
1回目のルドルフは暁千星さんで今回は風間柚乃さん。
風間さん 歌もうまいし熱演だったけど、私はやっぱりありちゃんルドルフが好きだーとなりました
・・・といった感想はまた改めるとして、終演後、宝塚歌劇の殿堂で開催中の「エリザベート」展を見てきました。
大人気で入館制限しているとも聞き及び、終演後自分最速で行ったらすぐ入れましたが、その時点で係の方が「最後尾」というプラカード持って待ち構えていらしたので、やはり行列はできるようです。
(ま、12月までやってるから慌てなくてもいいのだけど、やっぱ「エリザベート」上演期間中に見たいじゃん。)
宝塚歌劇の殿堂
第14回企画展「エリザベート展」


歌劇の殿堂 通常展示フロアから階段上がってすぐこれ
1996年初演 雪組の一路真輝さんからただ今上演中の月組 珠城りょうさんまで歴代トートがずらり。階段上がってテンションも上がるというものです。
この次のパネルのところから列になっていて、なかなか進まないなぁ~と思っていたら、映像コーナー入場待ちの列でした。
全く予備知識なかったので映像コーナーのことも知らなかったのですが、すぐ入れ替えの時間が来たので入場してちゃっかり2列目センターに着席。途中退席も自由なのですが立ち見の方もいらっしゃいました。
この映像 30分の上演ですが、とても見応えあっておもしろかったです。
「愛と死の輸舞」「最後のダンス」「私だけに」「闇が広がる」など、「エリザベート」の名曲の数々を、現在上演中の月組を除く9回の各組 1996年雪組から2016年宙組まで年代順に映像で歌い継ぐ、という趣向。
9人のトートやシシィ(花總まりさん2回なので8人)の個性や歌唱の違いも興味深く。

1996年初演雪組から2018年月組までのキャスト表
(クリックすると拡大しますー拡大しても文字小さくてよく見えませんが自分の備忘用)
今聴いても一路さんや姿月あさとさんの歌唱は群を抜いているな、とか、ルドルフは美形揃いだな、とか、シシィは花總さん別格としてとなみちゃん(白羽ゆり)品があってめちゃ綺麗、とか、あー、そういえばかちゃ(凪七瑠海)大抜擢でシシィやったんだった、とか。
役を変えて何度も出てくる人もいて、極めつけは瀬奈じゅんさん。
2002年花組(春野寿美礼トート)でルキーニやって、2005年月組(彩輝直トート)でシシィやって、2009年月組でトート。主要3役総ナメ。宝塚退団後東宝版でもシシィやってらっしゃるし。
「ルキーニやった人はトップになる」というジンクス通り、歴代ルキーニは錚々たるキャストが揃っていますが、エリザベート暗殺前にトートが渡す(というか落とす)ナイフをしゃがんで受け取る歴代ルキーニの連続映像があって、すごくおもしろかった。あれだけでももう1度見たいくらい。
ハッとしたのは音月桂さんルキーニ。残念ながら舞台観ていないのですが、いや~、あれ評判よかったのワカル。
安蘭けいさんの少年ルドルフが出てきた時にもハッとして、2016年のガラ・コンサートでおっしゃっていた「新人公演のトートの練習してる時、『誰?』 ♪とも~だちさ~ と一人両方やってた」という話を思い出してちょっと笑っちゃいました。
そんなこんなで30分はあっという間に終了。

歴代トートの衣装の中に紅一点ならぬ白一点。
1996年初演の花總まりさんエリザベートのドレス。綺麗~。

有村淳先生の衣装デザイン画
(クリックすると拡大します)

これもすごく興味深かったです。
今回の珠城さん除く9人のトートのウィッグコレクション。
向かって右から左へと年代順。
色はもちろん、長さもずい分違います。


歴代トートのブーツとか、今回の台本とか
興味はつきません。
おまけ

月組コーナーに前回公演「カンパニー」のBARBARIANのポスターありました。
あれ、売ればいいのに、と言ってたやつ。


「BADDY」のタバコ型シャンシャンももちろん手に取ってみたよね。
「宝塚歌劇の殿堂」 友の会会員なら入場料半額で250円 コスパよすぎでしょう のごくらく度


