
夏の恒例 大学時代の友人と「1年に一度 生きているのを確かめ合う会」。
今年はうち1人のお嬢さんも飛び入り参加して、楽しい時間を過ごしました。
伺ったレストランはこちら。
Difference
大阪市西区靭本町1-16-12
tel: 06-6479-1140
靭公園の南側。かつて大阪No.1 ブーランジュリーだったタケウチのあった場所です。
2階建てのプチメゾンといった印象。
オーナーシェフの藤本義章さんは29歳の若さでホテル日航大阪「レ・セレブリテ」の
スーシェフを務められた方。
2013年7月にこの Difference をオープンしてわずか1年でミシュランガイドの
1つ星を獲得されて話題になりました。
会社からも徒歩圏内でかねてから行ってみたいと思っていたのですが、今回やっと実現。
それはオドロキとワクワクの連続でした。

前菜2品。
下のものは桃と生ハム(本当はフォアグラなのだけど苦手とお伝えしたら生ハムに)。
右上は海老とエストラゴンのペースト。
薄ーい八つ橋みたいなものの上に乗っていて、このままつまんでいただきます。
味はもちろん、食材といい器がわりの木の切り株といい、しょっぱなから何だか楽しい。


少しわかりにくいですが、ヴィシソワーズです。
最初、具材の入ったワイングラスだけが運ばれてきて、テーブルでコンソメスープが注がれました。

つぶ貝 セロリ 胡瓜 デラウェア オリーブ
運ばれてきたとき、鮮やかなグリーンに思わす「きれい~」と言ってしまいました。
そのグリーンはどこに隠れてるの?な胡瓜味。歯ごたえのあるつぶ貝との相性もバツグンでした。

仔牛のミンチ パプリカ トマト ズッキーニ ジロール茸
仔牛もさることながら、パプリカやズッキーニが素材そのままのお味でとてもおいしかったです。
夏野菜って元気だな。



飲んだものたち。
乾杯の泡は必須。
真ん中はロゼ。ロゼって甘いものが多い気がしてあまり飲まないのですが、
これはキリッとしててとてもおいしかったです。ブラピ&アンジー所有のワイナリーなのですって。
赤は左がピノ右はチリのACONCAGUA COSTAのシラー。
同じ赤ワインでもこんなに色が違うのね。

魚料理
甘鯛のグリル 西瓜のソース 万願寺とうがらしの上にはリゾット
甘鯛の皮のパリパリっぷりが感動モノ。
どうやったらこんなふうに皮パリパリで中しっとりに焼けるのかしら。

茄子 烏賊 豚 夏蕪
ちょっと中華料理っぽい一品。
ここでもお野菜のおいしさが活きていました。

肉料理
但馬鶏 はちみつレモン プリードモー 玉蜀黍(とうもろこし)
火の通り具合が絶妙の鶏肉にはちみつレモンって・・・!
とうもろこしも甘くてとてもおいしかったな。


デザート
ココナッツ 抹茶 ライム ドライフルーツ
もう、ちょっとこれ何?っていうくらいいろんなものが入っていて、口に運ぶたびにオドロキ。
右はエスプレッソとともにいただいた小菓子
これ、小さいですがマカロンとかガナッシュとか一つずつちゃんと作ってあってとてもおいしい。
写真撮らなかったのですが、パンもとてもおいしかったです。
天満橋のエイトノットベーカリーのバゲットなのだとか。
無塩バターと岩塩とともに。


お料理のおいしさはもちろん、食材も凝っていて意外性があって、盛り付けや彩り、
器に至るまで遊び心があって、次に何が出てくるか楽しみでワクワクしました。
見た目のお料理の下にさらなるオドロキがあったり。
とてもイノベーティブなお料理という印象です。もちろんおいしさも伴って。
しかも驚くべきはコストパフォーマンス。
ランチはこのコースのみなのですが、5,085円なのです。
満席でしたが、それでも大丈夫なの?と心配になるくらい(笑)。
前日に急に人数増やしたいといったわがままなお願いにも快く対応してくださって、
帰る時にはシェフ自らお見送りもしてくださいました。
My favorite restaurant 上位にランクインです。
今度ディナーにも絶対行きます! のごくらく度


