
劇団☆新感線「髑髏城の七人 Season 鳥」 6月27日に開幕して75ステージ目の千穐楽 見届けて参りました。
ライブビューイング含めて4回観劇しましたが、何度観ても楽しく惹き込まれる舞台・・・というか、まだまだ観ていたかったです。それでも、こうして終わりを迎えて同じものを二度と観ることができないのがナマの舞台。
目一杯の拍手で送り出しました。
ONWARD presents 劇団☆新感線 「髑髏城の七人」Season 鳥 千穐楽
2017年9月1日(金) 2:00pm IHIステージアラウンド東京 5列センター
舞台の感想は改めて総括したいと思いますが(「風」を観る前までにはがんばる所存)、取り急ぎ千穐楽レポを。

アドリブというとやはり贋鉄斎がらみ(笑)。
千穐楽だからとう訳ではなく、通常の日ネタですが。
贋鉄斎が被雷するシーンの最後の方で「僕が悪いんだ、僕が悪いんだ」と言いながら槌を振るう捨之介に
「お前はワシントンか!」
-ワシントンって(笑)。
さすがなるし~ 博識だよね~と思いました。
捨 「ええ、ワシントン?」
贋 「トントントントン」
捨 「ワシントン」
贋 「おい💢」
というやり取り。
サダヲ捨之介、「今日で最後っ!」と捨て台詞残して去っていきました。
鉄機兵との場面では
「今日は9月1日。クイッと一杯の日」と言ってやおら♪乾杯 の替歌を披露。
本編終わって舞台回って一人ずつ登場するところではやけどして(?)巨大になった右手出していました。
最後までやってくれますなるし~先輩。

最初のカーテンコールで、サダヲちゃんと太一くんが肩組む感じで背中に手を添えてっくっついて、隣には未來くんもいて・・・という光景で目頭が熱くなりました。
いいカンパニーだったんだなぁと思うと同時に、この3人の捨天蘭をもう観ることはできないのかと。
2回目のカーテンコールの時には舞台上手 無界屋のセットの端っこで末来くん天魔王がカナコさん生駒をハグしていて、その場所には2人きりしかいなくて、これも見ていて胸熱。
お煎餅撒きの冒頭、「誰かいないのに気づいたでしょ?」と阿部サダヲさん。
「今日のMCはこの人です!」と紹介されて、下手のセットの上から背中に雷背負った百人斬りルックの贋鉄斎こと池田成志さん登場。
「これは罰ゲームです」と言いながら「紅のx(バツ)」を歌い始めました。
サダヲちゃんはライブのノリで上手下手走りまわってセットにも駆け上がってジャンプするし
太一くんは手を大きくバツにして高々とジャンプしてたし
他のキャストも「バツ!」でお煎餅まく手をとめてジャンプしたり
もちろんなるし~は舞台から客席通路に足かけてシャウトしてるし
お煎餅欲しいのに舞台観るの忙しいわっ!
5列目センターブロックの席で前が通路だったので楽勝かと思っていたらあまり飛んでこなくてちょっぴりドキドキ。
松雪泰子さんが投げてくれたのと誰かが投げてくれたのとでお友だち2人分合わせて3枚無事捕獲しました。
最後の方、未來くんが遠投した何枚かは綺麗なカーブを描いてかなり遠くまで飛んでいました。
最後にキャスト全員で「バツ!」ポーズで締め。
「あれ罰ゲームなの?何か気持ちよさそうだったんだけど」とサダヲちゃん。
サダヲちゃん
「ついに千穐楽。誰も脱落することなく最後まで迎えられて、嬉しいですね・・・打ち上げみたいな挨拶になっちゃいましたけど、本当にみなさん、応援ありがとうございましたっ!」
「風では松山ケンイチくんが捨之介と天魔王の二役やります。あれどうすんの?2人のシーンとかあるじゃん。小雪が入るの?」
「月ではなんと、太一くんが天魔王を!何でそんなことに?どういうつもりで受けたの?」
太一 「・・・」
「マイク借りていいですか?」とサダヲちゃんにぴったりくっつく。
「あまり今は、思い出したくないですね」
サダヲ 「今は忘れたい?」
太一 苦笑い。
サダヲ 「Exactly言うんでしょ?」(未來くんをチラ見しながら)
太一 「Exactly」
サダヲ 「締めの挨拶はやはり未來くんに」
未來 「長かった~!」
マイクなしで叫ぶ未來くんに松雪さんが「マイク使いなよ」と近づいて
未來 「えっと、約2ヵ月強ですか?ここまでみんなで来られてよかったですね」
松雪 「そうですね」
ゆる~い夫婦の会話みたいな(笑)
サダヲ「最後に転球さんに、昨日の打ち上げであまり決まらなかった一本締めをやってもらいましょうか」
で、転球さんの威勢よい音頭で舞台、客席一緒に一本締め。ピシリと決まりました。
サダヲ「今日は本当にありがとうございました。また近いうちに会いましょう!」
演じている時のハイテンションとは打って変わって穏やかな笑顔とやさしい声で話す阿部サダヲさん。
太一くんに「月」の話を振って、未來くんに締めの挨拶をさせて、転球さんにも一役買わせて・・・自分が前に出るでもなく周りを見渡す心遣いと度量のある、すばらしい座長ぶりでした。
舞台含めて、改めて阿部サダヲに惚れ直しです。
ちなみに、池田成志さんの罰は「稽古中、贋鉄斎のシーンになっても稽古場に現れず、連絡もつかずでザワついた後、新国立劇場で観劇していたことが発覚したことによるものだそうです。

Season 鳥限定 抹茶味のもなかアイスもいただきました。
やっぱり新感線の千穐楽は格別。それがSeason 鳥ならばなおさら のごくらく度


