2018年05月06日
天使の笑顔 悪魔の激情 羽生結弦展
ゴールデンウィーク最終日。
今日はTOHOシネマズなんばへ宝塚歌劇月組 「カンパニー/BADDY」 千秋楽ライブ中継を観る予定だったのですが、難波に着いて少し時間があったので、興味があったこちらへ行ってきました。
羽生結弦展
大阪高島屋 7階グランドホール
2018年4月25日(水)-5月7日(月)
読売新聞社が撮影した写真を中心に二度のオリンピックを含む羽生結弦選手の競技生活を振り返る展覧会。
4月11日の日本橋高島屋を皮切りに全国で開催されます。
大阪の会期は明日まで。ギリギリすべり込みでした。
太っ腹にも入場無料なのですが、無料とは思えないくらい内容充実。
2008年に全日本ジュニア選手権で初優勝した時から今年2月の平昌オリンピックまで10シーズンをカバーした報道写真は100点以上。
愛用のスケート靴や衣装、オリンピックのコートやブレザー、キャリーバッグ、グランプリシリーズの金メダルなども。
入る時にいただいたフライヤー。カッコいい!
■ 11歳の羽生結弦少年
最初に目にする展示は「瞬間」と題された羽生くんの小学校卒業文集の自筆の作文。
小学校4年生で初めて出場した全日本ノービスで最後のポーズを終えた瞬間、観客から大きな拍手をもらってうれしかったこと、そして「観客に感謝したいと思ったこと」がしっかりした字で綴られていました。
その横には11歳の時にテレビのインタビューを受ける羽生くん。
まだまだあどけない笑顔ながら、「オリンピックで金メダルを目指す」とはっきり口にしていて、「この子は・・」と思いました。
会場出たところにあった今年の仙台での優勝パレードの記事。
11歳の結弦少年が12年を経てオリンピックで2回も金メダルを獲るヒーローに。
■ 細い
会場内には「SEIMEI」(襟口の色が紫の先シーズンのもの)をはじめ、見慣れた衣装が何点か展示されていましたが、その細さに改めて驚きます。
少し前までフリー終わるともう息もタエダエという感じで「スタミナが課題」と言われていましたが、さもありなん。
タカラジェンヌの衣装展示でその細さに驚くことはこれまでにもしばしばありましたが、羽生くんは男性で、しかもあんなにハードなスポーツしているのに。
衣装デザイナーの伊藤聡美さんのデザイン画も何点か展示されていて、これまたとても素敵でした。
■ フォトジェニック
羽生くんがフォトジェニックなのは今さら言うまでもないことですが、競技中の写真はどれをとっても一つひとつが絵になっていていつまで見ていてもあきることがありません。
羽生くんのすばらしさはもちろんのこと、動いているフィギュアスケート競技で美しいポーズの瞬間、瞬間を切り取るカメラマンの方たちのプロフェッショナルな仕事もまたすばらしい。
競技中の厳しい表情とオフのやわらかな笑顔とのギャップもまた彼の魅力です。
まるで悪魔と天使くらい落差ある感じ。
(悪役フェチのスキップ的には悪魔は最大級のほめ言葉であります)
オフショットの写真も何点かありましたが、その中で印象的だったのが2011年に篠山紀信さんが仙台で撮影された写真。
高校の制服を着た羽生くんが笑顔でスキップしている写真です。
紀信さんはこの時が羽生くんと初対面で、とても清々しいという印象を持って制服を着てもらってスキップしてもらった、とコメントが添えられていました。
会場内は撮影禁止でしたが、こちらは外にあったパネル。
スマホにアプリをダウンロードしてかざすと「動く四回転」が見られるというものです。
楽しかった!
すごく熱心なファンという訳ではありませんが、若いころからフィギュアスケートが好きで、TVの中継はよく見たり、リンクにも足を運んだりしていました。
羽生くんもずい分前から応援していますが、こんなふうに展覧会形式でまとまった形で彼の軌跡を辿るのは初めてでとても興味深く、予定時間をオーバーして長居してしまいました。観ることができてよかったです。
出口で何やら応募用紙をいただいたので「プレゼントが当たるのか!?」と喜んだのもつかの間、グッズの中で「コスチュームキューピー」と「キャンパスアート」は抽選販売で、それを買う権利の応募用紙ですって。
東京では毎日長蛇の列ですぐ完売だったそうな。
もちろん両方応募しましたわよ。
当たるといいな♪
チケットホルダーもクリアファイルも買うの自重したけどアクリルスタンド完売と聞くとほしくなるじゃないかぁ の地獄度 (total 1908 vs 1910 )
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