
岡本太郎さん(1911-1996)の回顧展。
今も大阪のアイコン的存在の「太陽の塔」をはじめ、いくつかの作品を断片的に見たことはありますが、こうしてまとめて拝見するのは初めてでした。
パリ留学留学時代の1925年の作品から始まって、1995年の未完の作品「雷人」まで、水彩や油絵はもちろん、彫刻やブロンズ、陶器など、没後開催された回顧展の中で最大規模なのだそうです。圧巻のコレクションで見応えたっぷり。
全作品写真撮影OKという太っ腹。音声ガイドは阿部サダヲさんでした。
今年2月に開館してずっと行きたいと思っていた大阪中之島美術館もこれがデビューでした。
展覧会 岡本太郎
2022年9月29日(木) 大阪中之島美術館


前のめりの太陽の塔 カワイイ

会場に入るとこれがドーン!

「自画像」
鉛筆で描かれた1950年の作品

「駄々っ子」
右のピンク、猫かと思ったら犬ですって

「光彫刻」
彫刻兼照明器具として制作された作品だそうです
見上げる人たち含めてひとつの作品のよう

「明日の神話」
メキシコのホテルのために制作された幅30mの壁画で今は渋谷駅に展示されているそうです
今回展示されたものは幅11mの下絵だとか



作品の表情の幅広さに圧倒されます

「露店」
岡本太郎さんご自身がニューヨークのグッゲンハイム美術館に寄贈した作品
日本で見られるのは40年ぶりだそうです
グッズもかわいかったので買いたかったけれど長蛇の列であきらめ のごくらく地獄度



