2021年03月24日

フルさくらワールド🌸 「美園 さくら ミュージック・サロン  FROM SAKURA」


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昨日はお友だちに誘っていただいて、美園さくらさんのミュージック・サロンに行ってきました。
ショーはもちろん、ホテルのディナーというのが本当に久しぶりで、とても楽しみにしていました。


宝塚ホテル開業記念イベント
美園 さくら ミュージック・サロン 「FROM SAKURA」
構成・演出: 齋藤吉正
音楽: 青木朝子   振付: 百花沙里   衣装:大津美希 
出演: 美園さくら  暁 千星  瑠皇りあ  毬矢ソナタ

2021年3月23日(火) 18:30-19:45 ディナー  
19:45-21:00 ショー 宝塚ホテル 1階「宝寿」



宝塚ホテルでこれまで予定されていたランチやディナーを伴うショーは食事がことごとく中止となって、これが新宝塚ホテルがオープンして最初のランチ/ディナーショーになるのではないかしら。
いつもよりテーブル数を減らし、食事の間は隣の人との間にアクリルパーティションが設置され、パンやカトラリーは白いナフキンに覆われて・・・と厳重な対策のもと、こうして開催されたことはとてもうれしく、会場も華やいだ雰囲気でした。


オープニングはポスターと同じコスチュームで登場。
スタイルいい~、脚ほっそーい!
ちょっぴり不思議ちゃんなトークを展開しつつ、美声を響かせて名曲の数々を聴かせてくれました。


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ステージはこんな感じ。
照明によって色が変わる桜が綺麗でした。
時にはパネルの真ん中に三日月が輝くことも。


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各テーブル6名でゆったり。
全部で180席くらいでしょうか。



セットリスト
Chapter 1 優美 
1. Cry Me A River (Arkadia)
2. Arkadia (Arkadia)
3. マルグリットのように (Arkadia)
Chapter 2 理知 
4. ニューヨーク、ニューヨーク (ON THE TOWN)
5. YOU ARE MY LUCKY STAR (雨に唄えば)
6. SINGIN' IN THE RAIN (雨に唄えば)
Chapter 3 思い出
7 私の居場所 (I AM FROM AUSTRIA)
8. スポーツ万歳 (I AM FROM AUSTRIA)
9. I AM FROM AUSTRIA (I AM FROM AUSTRIA)
10. A-EN MOON RISE (A-EN)/暁千星
Chapter 4 GOMAKASIATA 
11. Catch You Catch Me
12. ごらんなさい ごらんなさい (ベルサイユのばら)/暁・瑠皇・毬矢
Chapter 5 真心
13. 愛は誓い (FALSTAFF)
14. 許されぬ愛 (1789)with 暁
15. 神様の裁き (1789)
16. 男たるもの (夢現無双)/瑠皇・毬矢
Chapter 6 冷静
17. 私が踊る時 (エリザベート)with 暁
18. 私だけに (エリザベート)
Chapter 7 感謝 
19. I Have Dreamed
20. SAKURAメドレー (全員)
Encore 
21. Amazing Grace



歌には定評がある美園さん、どの曲も聴きごたえあって、曲によってガラリと雰囲気が表情が変わるのもすばらしい。
トップ娘役になって2年、大劇場3作と期間が短いこともあってか、新人公演で主演を演じた舞台からの楽曲も入っていました。,
「1789」も「エリザベート」も大好きな作品なのでうれしい。
しかも「許されぬ愛」と「私が踊る時」はそれぞれの作品の中でどちらもトップ2に入るくらい好きな曲です。
この2曲は暁千星さんとのデュエットでしたが、暁さんの歌唱の成長ぶりが如実に示されていました。

「1789」は暁さんは本公演でフェルゼン、新人公演で主役のロナンを演じて、美薗さんは新人公演のマリー・アントワネット。
公演ではすれ違いで実現しなかった2人のデュエット「許されぬ愛」は至福でした。
先日この新人公演がスカイステージでオンエアされていましたが、暁さんはこの時まだ研4。振り返って見るのははずかしくて嫌なのですって(笑)。確かに、本公演のフェルゼンもぼっちゃま感ありました。

「私が踊る時」はイントロが流れた途端、2人がパッと目つきまで変わったのはソクゾクしました。
こちらは新人公演のトートとシシィ。もう一度衣装つけて歌う2人が観たかったな。

大好きな作品という「I AM FROM AUSTRIA」からは3曲。
美園さんらしさを存分に発揮した役だったし曲だったなぁと改めて思いました。
「本日のスペシャルゲスト。パブロ・ガルシアです!」と美園さんが紹介した「スポーツ万歳」ではマッチョマッチョ!という暁さんのパブロにまた会えてうれしかったです。

もちろんショーの中心は美園さんですが、暁さんが最上級生(といっても美園さんの1期上だけど)ということもあって別格の扱い感と華。
ソロの曲やデュエットあり、「SINGIN' IN THE RAIN」はワンコーラス目を美園さん、ツーコーラス目は暁さんのソロでした。 


美園さんのトークは、健康のためにお野菜をたくさん食べている、私の周りには加熱派とそのまま派がいて、私は断然そのまま派です、といった内容。
昔はみんなそのまま食べていた、加熱しない方が栄養分が逃げない、そして、何といっても調理時間が短い!(というかほぼ調理時間なし)だからだそうです(笑)。何だかさくらちゃんらしい。

前半と後半の間には、男役3人による「美園さくらの生い立ち」的な寸劇が。
瑠皇さん、毬矢さんがさくらちゃん本人やお母さん、お兄さんを演じて、暁さん出て来ないなぁと思ったら、♪ごらんなさい ごらんなさい 美園さくらの~しょう~たい(正体)のところで「声の出演」とプレート下げて出てきました。「あ、声はありちゃんだったんだ」とこの時気づく(遅い)。
数学が得意で美術館めぐりが好きで成績もよかったさくらちゃん。アニメの声優に憧れたこともあったそうです。
「私の話し方って特徴あるでしょ?外人がしゃべってるみたいなおつうじゃないか!と叱られたこともあったわ」(声:暁千星)に爆笑してしまいました。確かに、「夢現無双」のおつうの台詞まわし、ヘンでよく真似したわぁ、あの頃。そういえばあの作品の演出は今回のミュサロと同じ、齋藤吉正先生でした。

男役3人による「さくらクイズ」は「この状況が落ち着いたらさくらちゃんが旅行に行ってみたいところは?」で、広島、北海道、沖縄の3択でした。正解は広島。
「何でさくら広島に行きたいんだろ?」「それはやっぱり暁さんの出身地だからじゃないですか」
ということで3人でしばし広島トーク・・・ですが、「私は広島といっても岡山に近い福山市というところなので広島(市)のことはあまり知らないんです。お好み焼きも普通の食べてたし」と暁さん。

ラストのSAKURAメドレーで盛り上がった後、アンコールは白いドレスに着替えて「Amazing Grace」
透き通るような美声に心洗われる思いでした。

1時間強と短い時間でしたが、さくらちゃんの魅力があふれたとても楽しいミュージック・サロンでした。



→ 食事編につづく           

posted by スキップ at 17:50| Comment(0) | TAKARAZUKA | 更新情報をチェックする
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