
とても面白かったお芝居の感想はまた改めるとして、まずはその夜開催されたリリパットアーミー30周年記念パーティのことを。
昨年のプレイベント
今年2月の「コング桑田のやりたい放題!」
と30周年関連イベント コンプリートです。
玉造小劇店配給
リリパットアーミー 30周年記念 「大宴会」おおさか
2016年12月4日(日) 6:00pm 近鉄アート館
Bブロック1列センター
前半はリリパットアーミーの懐かしい「中華芝居」の数々を映像で振り返り、その折々の楽しいエピソードをわかぎゑふさんはじめ劇団員の方たちがおもしろおかしく話してくださって、後半は「天獄界」の挿入歌を担当されたダイナマイトしゃかりきサ~カスのライブで盛り上がる、という構成。
「天外綺譚 セイント・イーブル」 「壺中天奇聞 フローズンフローラ」、「桃天紅」などの懐かしい映像の中に、中島らもさんはもちろん、升毅さんや小市慢太郎さん、腹筋善之介さんなどの姿を拝見して、この人たちが関西の小劇場パワーの源だったよなぁ、と懐かしいやら何やらで胸いっぱいになって、笑いながらウルウルしてしまいました。
現在の中心メンバー 野田晋市さんが若かりし頃、身体能力高いアクションを見せてくれた「晋ちゃんコーナー」も。
リリパに入って22年。
今やシブイおじさまも演じてみせてくれる晋ちゃん。
いや~、若かったしカッコよかったです。
リリパ名物「ミュージックハラスメント」の特集もあって、主役を苦しめる歌い手は、升毅・山内圭哉・三上市朗・コング桑田 という豪華メンバー。
升さんのところには「升毅36歳 ノリノリ」とキャプションまでついていました(笑)。
「天獄界」ご出演の劇団員と客演の皆さまも私たちと一緒に客席でご覧になっていたのですが、笑ったりチャチャ入れたり拍手したり・・・その反応を見ているのも楽しかったです。
山内圭哉さんのことはみんな「タカヤ」「タカヤ」と親しく呼んでいて、僧正に聞かせたかったな。
ダイナマイトしゃかりきサ~カスは初めて拝見したのですが、迫力のヴォーカル。
男性1人、女性2人のユニットで全曲アカペラなのですが、男性がベースの音で歌ったりして、まるで演奏入っているみたいでした。
「天獄界」劇中歌から「唄を忘れたカナリア」とオリジナルの「運命の日」(だったかな?)。
運命の~の方はとても難しい曲だったらしく、また曲の仕上がりも遅くなって、譜面受け取ってから3日後にレコーディングだったとか。
「人前で歌うの初めてなのでとても緊張しています」とおっしゃっていましたが、劇中ではフルコーラスは聴けませんのでとても貴重でしたし、すばらしいヴォーカルでした。
緊張が解けた後は、”It Don't Mean A Thing"などのジャズを中心としたメドレーをたっぷり。楽しかったぁ。
そしてラストは、宮川彬良さんが作曲された曲でOsaka Shion Wind Orchestraと共演したという曲(タイトル忘れちゃった)を客席も一緒に歌いました。

「大」宴会という雰囲気ではなく、手づくり感満載でしたが、とても温かく楽しいイベントでした。
そしてやはり、いろんな意味でゑふさんのカリスマ性際立ってると感じました。
おみくじ引いたら一等(年間パス)当たったよ・・前の人が のごくらく地獄度



