
三連休ラストデイはロームシアター京都にて木ノ下歌舞伎「糸井版 摂州合邦辻」観劇・・・の前にランチ。
とても空気が冷たく寒い日でしたので温かいものがいただきたいと、思い立ってこちらへ伺いました。
志る幸
京都市下京区西木屋町四条上ル真町100
tel: 075-221-3250
お店の暖簾に「加茂川の西 河原町の東」と書いてありますが、
阪急電車 四条河原町駅、京阪電車 祇園四条駅 どちらからも歩いて5分ほどのところ
木屋町通と河原町通を結ぶ細い路地にあります。
こちらに伺うのは二度目で、最初に訪れたのはン十年前。
学生時代にとてもグルメな友人が連れて来てくれたのでした。
その頃初めて食べた白みそのお味噌汁のおいしさがとても印象に残っていて、いつかまた行きたいなとは思っていたのですが、今日、それを思い出したのも何だか不思議な感覚です。

お店の中はこんな感じ。
お座敷を取り囲むようにカウンターがあって、さらに後ろに一段高くなった、五条大橋の欄干(手前に写っている)に見立てた席が。
急な思いつきでしたので予約もせずに行ってみましたが、座りやすいこの欄干の席でラッキー。
食べている間にどんどんお客様がやってきてすぐ満席になりました。
席に案内されてすぐに運ばれてきたお茶がとてもおいしくて、「あー、こんなにおいしいお茶を出すお店ならお料理もきっとおいしいだろう」と思いました。

こちらの名物 利久辨當をいただきました。
つまみ肴5種、かやくご飯に香の物、白みそのお味噌汁がついたお茶事風の点心のお弁当です。
お料理は、ゆで卵、魚の幽庵焼き、わらび煮、鶏の旨煮、ぬた和え でした。
かやくごはんも含めて、どれも手をかけて丁寧につくられていてやさしいお味。
特にぬた和えが絶品でお代りしたいくらい(^^ゞ

お味噌汁の具材はお豆腐が基本なのですが、この中から好きなものに変更していただくことができます(選んだ具材によってお値段も変わります)。
「かき」の文字を見た瞬間、頭から離れなくなってかきをチョイス。

ぷりっぷりのかきがゴロゴロ入っていました。
ほんのり甘い白みそのお味噌汁は本当においしくてやさしくて、いつまでも飲んでいたい感じ。。
そして飲んでいると何だか幸せな気分になる不思議。

こちらは勤王志士の古高俊太郎邸跡で、お店の中にも表示がありましたが、外に出ると石碑も建っていました。前回行った時は気づかなかったな。
「池田屋事件のきっかになった人ね」と幕末好きの血が騒ぐ(笑)。

腹ごなしに高瀬川沿いをぷらぷら歩いていてこちらを発見。
立誠小学校の跡って、今はこんなふうになってるんだ・・・。
きちんと手をかけたお料理はとてもおいしくて豪華でなくても満足度高し のごくらく度


