
さて、ショーです。
ESTRELLAS(エストレージャス)はスペイン語で「星々」という意味。
「人々の心に輝きを届ける満天の星々を星組生にたとえ、“誰もが星のように光を与えることができる”というテーマのもと、星組のエストレージャスたちが、生き生きとした歌声や躍動感溢れるダンスをお届けする作品」ですって。
スーパー・レビュー
「ESTRELLAS(エストレージャス) ~星たち~」
作・演出: 中村暁
出演: 紅ゆずる 綺咲愛里 礼真琴 万里柚美 美稀千種 七海ひろき
如月蓮 天寿光希 音波みのり 麻央侑希 瀬央ゆりあ 紫藤りゅう
有沙瞳 天華えま 極美慎 ほか
2019年1月3日(木) 3:00pm 宝塚大劇場 1階6列上手
(上演時間: 55分)
礼真琴さんの活躍が頭抜けているというのが第一印象。
ことちゃんは本当にすばらしい。
大劇場に響き渡る歌声はもちろん、群舞で同じ振りしていても足の引き方とか他の人より断然躍動感や遊びがあって、それなのにキメポーズはピシリと揃ってる。つまり振りをこなすスピードがとても速い。
歌うまっ! ダンスうっまっ!と思ったらすべて礼真琴さんだという・・・ほぼ出ずっぱりの活躍ですが消耗しないのか心配になるくらい。
それから、このショーは5月に礼真琴さん主演で全国ツアーすることが決まっていますが、主演の紅さんのところに礼さんが入ると礼さんポジションは誰ができるの?と心配にもなります。
場面では「Back!」がお気に入り。
礼真琴くんが男役引き連れて歌い踊るクールなシーン。
瀬央ゆりあ・紫藤りゅう・朝水りょう・天希ほまれ・天路そら・蒼舞咲歩・極美慎・天飛華音 と星組が誇るイケメン&ホープが揃っています。
いや~、しかし、このイケメンたちが束になってもビクともしない礼真琴くんのスターオーラよ。
この「Back!」は、K-POPのINFINITEというグループの曲らしい(後で調べた)のですが、既成の曲が多く使われているのもこのショーの特徴です。
「スターライト」の星メドレーでは、SEKAI NO OWARIのスターライトパレード(礼真琴)をはじめ、平井堅のポップスター(七海ひろき)、MISIAの僕はペガサス君はポラリス(華鳥礼良ほか)とJ-POPが続き、「アスタリスク・メドレー」はドナ・サマーのホット・スタッフ(紅ゆずる)に始まり、グロリア・エステバンや ボニー・M、さらにはオレンジレンジも。
極めつけは黒燕尾の男役群舞が情熱大陸のテーマ曲、デュエットダンスがMISIAの逢いたくていま(影ソロ: 夢妃杏瑠・小桜ほのか)
・・・男役群舞といえば、紅さんが群舞の最後までいたの、久しぶりな気がします(←)。
時々知ってる曲が登場すると!!となりますが、ここまでオンパレードなのは珍しいのでは?
そんな中、「星サギの夜」のオリジナルで好感。
ジョバンニ(紅)とカンパネルラ(綺咲)という役名から、「銀河鉄道の夜」がモチーフなのかな。
出演者全員出演のシーン。
大半が真っ白な衣装の星サギなのですが、その間を切り裂くように出てくる黒いサソリ(瀬央)も効果的。瀬央さんの悪役顔がニヒルでカッコいい・・・ちょっと「Another World」の鬼風味だったけれど。
サソリたちから追い詰められるジョバンニとカンパネルラ・・・そこにひとり登場して二人を救う星サギSの礼真琴さん。オーラスに登場してすべて持っていきます。ここでも(笑)。
プロローグと中詰の2回客席降りがあって、通路側だったのでハイタッチしてもらったり目の前で見つめられながら踊ってもらったり一層テンションあがりました。
今回は上手サイドの通路でしたが、次回はセンターブロック通路側なのでますます楽しみ♪
パレード:
エトワール 華鳥礼良
紫藤りゅう・天華えま
麻央侑希・有沙瞳
瀬央ゆりあ
七海ひろき
礼真琴
綺咲愛里
紅ゆずる
祝 せおっち 初大階段一人降り!
やっぱりショーは1回では目が足りません のごくらく地獄度



