2020年11月07日

Wウィルキンソン先生トーク @ビリー・エリオット


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10月30日に大阪公演初日を迎えた「ビリー・エリオット」ですが、このイベントが発表されたのは10月29日。
多分チケット売れ行が芳しくない公演のテコ入れのためだと思われますが、「とうこさんとちえちゃんのトーク!!」と前のめりになったものの、この日はドラマシティで「おかしな二人」観劇予定。
「無理~」と一旦はあきらめたものの、11月1日にビリー観劇していて、やっぱり同じ建物の上と下にいてお二人の貴重なトーク聴けないなんて切ない・・・と思い直し、「おかしな二人」の方が開演時間30分早いこともあって、うまくいけば二幕途中から観られるじゃんと一番お安いB席買ってはしごしましたが何か?


「ビリー・エリオット」 大阪公演来場者5万人突破記念
「ウィルキンソントーク ディスタンスVer.」
登壇者: 安蘭けい  柚希礼音
司会: 松井愛(MBSアナウンサー)
2020年11月6日(金) 16:35-16:55 梅田芸術劇場メインホール 3階2列センター



会場に入るとビリーのオーディション Electricity を歌い踊るシーンでした。
途中から入ったのにすぐに物語世界に惹き込まれて、父ちゃんの「あいつ、俺の息子なんです」に涙ぽろぽろ。
この作品を3階から観るのは初めてで、フィナーレのビリーとバレエガールズ、炭鉱夫たちのタップのフォーメーションの美しさに気づいたり。短い時間ながら楽しめました。
そして、お楽しみのトークショー。


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安蘭けいさんば赤、柚希礼音さんは黒のビリーTシャツで登場。↑これね。
とうこさんは舞台を終えたばかりでメイクもそのまま、ボトムはデニムに紫のスパッツ。
ちえちゃんもデニムに黒のニーハイブーツでした。2人とも超絶スタイルいい!

とうこさん、ちえちゃんの順に下手から登場して、とうこさんはそのまま進んで上手袖に入ろうとして「いやいやいや」とちえちゃんに止められるという出オチです(笑)。


ビリー・エリオットについて
安蘭: 手ごたえをお客様の拍手で感じます。ビリーたちの成長に演じながら涙することもしばしば。
柚希: 初演で言われたことを忠実に。再演だから変えようと思わず、3年間で自分は変わっていますのでそれが自然に出せるように。袖からも何百回も観ていますが、そのたびに感動する、本当にすばらしい作品です。

宝塚時代
安蘭: 喧嘩ばかりしてた(笑)。
柚希: とうこさんがトップで私が二番手でした。新人公演でもとうこさんの役をさせていただくことも多く、たくさん教えていただきました。

・・・ここで柚希さんが腰に手を当てて話すのを見たとうこさん 「言葉はそうだけど態度はこれなのね」と同じポーズしてツッコミ。
安蘭: 今はいろいろ教えてもらってる。宝塚辞めてから共演することも珍しいのに同じ役ってすごい。

ウィルキンソン先生の役づくり
安蘭: 宝塚で上級生になると下級生を育てなければならないので、今回子どもたちを育てていくのは違和感なく、無理なく母性も出てきます。彼らの成長をずっと見守るのはこの年だから無理ですが、できる限り見続けていきたい。今日は(利田)太一ビリーとラストで、別れのシーンは感無量。太一はこれから手の届かないところに行くんだなぁと思った。

柚希: ウィルキンソン先生は壁のある人物で、(オーディション前に)ハグするシーンまではこの子のことが好きだと気づかないであってほしいと演出家から言われて続けています。Solidarityでも段々ビリーのことが好きになっていくけど愛情が溢れないように気をつけている・・・でも愛が溢れてしまって。

安蘭: コロナの影響で稽古していても幕が開くか不安だった。1年以上努力してきたビリーたちを舞台に立たせられるよう、東京初日の幕が開いた時は本当に感動しました。

大阪の客席
安蘭: 大阪は拍手の音が違う
柚希: 応援は拍手で、と言われてるのに声が出まくってる(笑)。気持ちはわかるけど。客席の反応が大きすぎて気になって袖から覗いちゃう。

今後の予定
安蘭: 日曜劇場「危険なビーナス」に出演中です。性悪な女の役ですが、あれが本当の私だと思わないでほしい。
     今週、来週、大展開します。
柚希: 「IF/THEN」に出演します。1月にシアタークリエで、2月にはシアター・ドラマシティにまた帰ってきます。
安蘭: 「IF/THEN」 ニューヨークで観ました。楽しみ。

締めのご挨拶
柚希: とうこさんと2人でトークをするなんて本当に貴重な機会で、昨日は眠れませんでした。
・・・これにはとうこさん「絶対寝た、絶対寝たっ!!」と食い気味に速攻ツッコむ。

安蘭: 舞台はお客様とつくっているんだなと実感しました。「ビリー・エリオット」のメッセージが伝わっていれば。まだ少しチケット残っていますので、電話でもSNSでもお手紙でも、この感動を誰かに伝えてもらって、多くの人に客席を埋めてもらえればうれしいです。


短い時間でしたが楽しいトークでした。
自由で無双なとうこさんカッコいいし、そんなとうこさんの前では永遠に下級生のちえちゃんカワイイ。
チケット買い足し後悔なし!



3階B席 70人くらいしか入っていませんでした。すばらしい作品なのでたくさんの方たちに観ていただきたい のごくらく地獄度 (total 2174 vs 2172 )


posted by スキップ at 22:20| Comment(0) | 演劇・ミュージカル | 更新情報をチェックする
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