは”人に非ざるもの”の出入りするところですが、ま、五右衛門もある意味”人外のもの”ですからね。
それから
真横に立つ天海祐希さんアンヌ女王は至近距離で見つめると目が痛いくらい眩しく美しかったです✨
そういえば、二幕冒頭で怪盗紳士な天海さんが去り際にマリア・グランデに放つウィンクを角度の関係でまともに被弾しまして、ほぇ~となりました。
回数観ていないせいもあってか、千穐楽ネタはあまりわからず。
・早乙女友貴 くんマクシミリアンが転んじゃって、照れもあってか結構痛そうにしていた
・生瀬さんボルマンが瓶を落としてしまって「あ、落ちた」と床にこぼれた液(本人は毒のつもりだけど実はプルプルジュース)を指でなめてた・・・ここ、本当は液体入っていないと思うのですが、落としてしまったことでここまでやる芸の細かさに感心
といったハプニングありました。
河野まさとさんコバルの日ネタは「エースをねらえ!」
「ひろみ、私がどうしてお蝶夫人と呼ばれるようになったか・・・」と言いかけてシャットダウンされていましたが、「お蝶夫人側なんだ」と思いました。
プルプル島の民たちが船に乗る準備をしつつ五右衛門こと古田さんは焼酎、それも二階堂がじゃないと・・・という話の時の村木仁さんの暴露話は大阪で1回目に観た時のが一番おもしろかったな
「俺なんか年上なのに『タバコ買うてこいや』言われた」というエピソード。これリアルですよね(≧▽≦)
カーテンコール
古田さんのいつものご挨拶に続いてエアお煎餅まき&ライブ
古田さん、天海さんはじめ皆さん何度も花道を行き来してくださいましたので、古田さん、天海さん、聖子さん、神尾くん、西垣くんのお煎餅をダイレクトキャッチしました(エアだけど)
神尾くんはちゃんと目を見て1枚1枚配ってくれていました(エアだけど)。いい子だぁ~。
友貴くんはカーテンコールでもあまり笑顔を見せないのはお兄さん譲りかな。
大阪の時ほどではなかったけれど、手裏剣投げるみたいにシュシュシュッとお煎餅投げていました。天海さんも真似してやってたな。
フェスティバルホールの方が断然音響はいいし、冠徹弥さん、教祖イコマノリユキさんが全面に出てノリノリだったこともあって、正直のところライブとしてのクオリティは大阪千穐楽の方が高かった印象です。
それでも、すべて終わった突き抜けたような解放感は「大楽」ならでは。
みんな本当に楽しそうに舞台のあちこちで笑顔が行き交っていて、観ているこちらも幸せな気分になりました。
ラストの曲「海賊女王の伝説」で歌い出す前にマイク握って「コルドニアの民よ 行くぞ~っ!」と客席に呼びかける天海アンヌ女王様 かっこよ
最後は古田さんの「よいお年を!」で締め。
2022年 いろいろあったけれど楽しかったなぁと思わせてくれる「薔薇とサムライ2」大千穐楽でした。
前方席は映像見にくいことだけがタマにキズ のごくらく地獄度 (total 2349 vs 2353 )
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください
この記事へのトラックバック