
2011年10月に大空祐飛さんで観たショー。
当時、祐飛さんサヨナラでは?とも言われた公演です(実際には1作延びた)。
内容はすっかり忘れていて、「いや~、8年も前だし、ショーはよっぽどお気に入りだったり、何回も観たりしないとなかなか記憶に残らないよね~」と言ったものですが、当時の感想(こちら)を読み返してみると、「かなり忘却の彼方」と書いていました

宝塚歌劇宙組 全国ツアー公演
ショー・アトラクト 「NICE GUY!!」-その男、Sによる法則-
作・演出: 藤井大介
出演: 真風涼帆 星風まどか 芹香斗亜 寿つかさ 花音舞 凛城きら 星吹彩翔 桜木みなと 和希そら 留依蒔世 遥羽らら 華妃まいあ 天彩峰里 ほか
2019年9月1日(日) 4:30pm 梅田芸術劇場メインホール 1階21列下手
(上演時間: 55分)
「追憶のバルセロナ」の感想はこちら
忘れていたとはいうものの、主題歌の ♪NICE GUY!! YYY が SSS になっているのはすぐに気づきました。すずほですからね。
とはいえ、
♪君の理想の男になって 今迎えにゆくよ 翼に乗り羽ばたこうよ 大空を
は祐飛さんのための歌詞だったと思うのですが、さすがにここは変えられなかったのね。
以下は印象に残った場面。
■ Sayee -相手-
「すずほが悪い!すずほのせいよ!」ご機嫌ナナメのまどかちゃんと真風くんのシーン
カワイイ

「すずほ」って何となく女の子の名前っぽいから一瞬「?」と思ってしまいました(真風くんのことをマカゼと呼ぶことはよくありますが、スズホと呼ぶことはないので)。
ここは全国各地の名物をアドリブで入れる場面ですね。
この日は、「大阪名物 たこ焼き食べに行こ!」 「まどか めっちゃうれしい~!!」でした。
■ Savage -野蛮な-
ハイスクールに赴任してきたサエない新米の音楽教師 ドンキー・キンキー・ティーチャー(芹香斗亜)は生徒たちにウザがられバカにされていましたが、一瞬にしてイケメンのファンキー・キンキー・ティーチャーに変身してヘビメタを歌い、生徒たちもノリノリで歌い踊る、という場面。
いやぁ、芹香さん 本領発揮です。
変てこカツラに眼鏡キョドキョドするあたり、「オーシャンズ11」のジョンソン先生を彷彿とさせます。何だか楽しそう。
そこからスパーッとカッコよく変身すところもさすがのスターっぷり。
この場面、高校生役の和希そらくんが制服似合いすぎ。「フットルース」の時の制服かな?
まんま高校生でイケそうです・・・もちろん男子高校生。ダンスは相変わらずキレッキレでした。
■ Sacrifice -生贄-
ここは初演でも印象に残っていた数少ない(←)場面。
凰稀かなめさんがやった逃亡者を桜木みなとさん、大空祐飛さんのナイス・セクシャルを真風さん。
やはりエロエモいシーンですが、できれば、真風・芹香で観たかったな。
■ チャールストンのラインダンスから、ジャズやブルースのメドレーという場面は知っている曲もたくさん出てきてひらすら楽しい。
客席降りもあって盛り上がりました。
客性降りといえば、前半で真風さんが一人で客席降りした時、通路から2階だか3階だかを見上げて投げキッスしたら「きゃ~


■ Saccredly -神聖に-
藤井大介先生のショーでは定番ともいえる全員で愛を歌い上げる大コーラスの場面。
白い衣装が多いイメージですが、今回はブルーでした。
ラストに真風さんが登場してみんなが讃えて大コーラスとなるあたり、やはり祐飛さんのサヨナラ仕様だったよな、とチラリと思いました。
■ Sparkle -火花を発する-
全員違う色のジャケットを着たセクシャル7 客席から登場です。
凛城きらさん、星吹彩翔さんたち上級生を従えて、和希そらくん、堂々のセンター。
明るい笑顔とよく響く声と躍動感に満ちたダンス。そらくんは本当に観ているだけで楽しいなぁ。
■ デュエットダンスは珍しく真風・芹香・星風の3人仕様(・・でもデュエダンと言うのか?)
真風さん、芹香さんとも長身で、そこにからむまどかちゃんはかわいくて、まかまどもキキまども楽しめて、一粒で二度おいしい的な。
カーテンコールでは恒例のご当地出身者紹介。
関西全部を紹介ということで、それぞれの府県の代表者が自分の府県の人を呼ぶという、珍しいパターンでした。
パレード
エトワール: 華妃まいあ
遥羽らら・留依蒔世・天彩峰里
凛城きら・星吹彩翔
和希そら
桜木みなと
芹香斗亜
星風まどか
真風涼帆
華妃まいあさんエトワールでしたが、ショー全体を通してもソロの歌唱など活躍が目立ちました。退団公演だからお餞別なのかな。
全ツは大劇場公演とは違った楽しさがあって好き・・・なかなかチケット取れなくなったけれど のごくらく地獄度



