2022年03月16日

未来へ 「宝塚音楽学校 第108期生文化祭」


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本年4月23日に星組公演で初舞台を踏む宝塚音楽学校第108期生の卒業記念公演となる文化祭。
当初の予定より2週間遅れての開催となりました。若さ溢れる熱い舞台を繰り広げてくれました。
音校文化祭を観劇するのは初めてでしたが、真摯に取り組む姿が胸を打ち、想像以上に充実した楽しい公演でした。


宝塚音楽学校 第108期生文化祭
総合演出:三木章雄
出演:宝塚音楽学校 第108期生 38名

2022年3月13日(日) 4:00pm 宝塚バウホール 2列(最前列)上手
(上演時間: 2時間40分/休憩 15分x2)



第1部 日本舞踊・クラシックヴォーカル・ポピュラーヴォーカル
第2部 演劇「オーロラの歌声」
第3文 ダンスコンサート

という3部構成。
一つの部が終わるたびに、プログラムの出演者と生徒の顔写真とを照らし合わせる作業に忙しい・・・周りの皆さんほぼ同じ作業(^^ゞ

2年間の集大成ともいえる舞台。
歌やダンス、それぞれ得意分野はあるにしても、若さとポテンシャル溢れる舞台は観ていて胸熱でした。
以下は印象に残った場面や生徒さんのメモ。
(  )内は3月14日の卒業式後に発表された芸名です。


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チケットがバウホールの緞帳とカラーコーディネートしてるみたい


第1部 
日本舞踊「清く正しく美しく」

全員黒紋付に緑の袴の正装で扇を持った素踊り。
上手下手にそれぞれ、ソロ1名+コーラス3名の歌手がつく構成。
ソロは2名とも娘役で岡原ゆづき(彩姫みみ)さんと北山花音(美渦せいか)さん。
美しくのびやかな歌声がオープニングにぴったりでした。

クラシック・ヴォーカル
「カタリ・カタリ」 岩崎杏珠(水月胡蝶)
「星は光りぬ」   糀屋美咲(志凪咲杜)
ここはどちらも男役。
光沢のある白いブラウスに黒のパンツというスタイル。
どちらも難しそうな曲でしたが原語(イタリア語)ですばらしいヴォーカルを聴かせてくれました。
このお二人はその後も歌の場面に何度も登場して大活躍でした。

ポピュラー・ヴォーカル
岩崎杏珠(水月胡蝶)さん、大塚あかり(瑠羽らいと)さん、佐々木結萌(華楽逸聖)さん、元木ひかる(珀亜れい)さんという男役4人の「アイ・ラブ・レビュー」から始まる宝塚メドレー。
ソロは同じ人が二度三度と登場して、歌うまメンバー選抜といった感じでした。
元木ひかる(珀亜れい)さんがどことなく壮一帆さんに似たシャープな面差しが印象的で、この期で私が一番最初にお顔を覚えた人となりました。
娘役では「愛の歌」をソロで歌った山本菜南子(花海凛)さんが美声を響かせていました。
いやしかし、全体的に歌うまさん多いなぁという印象です。

メドレーの中に「エクスカリバー」の「未来へ」があったのですが、彼女たち、本当に今、未来に向かって瞳を輝かせているなぁと思いました。


第2部 演劇「オーロラの歌声」
作・演出:谷正純
装置:新宮有紀
音楽:𠮷田優子

フランス革命時のスウェーデンを舞台に、皇太子クリストフが平民から募集した近衛兵候補生とともに2年間の訓練を経て宮廷へ戻るまでを描いた物語。
音校文化祭のために書かれた戯曲なのかな。2年間の音楽学校生活ともシンクロして胸に迫るものがあります。
A組、B組のダブルキャストで、私が観た回はB組。主な配役は

クリストフ   田中百映(光稀れん)
エルヴィラ   北山花音(美渦せいか)
ヤン      奥山映美(馳琉輝)
フェリシア   梶原 捺(梨恋あやめ)
ファーレン少佐 瀧田あかり(滝みらい)
ルーカス    大塚あかり(瑠羽らいと)
ソフィア    岡原ゆづき(彩姫みみ)

やっぱり演劇で主要な役にキャスティングされているのは全体成績上位者ですね。
訓練生の班長であるヤンとそれに対抗するルーカスが役柄的にしどころのある役で、特にヤンの奥山映美(馳琉輝)さんの落ち着いた演技がよかったです。
お化粧もっとがんばろうね、なところもフレッシュでかわいらしい。

ちなみにこの作品、97期と102期の文化祭でも上演されたそうで、ヒロイン エルヴィラは
97期  城妃美伶・海乃美月
102期 舞空瞳・潤花
4人中3人が現トップ娘役ってすごくない?
今回エルヴィラ演じた北山花音(美渦せいか)さん、A組の山本菜南子(花海凛)さんも要注目ですね。


第3部 ダンスコンサート
タップダンスから始まって、バレエ2題(「ジプシー達の踊り」「メリー・ウィドウ」)、ジャズダンスを織り交ぜた構成。
ほぼ群舞で皆さん出ずっぱり、踊りっ放しで体力的にも相当キツイかと思いますが、若さのポテンシャルすごいなと感心。

バレエ「ジプシー達の踊り」で井上絢心(絢咲羽蘭)さんが美しいピルエットを披露して拍手を浴びていました。
梶原捺(梨恋あやめ)さんも、伶美うららさんに似た華やかな美貌でどこにいても目立っていました。

ジャズダンス「ワタリドリ」の振付が鶴美舞夕さんで、「おー、どいちゃん!」となったり、フィナーレ「Joyfuru!」の揃いっぷりに尚すみれ先生の厳しいご指導を思い浮かべたり。


最後にご挨拶をしたのは首席の岩永佳那子(茉莉那ふみ)さん。
拍手が鳴りやまずカーテンコールでは涙声。
それでも小さな身体に汗いっぱいかいて、涙をこらえようと歯を食いしばって笑顔を見せて踊る姿にもらい泣き。


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2022年度の音楽学校生徒募集のポスターモデルも108期。
彼女たちを目指して今年入学する音校生は110期ですね。



宝塚音楽学校卒業、そして宝塚歌劇団入団 本当におめでとう のごくらく度 (total 2279 vs 2274 )


posted by スキップ at 15:53| Comment(0) | TAKARAZUKA | 更新情報をチェックする
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