2018年05月19日
くまのパディントン展 @渋谷
スヌラーでもなければ、ディズニーラヴァーでもなく、キャラクターものにはおよそ興味のないワタクシです。
が、パディントンだけは別。
TwitterもInstagramもアカウントのアイコンにしているくらい大好き。
以前、出張でロンドンに行った時、わずかな時間をやりくりしてPaddington駅を見に行ったほどです。
2月に京都でこの展覧会が開催されているのは知っていたのですが、これだけのために京都行くのもなぁと思っていたところ、なーんと渋谷で、それもBunkamuraで、私が行く日に、やっているではありませんか(またか)。
そりゃ観るってもんでしょう。
生誕60周年記念 くまのパディントン™展
2018年5月10日(木) Bunkamura ザ・ミュージアム
パディントンが生まれたのは1958年。
イギリスの作家マイケル・ボンド氏の児童文学として誕生しました。
シリーズ誕生60周年記念と昨年6月に91歳で亡くなったボンド氏の追悼の意を込めた展覧会です。
南米のペルーからひとりで船に乗ってイギリスにやってきて、ロンドンのパディントン駅でブラウン夫妻と出会い、ブラウン家の家族として迎えられたパディントン。この出会いから始まって、さまざまな騒動を巻き起こしながら人々に愛され、街の人気者になっていく物語が紹介されていて、一つずつ読むだけでも楽しい。
最初にパディントンを描いたペギー・フォートナムをはじめ、フレッド・バンベリー、デイビット・マッキーなど歴代のイラストレーターが描いたパディントンの原画が展示されていて、そのタッチの違いを見るのも興味深かったです。
私が「パディントン」として慣れ親しんできたのはジョン・ロバン作だったのだと、並べて見てわかりました。
これがわが家のパディントン(の一部)。
これが私にとってはスタンダードなパディントン。
日本でパディントンシリーズを翻訳した松岡享子さんに宛てた、当時7歳の田中琢治少年の手紙もとてもおもしろかったです。「がんばれヘンリーくんをやくしてばかりいないでいそいでくまのパディントンをやくしてください。はやくはやくやくしてください。はやくあと7さつみんなよみたいからはやくしてください」といった内容。
この手紙をきっかけに交流が始まって、シリーズ8巻目からは共訳者となった田中さん。本業は京都大学農芸化学科卒の農学博士でペプチドに関連する酵素の研究がご専門とか。利発な田中少年はずっとお勉強もできたのね。
パペットアニメやマイケル・ボンド氏のインタビューの上映もあって、見応えたっぷり。
会場にはこんなフォトスポットも。こういう感じのイラスト多かったです。
右はポスターのアナザバージョン。
グッズに「ぬいぐるみキーチェーン」があると知って買う気マンマンだったのですが、実物見たら全然かわいくない・・・つまり私が思うパディントンではなくてがっかり。
で、ショッピングはささやかにプラスティックキーホルダーとチケットケースをお買い上げでございます。
ピンバッヂもクリアファイルもポストカードもガマンした私エライ(いや普通) の地獄度 (total 1912 vs 1918 )
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