2021年09月29日

「REON JACK 4」 日替わりゲスト編


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「REON JACK 4」 日替わりゲスト
東京の甲斐翔真さんと北九州の佐藤隆紀さんは観られませんでしたが、夢咲ねねさんの回は配信で、大阪公演の3 guestsなナマでコンプリートです。
いや~、どのゲスト回もとびきり楽しかったです。

本編の感想はこちら



ゲストコーナーは基本的に、ゲストがソロで1曲歌って、2曲目は柚希さんとコラボ、そしてトークという構成。

夢咲ねねさん:
「オーシャンズ11」のテスのナンバー「楽園を出た二人」を歌って登場。
本編のアンコールで柚希さんが同じく「オーシャンズ11」の「愛した日々に偽りはない」を歌うのですが、お互いにそのことを知らず曲を選んだそうで、このあたりにも柚希さんとねねちゃんの絆の深さを感じます。

2曲目は「パッショネイト宝塚!」のデュエットダンス。
「どれくらい踊れる?」とねねちゃんに聞いたところから始まったというデュエダン。
大好きだったショーであのデュエダンをまた観ることができるなんて。
花柄の衣装も揃えていて、もうあのころのままの雰囲気。柚希さん、ねねちゃん相手だとひと際オトコマエになりますよね。

トークでは、台湾公演や全ツで日本各地を巡っておいしいものを食べた話、ねねちゃんはデュエダンのお稽古で柚希さんの稽古着とスカートの色を合わせるようにしていたけれども、柚希さんは稽古中何度も着替えるので難しかった、なんていう楽しい思い出話も。

柚希さんの宝塚時代のどの作品が好きかというアンケートを客席ペンライトで
・オーシャンズ11
・ナポレオン
・愛するには短すぎる
の3択でしたが、結果は「ナポレオン」でした。
うーん、もちろん「ナポレオン」も大好きですが、私は「オーシャンズ11」かな。


湖月わたるさん:
ソロは中島みゆきさんの「糸」
「ちえとファンの皆様と結びつき、ちえと私のご縁に感謝してこの曲を」という湖月さん。
わたるさんの力強いヴォーカルも大好き。素敵でした。

コラボはわたるさんの退団公演「ネオ・ダンディズム!」から「PARADISO」
折しも今、宝塚大劇場で星組が公演中の「モアー・ダンディズム」の中で PARADISO のシーンを観たばかりということもあって、イントロが聞こえてきた時、「キャオ!」とヘンな声でましたよね(心の中で)。
まさか湖月わたると柚希礼音の「PARADISO」をナマで観ることができるなんて・・・テンション上がりっ放しで半泣きで心震わせながら観ました。

「2人で何しよう?と考えて、ラダメスやっていただいて私がアイーダしようとかいう話もあったのですが」という柚希さんの発言にざわめく客席(それはそれでちょっと観てみたかったかも)。
「今ね、宝塚で礼真琴ちゃんがモアー・ダンディズムをやっていて・・・本当これも偶然なんです」と。
これはまるで神の采配のように思えました。
礼真琴くんもきっと観たかっただろうし、観てほしかったな。
衣装もちゃんとわたるさんのは「PARADISOの男S」で、自分のは「A」口にしたのですって。

柚希さんがわたるさんを大尊敬しているのはもちろんですが、互いに認め合い、リスペクトし合っているのが端々に感じられるトークもとてもよかったです。そしてそんな2人の口から語られる、脈々と受け継がれる星組スピリットに胸熱。

礼真琴くんについては、「Feeling Good」の話題でも「前に礼真琴くんの歌で踊って・・・」とまたおっしゃっていました。
確か「REON JACK 3」の時、観に来ていた礼真琴くんご本人に向かってもおっしゃっていましたね(こちら)。本当に大切な後輩で、柚希さんにとってとても印象に残る歌唱だったんだな。
「その公演観た人?」という客席への問いかけに全力でピンクのペンライト振りました。
礼真琴くんも間違いなく星組スピリットを受け継ぐ一人。


