
30祭(SANJUSSAI) 大人計画大博覧会
2018年12月22日(土) スパイラルホール
1998年に旗揚げした大人計画。
今年2018年(平成30年)、松尾スズキさんと大人計画の活動が30周年を迎えたことを記念してのイベントです。
発表された時から興味あったのですが、「これだけのためには東京まで行けないなぁ」とあきらめていたのでした。
こんな時間埋め合わせみたいに行ってごめんよ~。
博覧会期間中に劇団メンバーも「神出鬼没!小ステージ」があったり、他にも「名作上映会と愉快なトーク」や宮藤官九郎さんと伊勢志摩さんの「伝説の先輩を訪ねて」など楽しそうなイベントがありますが、ま、時間的にここしかないから仕方ないですわね。


スパイラルホールまでの階段スペース


「大」のところはこんな感じ

反対の壁には上演作品のフライヤーがずらり

松尾さんに見送られて入場です
少し入場待ちしなければならないくらい、かなりの盛況でした。
1998年の旗揚げ公演「絶妙な関係」から始まって、時系列で上演作品のチラシと舞台写真、小道具や衣装、原稿などが展示されていて、作品ごとにメンバーの手書きコメントも添えられています。
2年ごとくらいに区切って、松尾スズキさんから始まる劇団員による音声ガイドも(1~18番まで、楽しかった!)。
さらには、松尾スズキさんの映画監督や演出など劇団外での活動や、原画展も。本当に多才な人だなぁ。グループ魂のコーナーもありました。
「わたしたちの成長記録~あの頃きみは若かった~」というコーナーでは劇団員の子どもの頃からの現在までの写真を一人4~5枚展示。荒川良々さんが最初の写真以外全く変わっていないにの吹き出しそうになりました。
展示を見ていて感じたのは、私の中で「劇団☆新感線」との位置づけの違いでしょうか。
3年前に35周年を迎えた新感線は大阪の劇団でしたのでそれこそ旗揚げ近くから観ていましたし、35周年に同様に開催された「大☆新感線博」は知っている内容がほとんどでした。
それに対して大人計画は東京の劇団で創立からかなりの間関西での公演もありませんでしたので、そこまで馴染みも思い入れもなくて、コンスタントに観るようになったのは「ニンゲン御破算」(2003年)からだと思います。勘三郎(当時勘九郎)さんが出ているからとコクーンに初遠征した作品。
大人計画30年の歴史のちょうど半分から観てきたことになります。
それでも15年ですので、展示を見ているとその作品を観た時の思いが蘇ったり、懐かしい気分にも浸りました。
そんな中、目に飛び込んできた「女教師は二度抱かれた」(2008年)の舞台写真。
マイク持って歌ったり、眼鏡くんな幸四郎(当時染五郎)さん。不意をつかれて





場内では宍戸美和公さんが手づくりをハンコ持ってスタンバイ。
ご本人が首から下げた台の上で押させていただくという。

音声ガイドリストとか適当なところに4つ押したらチケットに押したのは擦れてこんなになっちゃいました。上に「10万円!!!」と入っていたらしい。


会場出たところには劇団員全員の等身大パネル
サダヲちゃんとはツーショットできる感じ

「おこめ券」に顔ハメできるパネルも

楽しかったけれど思ったより混みあっていてゆっくり見られなかったコーナーも。
もう少し時間に余裕持って行きたかったなぁ の地獄度


