2019年05月22日

溢れ出す情熱を君に 星組 「ESTRELLAS」


image1.jpg

私が観たのは5月6日でしたが、前日から「鎌足」が開幕していて、梅田芸術劇場で全国ツアー公演、地下のシアター・ドラマシティで「鎌足」と同じ建物の上下で星組のトップ 紅ゆずるさんと二番手 礼真琴さんが主演公演上演・・・これ、最初で最後だなぁと感慨深かったです。


宝塚歌劇星組 全国ツアー公演
スーパー・レビュー 「ESTRELLAS (エストレージャス) ~星たち~」
作・演出: 中村暁
出演: 礼真琴  音波みのり  万里柚美  白妙なつ  大輝真琴  漣レイラ  
紫藤りゅう  朝水りょう  小桜ほのか  桜庭舞  極美慎/愛月ひかる ほか

2019年5月6日(月) 4:30pm 梅田芸術劇場 2階1列センター
(上演時間: 55分)

「アルジェの男」の感想はこちら


今年の1月~2月 大劇場で上演されたショーで、歌にダンスに礼真琴さんほぼ出ずっぱりで大活躍。
その時点bでこのショーが全ツの演目と発表されていたのですが、「主演の紅さんのところに礼さんが入ると礼さんポジションは誰ができるの?と心配にもなります」と当時の感想にも書いていました(こちら)。


紅→礼 とそのままそっくり入れ替えるのではなく、いくつかの場面は礼真琴さんのまま残して、紅さんのポジションに愛月さんが入ったり、とフレキシブルな対応で改編によるストレスフリーの楽しいショーに仕上がっていました。
さすが中村暁先生、わかってらっしゃる。

中でも「Back!」
大劇場公演の時から大好きなシーンですが、最初にバーァン!と跳ぶところで、「あんなに高くジャンプしてたっけ?」とオドロキ。目にとまらぬ速さの振りで怒涛のダンスの連続で、それなのに全く息ぎれもせずいい声で歌う礼真琴さんすごいとしか言いようがありません。周りの流星たちも今回6名で少数精鋭となり、みんなダンス巧者で全体のレベル感高騰ぶりハンパなく。この場面永久に観ていたいくらいです。

いやしかし、Back!からの愛月ひかるさんのHot Stuff、紫藤りゅうさんのSunnyはさんで、リベルタンゴもチャンピオーネもラップもって、ほんと、礼真琴さん踊りまくり歌いまくり。あんなに激しいダンスしながら歌っても息切れひとつしない・・・どころかずっとイケボで響き渡る歌声。素晴らしいのひと言。


「星サギの夜」も、紅さんのジョパンニに愛月ひかるさんが入り(カンパネルサは小桜ほのかさん)、星サギは礼真琴さんステイ。

星組のショーに愛月ひかるさんがいるのが新鮮。
お芝居でもショーで活躍が目立ちますが、さすがの存在感と華やかさ、自分の見せ方を知っているカッコよさ・・・星組の若手は勉強になったのでないかな。
Hot Stuffもステキだったし、新しく入ったソロ曲 ♪あの日出逢えた奇跡 もよかったです。

「情熱大陸」の男役群舞も愛月さんが入って人数が少なくなって、雰囲気も少し変わりましたが、一層揃ってカッコよかった~。


カーテンコール。
ご当地出身者を紹介する礼真琴さん。
あれ?これって組長がするんじゃなかったかしら・・・初日は組長だったらしい。
続いて「この3日間に誕生日を迎えた人が2人」と礼真琴さん。
「5月5日 紫藤りゅう、そして今日 5月6日 小桜ほのか!」
この呼び方が「こっざくら」みたいな感じでめちゃガテンな感じでした。

総立ちとなったカーテンコールラスト
「ほんまありがとー!」「全国ツアー めっちゃすっきゃねん!」とあのイケボで。
言い終わるたびに万里柚美組長の方を見て、「大丈夫でした?これで合ってます?」みたいに確認してるの、可愛いすぎか。




「ゴールデンウィーク最終日に来ていただいてありがとうございます。明日からの仕事、がんばってくださいね」 と礼真琴さんが言ってくれたので、10連休が終わるブルーが水色くらいになりました のごくらく地獄度 (total 2052 vs 2052 )



posted by スキップ at 22:34| Comment(0) | TAKARAZUKA | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください