2021年04月24日

舞台という儚く尊いキセキ 2021


今年またこのエントリをあげなければならないなんて💦

昨年2月末に怒涛の公演中止が始まった時、池谷のぶえさんの「舞台というものが無事に上演できることは、当たり前ではなく奇跡的なことなのだと改めて感じます。」というツイートを引用させていただいて、チケット取っていたのに観劇できなくなった公演を粛々と書き留めました(こちら)。
昨年は年末までに63公演(!)観ることができませんでした。

もうあんな思いはしたくないと思っていた2021年。
4月25日から5月11日まで緊急事態宣言が発出され、今日は次々と公演中止が発表されました。昨年同様、主催者や出演者からの中止のお知らせとお詫びであふれるtwitterやインスタグラムが切ない。

私は演劇や舞台を愛する者ですが、もちろん演劇だけが特別と思っている訳ではなくて、スポーツを愛する人、音楽を愛する人、すべての人が忸怩たる思いを抱えていることは想像に難くありません。
それでも、まだ50%以下の客席収容を守って万全の感染対策を施し、幕間のロビーも静まり返っていた歌舞伎座を目の当たりにしてきたばかりですので、あんなにきちんとできていて、今まで一度もクラスター出してもいないのに、という思いは拭いきれません。

何より、お稽古を積み重ねて舞台をつくり上げてきた出演者、スタッフ、関係者の皆さまのお気持ちを思うと心が痛く、今日も星組「ロミオとジュリエット」の東京宝塚劇場初日映像を見返して泣いてしまいました。


チケットを取っていて中止となった公演 2021年

<2021年4月24日 午後11時現在>
・4月文楽公演 (国立文楽劇場)・・・吉田簑助さん最後の日をお見送りするはずでした
・宝塚歌劇宙組 「夢千鳥」 (宝塚バウホール)
・宝塚歌劇花組 「アウグストゥス/Cool Beast!!」 (宝塚大劇場) 2回
・宝塚歌劇宙組 「Hotel Svizra House」 (梅田芸術劇場)
・カメレオンズ・リップ (サンケイホールブリーゼ)
・エリザベート・ガラ・コンサート ライブ中継 (TOHOシネマズなんば) 
                 → 配信に変更可能
・月影花之丞大逆転 (オリックス劇場) 大楽


今回の宣言前に
・IF/THEN (シアター・ドラマシティ) 2回


4月26日追記
・やのとあがつま (住友生命いずみホール)

5月8日追記
・月とシネマ (COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール)

5月11日追記
・サンソン―ルイ16世の首を刎ねた男― (オリックス劇場)

7月19日追記
・マタ・ハリ (梅田芸術劇場) 大楽



どうかこの状況が1日も早く収束して、バッハ氏来日とかに関係なく宣言が解除され、5月12日には明るい笑顔で舞台が戻ってくることを心から願ってやみません。

池谷のぶえさんの昨年のツイートを再度引用させていただきます。
「舞台という儚く尊い時間と空間を、お客様、関係者の皆さま、共演者の皆さまと一緒に、また穏やかに共有し合える日々が少しでも早く訪れるよう祈ります。」


posted by スキップ at 23:04| Comment(0) | エンタメ et. al | 更新情報をチェックする
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