
5月15日に月組公演が開幕して整理券配布制になって以来、「宝塚歌劇の殿堂」はもちろん「キャトルレーヴ」にもずっと行けないでいました。
6月4日(金)は平日1回公演だし、朝から結構な雨だし、と張り切って突撃しました。
13:00開演の大劇場に10時20分に到着。
まずは「歌劇の殿堂」の整理券・・・すぐの時間帯にも入れましたが、開演前に軽くランチもとりたいし、ということで11時30分入場(シアター上映は12時から)の部にしたところ、整理番号1番でした(^^ゞ

次にキャトルレーヴ。
こちらはすぐに入って、舞台写真爆買い。
一旦宝塚駅方面まで戻ってサクッとランチしてから「歌劇の殿堂」へ。
シアターは整理番号順に入場ですので、もちろん最前列センターで観て胸がいっぱいになって泣く。
そして大劇場で「桜嵐記」観てさらに泣く、という1日でございました。
宝塚歌劇の殿堂
特別企画展「Memories of 珠城りょう」
珠城りょうさんの初舞台から現在に至るまでの軌跡を4つの時代ごとに舞台写真や映像、衣装、小道具などの展示を通して振り返るという企画。
・初舞台・若手時代(新人公演時期)
・バウホール作品
・大劇場・その他劇場作品(トップ就任前)
・トップ就任後


入ったところに白と黒 2人の珠城さんが表裏でお出迎え

私が最初に珠城さんを意識したのは「アリスの恋人」(2011年)のマーチ・ラビットで、「ずいぶん大きなうさぎさんだなぁ」と思ったものですが、今この衣装見てもやっぱり大きいのでちょっと笑っちゃいました。

バウホール初主演作品「月雲の皇子」(2013年)の木梨軽皇子の衣装
これ見ると今でも胸がきゅっとなるくらい切ない。

トップお披露目公演「グランドホテル」(2017年)
フェリックス・フォン・ガイゲルン男爵の衣装 ステキだったな
「グランドホテル」は版権の関係で映像には入っていませんでしたので、ここで舞台写真も見られてうれしかったです。


「BADDY」(2018年)の宇宙服
後ろのパネル画像と煙草のポーズ合わせてあって芸が細かい



写真パネルが TAMAKI になっているあたり、スタッフさんの愛とセンスを感じます
K は三日月だし

「ピガール狂騒曲」(2020年)の珠城さんジャックと月城さんシャルルの衣装

そしてフィナーレの衣装 この大羽根のスモーキーな色合い好きでした。

ピガールは他の出演者の衣装も
風間柚乃さんボリスの衣装はバケツつき(笑)

暁千星さんレオのカンカンの衣装
スタイル画もちゃんと足上げてます。
あのカンカン ほんとすばらしくて何度でも観たいやつでした。

2008年 初舞台ロケット
かわいいけどたくましいわ(^^ゞ
シアターの映像は研3で新人公演初主演となった「THE SCARLET PIMPERNEL」(2010年)のご挨拶から始まりました。
声もまだ高めで、初々しい珠城さんの後ろで見守る宇月颯さんと紫門ゆりやさんの優しい笑顔が印象的で、そうだ、私にとって月組を代表するイメージのお2人だったなぁと思いました。
紫門ゆりやさん演じる帽子屋さんが「アリスの恋人」の中でピカイチ好きだったのですが、あれから10年経って、あんな脂ぎったエロおやじ・・・失礼 高師直になるなんて。
映像に出てきた作品は博多座の「長崎しぐれ坂」以外は全部観たものばかりでしたので、懐かしさもこみ上げてきて涙。
いつも思いますが、トップスター退団時のシアター映像ってスカステでオンエアしてくれたら録画して永久保存版にしたいところなのに。
綺麗だけどもう少し痩せた方が・・・とか
声もうちょっと張れるでしょ・・・・・とか
今思えば失礼なことをいろいろ思った時期もありましたが、何だかんだ言って私ってばたまきち好きじゃんと改めて感じた歌劇の殿堂でした。
珠城さん大劇場サヨナラまでラスト10 days やっぱり寂しい のごくらく地獄度




スキップさんのレポートの写真を見ると懐かしい!本当に珠城さんの退団も近づいてきましたね・・月組ファンとしては寂しい限りです。
賛否の多い(いや批判の方が多かったのかなぁ)トップさんでしたが、話題作やヒット作に恵まれた、幸運な方だったような気がします。もちろんそれは、努力の積み重ねもあると思いますが、持って生まれたスター性を見抜いた劇団の英断も、今となっては素晴らしかったのではないかと。(なんて偉そうに(^^;)
ツボにはまったトップの方はお披露目と退団公演をほぼ欠かさず見に行くのですが、今回は行けなくて本当に残念です。
東京まで、無事に公演が終わるよう祈るばかりです。
いえいえ コメントはいつでも何度でも大歓迎です。
珠城りょうさんは売り出し中のころ、綺麗だけど「大味」だなぁ
と思っていたのですが、どんどん好きになっていきました。
歌が弱いとかいうテクニカルな面とは別のところでいろいろ
言われているのは本当に心が痛みましたし、珠城さんご自身も
辛かったのだろうことは退団会見で見せた涙でも想像に難く
ありませんが、舞台ではいつも大らかな笑顔を見せてくれていましたね。
「Dream Chaser」のデュエットダンスが夢見るように素敵で
あんな雰囲気のデュエダン踊れるトップコンビはしばらく
出ないのではないかと思っています。
まだまだいろいろと制約が多い状況下ですが、この月組公演から
組子全員出演で新公も復活して生オケで、というところも
珠城さんの強運を感じます。
本当に、東京公演千秋楽まで、無事に駆け抜けていただきたいです。