東啓介くん:
ソロは川崎鷹也さんの「大切な人」
「今の時代だからこそこの曲を」と、とんちゃん。歌うまいなー。

コラボは「マタ・ハリ」からアルマンのマンバー「普通の人生」をとんちゃんが歌って、白いドレスにロングヘアの柚希さんマタがダンスで絡むというシーン。
「アルマンとマタのアナザストーリーをつくっていただきました」と柚希さん。
白いドレスは劇中のパリのデートの場面の青いドレスと同じものを色違いでつくっていただいたのだとか。
「REON JACK 4 で唯一のスカートシーンです」と(笑)。

「マタ・ハリ」はラスト2公演が中止となってしまって、大千穐楽に予定されていた柚希マタ・加藤和樹ラドゥ・東啓介アルマンの初演メンバーによる公演が実現しませんでした(私も観られなかった💦)。
今回、Wキャストで何パターンもある中、とんちゃんとの共演が少なかったととても残念がっていらっしゃいました。

アンケートは「マタ・ハリ」の中で好きなシーン
・2人が出会った翌朝のバルコニー
・アルマンが死ぬ場面
・ラスト マタ・ハリが銃声の後、振り向くところ
私はラストにあげましたが、一番多かったのはバルコニーでした。


西川貴教さん:
ソロは「オーシャンズ11」から「FATE CITY」
コラボは「WHITE BREATH」
2人の持ち歌をソロとコラボで逆にしているの、粋な演出でした。

「FATE CITY」のイントロ聞こえてきた時、「あれ?ここゲストコーナーじゃなかったっけ?オーシャンズ?」と思いました。
西川さんの迫力あるヴォーカルの「FATE CITY」とてもよかったです。
柚希さんの「オーシャンズ11」の制作発表の映像などをご覧になって参考にされたというとで、グレーシャドウのヅカっぽいアイメイクの西川さん。
「WHITE BREATH」は柚希さんがハンディバキュームを持って西川さんに風を浴びせながら歌い踊るという形。

2018年の地球ゴージャス「ZEROTOPIA」で共演して仲良くなったお2人ですが、そのトークは兄弟漫談のよう。
もちろん柚希さんのボケに西川さんの鋭いツッコミ連発。
柚希さんの「おまえ」「こいつ」と呼ぶ西川さんのツッコミをニコニコ顔で聞いている柚希さん。
仲がいいとは聞いていましたが、これほどまでとは・・・とても心許し合っている様子が伺えます。
西川さん、2018年の「REON JACK 3」 梅田芸術劇場千穐楽を観にいらしてくださってましたね。

この日の最初の方で柚希さんが「大阪から来た人」「兵庫から来た人」とペンライトアンケートしたのですが、「お前の地図はどうなっとんねん!大阪と宝塚のある兵庫だけかっ!」と早速ツッコミが。

「ZEROTOPIA」のお稽古で出会って、偶然にもマンションが細い道を隔てたお隣同士だとわかった2人。
「それ以来、こいつは俺の車をタクシー代わりに使うようになった」と西川さん。
打ち上げ終わりでも当然のように西川さんの車に乗り込む柚希さんを見て、事情を知らないスタッフは「西川さんと柚希さんて・・・!?」とざわめいたとか。

当時食事は1日に夕食1回のみで公演前には食事しない西川さんなのに、わざわざ西川さんの楽屋へ行ってお弁当を食べる柚希さん。「揚げもの~」とか見せながら(笑)。
開演前、西川さんは自分のペースでアップしたいのに、誘いに来て、「ほら、アップ行くよ。10 9 8 7・・・」とカウントする柚希さん。

最後にひと言とふられて、「それでは皆様のご多幸とご健康をお祈りしまして、消臭力~」とよいお声を響かせる西川さん。
「これは2秒で人を幸せにします・・・って、コレ今やる?まだ1曲あるのに・・・だからおまえの構成!」とまたツッコミが’(笑)
・・・などナド 爆笑の連続でした。

ボディビルダーとしても知られる西川さん。
ラストはTシャツ脱いで見事な筋肉美を披露・・・すると、宮尾さんとクリスティアンさんも負けじと脱いで3人並ぶという。


大千穐楽にはこの公演のブルーレイ発売が発表になり、柚希さんから「またいつか REON JACK 5を」という発言も。
どうかそれが実現しますように。



今年はこれが舞台納めだという柚希さん。たっぷり英気を養って、来年また輝く姿をたくさん見せてください のごくらく度 (total 2307 vs 2308 )


posted by スキップ at 23:04| Comment(0) | music | 更新情報をチェックする
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