
が、行けなかった・・・厳密には「行かなかった」というべきかもしれません。
サンケイホールブリーゼのサイトには前日から「通常通り上演いたします」ただし、「台風の影響によりご来場いただけないお客様につきましては、チケット代金の払い戻しを承ります」というアナウンス。
午後1時30分開演で上演時間も短いということで、いつもの私ならたとえ台風が来ようが槍が降ろうが、迷うことなく「行く」と決めたはずですが、何となく「だいじょうぶかしら」と気が乗らなかったのは、先日の台風21号の記憶のせいがあるかもしれません。
12時30分くらいまでに家を出れば間に合うのでどうしようかと迷ったりもしているうちに、自宅最寄り駅の2つの私鉄が午後から相次いで運休するという情報が。
うーん、これは行くには行けても帰れない感じ。
もちろん、ターミナル駅まで戻ってきて、そこからタクシー、もしくは最悪の場合でも歩いて帰ることもできるのですが、JRも運休している状況でタクシーがどれほど行列になるか全く読めないし、歩いて帰っていて看板でも落ちてきてニュースで名前とか報道されるのは絶対イヤだ(←そこ?)と、やっぱり気が乗らない・・・ということで思いきって「行かない」選択をしました。
(ちなみに、マスコミ勤務の友人によると、怪我なら年齢だけで名前は出ないのだとか。「買物帰りの△△歳の女性会社員」みたいな感じ・・・この場合、「観劇帰りの」になるのかしらん)
自分でも不思議な感覚でした。
これまでなら、あまり深く考えずに「何とかなるでしょう」とタカをくくって「行く」方を選んできたし、実際何とかなってきました。
張り切って取った最前列の席だったのでとても残念だし、そんなレアな時だからこそ観たいという気持ちも、また何より空席をつくって申し訳ないという思いもありましたが、せっかくの楽しい観劇がその後の艱難辛苦で余韻台なしということにもなりかねないかなぁ、と。
我ながら大人になったというか(もうずいぶん前からじゅうぶん大人なんだけど)、守りに入った?という感じです。
結果としては台風24号は21号より(少なくとも私には)大したことなくて、いささか拍子抜けで、帰り道に路頭に迷ったかどうかも神のみぞ知るというところで、「あんなに早くから電車運休しなくても・・」と八つ当たりもしましたが、ま、「行かない」判断をしたのも自分自身ですしね。
むしろ「公演中止」の方かきっぱりあきらめがついたかも の地獄度




私も張り切って電話(!)した最前列だったのに……宮島狂言あきらめました。29日なので公演はあったのですが、なにぶん遠方だし、翌日が心配でした。
言われてみれば、今年の西日本豪雨(広島・岡山だ)や台風21号の記憶が生々しすぎました。それでも、こういうレアな時だから見たい、という気持ちもあったなぁ、と。
年相応に(笑)大人になった、ということで、守りに入ってるわけじゃなーい、ということにしましょうよ。というか、skip様が守りに入ってるなら、私なんか退場ですよぉ‼︎ まだまだ。
宮島狂言 貴重な公演の、それも最前列なんて、本当に
台風の奴め!という感じですね。
「公演があった」というのも切ないですが、東京からでは
お帰りを心配されるのはごもっともです。
そうなのです。
あの豪雨や、6月の地震や、台風21号やと、それまでは
何となく自分の周りには起こらないことと思っていたフシのある
災害がとても身近でリアルなものと感じられる2018年。
後先考えずに突っ走る時期を過ぎてしまったのかと思うと
我ながら少しさびしい気持ちですが、年相応の(笑)分別が
身についたということにしておきたいと思います。
私も「出口なし」のチケット
持っておりました。
最前列、ではありませんでしたが、
評判も良かっただけに
とても楽しみにしていたので
ぐずぐずとツイッター検索や、
乗る予定だった電車の状況を見つつ、
落ち込んだまま過ごしてしまいました。
XJAPANや在日ファンクのような
ネット中継が羨ましかったです。
名古屋方面からの遠征で
間違いなく帰宅できなかったので
人様にご迷惑をおかけせず、
済んで良かったと
切り替えようとしています(泣)
いつもブログ読んでいただいてありがとうございます。
名古屋から遠征されるご予定だったのですね。
何度も検索して状況を確認するお気持ち、本当によくわかります。
本当に残念でしたね。
舞台は上演していて観に行くこともできるのに、帰る電車がない
から行けない、というのがまた切ないですよね。
今回は風雨もそれほどでもなかったのがより悔しいところですが
こればかりは結果論ですしね。
舞台はナマもので同じものを観ることはもうできませんが、
またステキな作品に出会えることを願いましょう。