2022年09月28日
「トップガン」×「トップガン マーヴェリック」 連続上映
6月に「トップガン マーヴェリック」を観て、とてもとてもおもしろかったので公開が終了するまでにもう1回(何なら2回3回)観たいと思っていたのですが、オリジナルの「トップガン」も再度観たいなぁと考えていました。もちろんDVD等で観ることはできるのですが、そうではなくスクリーンで・・・。
そんなところに入ってきたトップガン」×「トップガン マーヴェリック」 連続上映のニュース。喜び勇んで観に行ってきました。
「トップガン」×「トップガン マーヴェリック」 連続上映
トップガン Top Gun: (1986年公開)
監督:トニー・スコット
脚本:ジム・キャッシュ ジャック・エップス・Jr.
製作:ドン・シンプソン ジェリー・ブラッカイマー
出演:トム・クルーズ ケリー・マクギリス バル・キルマー
アンソニー・エドワーズ トム・スケリット メグ・ライアン ほか
(上映時間: 110分)
トップガン マーヴェリック Top Gun: Maverick (2022年公開)
監督:ジョセフ・コシンスキー
脚本:アーレン・クルーガー エリック・ウォーレン・シンガー
クリストファー・マッカリー
出演:トム・クルーズ マイルズ・テラー ジェニファー・コネリー
ジョン・ハム グレン・パウエル ヴァル・キルマー ほか
(上映時間:131分)
2022年9月24日(土) 1:00pm TOHOシネマズなんば スクリーン2
「トップガン マーヴェリック」の感想はこちら
オリジナル「トップガン」は公開時に2回観て以来なので何と、36年ぶり!です。
忘れているところももちろんありしたが、細かいディテールまで覚えていた自分にびっくり。
先に「マーヴェリック」を観てから改めて観るオリジナル「トップガン」は一層心に染みてナミダ
かららの「マーヴェリック」はますます胸熱で爆泣き・・・という涙の無限ループでした。
そもそも最初に「マーヴェリック」を観た時、冒頭のマーヴェリックの部屋?のコルクボードにグースとの写真がいっぱい貼ってあるのを見て、「それ、あの頃ロッカーに貼ってたやつやん」と涙がぶわっとあふれたのですが、今回オリジナルでまたそのロッカーの写真を見て、涙ぶわっでした。
グースが亡くなった後、ずっと持っていたグースのと自分のドッグタグを、オリジナル版ラストで海に投げ捨てたマーヴェリックだったけれど、その思いは決して消え去るものではなかったのね。
ペニーの店でピアノを弾き語りするルースターを窓から覗いて、氷ついたような表情を浮かべるマーヴェリック。
「あー、あの時。グースの奥さんが訪ねて来て一緒に食事に行った時のシーン」と思い出していましたが、そのシーンを今回オリジナル版で改めて観て、またまた涙。
グース夫妻が本当幸せそうで、小さなルースターがピアノの上にちょこんと座って、それを楽しそうに恋人と見るマーヴェリック。
F-14でのドッグファイトは見応えしかないし、それでも万事休す、となった時「グース、すまない」と口にするマーヴェリック。
結局作動しなかった脱出装置ですが、マーヴェリック本人はもちろん、観ている誰もがあの不幸な事故のことを思い出さずにはいられず、また同じことが・・・という不安で観客も完全にマーヴェリックの心情とシンクロしてしまいます。
だからラスト、マーヴェリックがルースターをハグして「君は命の恩人だ」と言って、ルースターが「父の代わりです」と言った時、マーヴェリックは本当の意味でグースの死から解放されたんだなと思い、観ている私たちもほっと肩の荷をおろすことができたように思います。
それに加えて、若いころは自信満々で完璧だったアイスマンが、ラストに固い握手をしたマーヴェリックをずっと見守り続けていたことにも胸熱でした。LINEでやり取りしているなんてね(^^ゞ
もしかしたらアイスマンは、あの事故は直前に自分が無理な割り込みをしたことが直接ではないにせよ要因の一つになっていると考えて、彼なりにグースの死に責任を感じていたのではないのかなと、今回オリジナル版を観て思いました。多分続編がなかったらそんなこと考えも及ばなかったでしょう。
グースと、グースへのマーヴェリックの思い、そしてオリジナル版へのリスペクトに満ちた「トップガン マーヴェリック」。
改めてすばらしいと思いました。
前作を限りなくリスペクトしつつ、純粋に1本の作品としてストーリーはおもしろいし、スカイアクション凄まじいし、カメラワークすばらしいし、役者は揃ってる・・・すばらしいです。
オリジナル版は「ドキドキハラハラしつつも最後スカッとハッピーに収まる典型的なアメリカ映画」にこんな「その後の物語」があって、どちらかと言えば軽くて陽気なヤンキー・ガイの印象だったマーヴェリックが、36年の時を経て、こんなに滋味あふれる男になることにも、ただひたすらこの続編の製作にかかわったすべての人、この連続上映を企画してくださった方にに心から感謝する思いです。
それにしても1986年のトム・クルーズ、改めて見ても超美形 のごくらく度 (total 2340 vs 2341 )
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