
今日はマグノリアホールへ「逸翁コンサートスペシャル 小林公平・寺田瀧雄メモリアルトーク&プチコンサート」に行きました。
いや~、楽しかった

ツレちゃん、やっぱりトーク達者だワ・・・という感想はさておき、コンサートのチケットで逸翁美術館と小林一三記念館に当日限り入場無料ということで、そういえば以前逸翁美術館に行った時、小林一三記念館はまだリニューアルオープン前で行けなかったことを思い出して、終演後こちらをお訪ねしました。
小林一三記念館
池田市建石町7-17
tel: 072-751-3865
小林一三さんの旧邸「雅俗山荘」を居住当時の状態に復元し、起業家であり茶人としての小林一三さんの生涯を貴重な資料とともに公開されているものです。
ちなみに「雅俗山荘」とは、「芸術=雅」と「生活=俗」が一体となる場所であることから逸翁自ら自邸を名づけられたのだそうです。
展示室に入ると逸翁のトレードマークだったステッキとソフト坊とともに写真が私たちを迎えてくださって、それだけで胸がいっぱいになりました。

展示室の奥のこちらの建物が邸宅。
昭和12年(1937)の建築ということですので、やはり破格のお金持ちだったことが伺えます。




エントランス・居間・書斎・バスルーム
居住された頃そのままの間取りになっているようで、当時のセレブな暮らしぶりが目に浮かぶよう。

茶人でもあった逸翁。
庭園には、自由な茶道を実践する場である「即庵」、それと対照的に伝統的茶室である「費隠」という二つの茶室を設けていらっしゃいました。

こちらは正門の近世長屋門。
入母屋造、桟瓦葺で両脇に潜戸と守衛室、宿直室になる小部屋が設けられています。



阪急電車の車両をモチーフにした展示スペースは、宝塚、箕面、梅田、東京などのエリアに分かれていて、それぞれの時代、場所での逸翁のご功績を展示。


宝塚歌劇関係の貴重な資料もたくさん。

こちらは宝塚歌劇40周年の記念写真。
2年前100周年でしたので、62年前ですね。
建物も展示物もとても興味深く、時間があればもっとゆっくり拝見したかったです。
邸宅の奥はその名も雅俗山荘というフレンチレストランになっていて、こちらもまたぜひ訪れたいと思います。
阪急電車も阪急百貨店も、もちろん宝塚歌劇も、今あるのは逸翁のおかげです のごくらく度


