星組「ロックオペラ モーツァルト」ライブ中継を観てきました。
いつもの公演だと宝塚大劇場で観て、東京公演千秋楽のライブ中継まで1ヵ月以上ありますので「久しぶり」という感じですが、この公演は大阪の初日が11月20日、千秋楽が11月27日でまだあまり間がなく、「この間観たばかりなのに」という感じですが、その分、記憶が鮮明なうちにスクリーンでいろいろ確認できたり、また新たな発見があったりで楽しかったです。
宝塚歌劇星組 東京建物 Brillia HALL公演
「ロックオペラ モーツァルト」 ライブ中継
The Musical ≪Mozart, l'opéra rock≫
潤色・演出: 石田昌也
音楽監督・編曲: 玉麻尚一
出演: 礼真琴 舞空瞳 凪七瑠海 悠真倫 万里柚美
音波みのり 輝咲玲央 紫藤りゅう 小桜ほのか 極美慎 ほか
2019年12月14日(土) 3:30pm TOHOシネマズなんば スクリーン6
(上演時間: 3時間/休憩 30分)
大阪公演レビュー:
礼真琴さん 星組トッププレお披露おめでとう!
さぁ 自分の力を試す時 星組 「ロックオペラ モーツァルト」
星組 「ロックオペラ モーツァルト」 キャスト編
公演についての感想は大阪で観た時にほぼ書きましたので、ライビュを観て感じたことを少し。
「僕ならここにいますよ」
とヴォルフガングが登場して ♪新しい生き方を今 始めよう~ と「道を開けろ僕が通る」を歌い踊り始めるとウルウル。
「ああ、ことちゃん、トップスターだ」と改めて思いました。
ライブ中継の映像やアングルはほぼ観たいところを捉えられていて満足。
お気に入りの咲城けいくん侍従の立ったまま居眠りもヨーゼフ二世陛下の向こうにちゃんと映り込んでいました(笑)。
冒頭や酒場の群舞やフィナーレの男役群舞は、劇場の肉眼ではなかなか捉えにくい人たちも大写しになったりするのがうれしいところです。
会場がそうなのか映画館の音響のせいなのか、すごく音が響きすぎる印象だったのが少し残念だったなー。
たまに台詞までエコーかかっているように聞こえたりして。
舞台は大阪の初日から完成度は高かったですが、主演の2人も周りの人たちも、そして作品全体もさらに安定感が増してパワーアップしていました。
フレッシュさ、初々しさはそのままに、いい意味で遠慮や固さがなくなっていて、コンビ感がよりぴったり。いいトップコンビだなぁと改めて思いました。この2人がこれからどんな作品をつくり出してくれるのか本当に楽しみ。
大画面で細かい表情まで捉えると、礼真琴さんのヴォルフガングが細やかな演技をしていることがさらによくわかります。自由への渇望と常識の範囲に収まり切れない天才ぶりをとても細かく描出していて、歌う時にも「ハハッ」と細かい笑い声を入れていて、一説にはADHDという説もあるヴォルフガングをすごく研究したんだろうなということが感じられます。
ダンスしていている時や何気ない佇まい、群舞の後ろ姿に柚希礼音さんを感じることが何度かあってハッとしました。
新人公演で何度も柚希さんの役を演じて、そばでずっと見てお手本にも目標にもしてきたであろう礼真琴さん。
まぎれもなく「星を継ぐもの」だなぁと胸熱。
カーテンコール。
「本日は豊島区民様かしき・・・」で噛んで、自ら一度下がって仕切り直した礼真琴さん。
「本日は豊島区民様貸切公演にお越しいただきありがとうございました。楽しんでいただけましたか~」の後、
「本日は全国お映画感でもライブ中継されております。映画館の皆さーん!」とカメラ目線を向けることちゃんに、映画館の座席から拍手贈りました。ちゃんと届いたらしい←
さらには、「本日はブルーレイ収録日でもありました。テレビの前の皆さん すぐまたリプレイしてください」と茶目っ気たっぷり。
この映像確認するためにも、絶対BD買うよね~と決意したのでした←←
「ロックオペラ モーツァルト」 12月15日大千秋楽 おめでとうございます のごくらく度


