
ABC朝日放送で2月18日深夜にオンエアされた特番(多分関西ローカル)。
録画していたものを本日観ました。
基本「乱鶯」の番宣(おかげで今回大阪公演はABC協賛ということを知った)で、約20分のトークなので、裏側というほど深い内容はなかったですが、焼酎?片手にご機嫌で話すいのうえさん、古田さんを見ているだけで楽しかったです。
古田新太・いのうえひでのりが語る劇団☆新感線の裏側」
出演: 古田新太 いのうえひでのり
MC: 上田剛彦 喜多ゆかり(ABCアナウンサー)
ロケ場所は新感線の役者さんたちがよく行くことで知られる居酒屋やえがき
「え!あそこで?」と驚いちゃった。
久しぶりに行きたくなったな。
古田さんは「ここでにごり酒飲んでよく吐いた」とおっしゃっていました(笑)。
新感線の稽古場があった扇町ミュージアムスクエアからも近かったし、「その下の劇場に東京の劇団が公演に来ていて一緒に飲みに行ったりしてた」と古田さん。
「あそこ行こ」「あの店で」というのは今でも東京より大阪のお店の方が多いそう。
「あの頃は、新感線の、というより関西の劇団の青春期だったね」といのうえさん。
古田さんは今はいつも下北か三茶で飲んでるそうで、そこでは「古田ゲーム」なるものが。
小栗旬くんとか松本潤くんとか、若い役者が古田さんのいる店を見つけたら「ビンゴ!」というゲーム(笑)。
ある日古田さんが三茶で飲んでたらガラッと戸が開いて「ビンゴ!」と聞えたので「誰だよ」と思ってみたら木梨さんだった、と。
「30年位前は(地方出身者ばかりだったので)標準語しかしゃべらないから
『あいつら東京にかぶれやがって』と大阪の劇団から嫌われていた」
「東京に進出した時は『大阪からバカがやってきた』と言われた」
こぐれさんが卒業する前つかこうへいさんの「熱海殺人事件」をやるためだけにつくった劇団で
全員山陽新幹線で帰省していたから「新幹線」→「新感線」といのうえさんが命名した
・・・と知っている話も多かったですが、
「あの頃(最初の公演をやったころ)の自分に何か言うとしたら」といういのうえさんへの
質問には、「意外にめんどくさいことになるぜ」と古田さん(笑)。
「いのうえ歌舞伎」と名づけたのは中島かずきさん。
初めて時代劇「星の忍者」をやった時に何かキャッチフレーズが必要と。
「歌舞伎とは全く関係ない。それまで1回位しか観たことなかった」といのうえさん。
「カンカンうるさいんだよ。歌舞伎はそんなにカンカンカンカン鳴らさない」と古田さん。
「乱鶯」のヒロイン 稲森いずみさんについて
「『蛮幽鬼』の稽古場で一番動きがあったのは、彼女が女優として覚醒する瞬間があったこと。
稽古していてゾクゾクとした」といのうえさん。
「だからもう一度いずみちゃんとちゃんとやりたかった」と。
最も印象に残ったのは、かなり芝居好きと思われる上田アナウンサーが
「2時間なり3時間なり異世界に連れて行ってくれる劇場の空気が大好き」と言った時。
私も劇場に通う一番のモチベーションはそこかな、と思いました。
「そうですね。そこはやっぱこだわりますね」といのうえさん。
「昔は映画があったんですよ。『座頭市』『眠狂四郎』とか。今はない。
みんな等身大になっちゃった」
「好きなだけ世界の中心で愛を叫んでろってね」と古田さん。
「自分がワクワクする世界は残してほしい。ないんだったらやるしかない、みたいなところはある。
新感線はそういうことができる数少ない・・・」までいのうえさんが言った時、
「それでやめられない。早くやめたかったのに」 by 古田新太(爆)。


全部が全部×××(大物作家)の芝居だったら嫌でしょう?(古田)
ま、放送できないけどね(いのうえ)
誰~?気になりすぎる。ま、わかる気もするけど のごくらく地獄度




いいなぁ~関西ローカルだと観れないから・・・
乱鶯!東京は、前半と後半に行きます。
蛮幽鬼での稲森さんにはガッツリやられてしまったので、今回もメッチャ楽しみです。
スキップさんも、江戸へ上京かな?
いかにも関西ローカルという番組でしたが
楽しかったです。
この居酒屋のある堂山とか扇町ミュージアム
スクエアあたりは私も若い頃よく通いましたし(^^;;
「乱鶯」 もうすぐ初日ですね。
新橋演舞場での新感線公演は久しぶりでぜひ観たい
とチケットも取っていたのですが、諸事情により
やむなく上京をキャンセル。
おとなしく?大阪の初日と千穐楽に観る予定です。
楽しみですね~