
去年の今ごろ、いや、今年のはじめにさえ、こんな年になるとは予想だにしなかった2020年が間もなく終わろうとしています。
皆さまそうだと思いますが、忘れることのできない年となりました。
毎年「1年があっという間」と言っていますが、今年はさらに速く過ぎ去った印象。
3月の終わりから6月にかけて、まるで空白のように感じられたことも大きかったかなと思います。
ゴールデンウィークに所用あって梅田に出た時の、まるで人がいない茶屋町界隈の光景が深く心に残っています。
観たかった舞台は次々中止になり、愕然とするような悲しいニュースも飛び込んできて何とも切ない年となりましたが、個人的には、感染対策にとても気を遣うのは当然として、仕事や日常生活にそこまで影響を受けることはなく、自分自身を含めて家族や近しい人たちが誰一人コロナに感染せず健康に過ごせたことでもう十分という感じです。
そんな私の2020年を表す1字は「遁」・・・隠遁の遁です。
逃れるとか後ずさりする、という意味があるようですが、自分的には一時停止といったニュアンスかな、それも世俗(というか自分の煩悩)から少し離れて。
エンタメモリー総括でも少し触れたのですが、今年は東京に1回しか行きませんでした。
諸般の事情で遠征はしにくい、特に宿泊を伴う遠征はほぼ不可能という状況が続いているのですが、そこにコロナがさらに拍車をかけて、もうよほどのことがないと遠征はできない(しない)という方に気持ちがシフトしてしまった感があります。
それとともに、舞台そのものへの気持ちも少し醒めたというか冷静になって、緊急事態宣言解除後に公演が再開されても、以前ならきっと観ていたであろう舞台を見送るケースも散見されました(唯一の例外が宝塚で、リピート率の高さにも繋がっています)。今年観た作品の中でも、これまで好んで観ていたシリーズにさほどおもしろさを感じなくなったり。「舞台を観る」ことへのスタンスが変わって来たことを実感しつつ、それが一時停止でまた復活するものなのか、このまま停止、もしくはフェイドアウトしていくものなのかは現時点では不透明。
家にいる時間が増えたことで、いつも何かに追い立てられていたような日常生活から解放されて、立ち止まっていろいろなことを考えたり、過去を振り返ったり、これまでできなかったことをしてみたり、というゆとりもできて、そういう意味ではステイホームもまんざら悪いことばかりではなかったなと思います。そうそう、ワタシ、元々じっと家にいるのが好きだったんだということも思い出しました(^^ゞ
とはいえ、そんな中でも、たくさんの舞台を観て、おいしいものを食べ、たま~に友人と語り合って大笑いして楽しい時間を過ごすこともできました。
今年の後半、舞台が再開していく中で、役者さんの強い思い、関係者の方々の並々なる努力があったことに胸を熱くし、それと同時にこの「舞台」という世界が、私にとってどれほど大切なものだったかも再認識しました。
そして、このブログで、Twitter で Instagramで、皆さまといろんな思いを共有できたこと、とても幸せでした。
本当にありがとうございました。
わが家の干支の引継ぎも無事終了。
2021年が、いろんなことが普通にできる、明るい希望の年となりますように。
皆さま どうぞよいお年をお迎えください。
2020年ありがとう の感謝の気持ち countless!
あけましておめでとうございます。
いつもスキップさんのInstagramを「美味しそうだなぁ」と拝見しておりました。
昨年は本当に世の中激変でしたね。
エンタメに対する想いだったり、「うんうん」と
頷く内容が多かったです。
(しかし払い戻し本数の多さにはビックリしました)
なかなか大変な世の中ですが、少しでも良い1年になりますように。
あけましておめでとうございます。
昨年のインスタはほんと、食べ物中心になっていましたね(^^ゞ
おいしそうと思っていただいて光栄です。
昨年公演が中止になり始めたころは「ええ~っ⤵」という感じ
でしたが、だんだんそれにも慣れてしまったのが切なくもある
2020年でした。
いろんな意味で2020年以前に気持ちには戻れないのかな
とも感じています。
どもあれ、2021年が前向きに希望の持てる年となりますように。
みんみんさんとも会ってお話できる日がまた来ますように。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。