・子どもの頃、洋画好きの父親と一緒に「スパイ大作戦」を毎週楽しみにTVで観ていた。
・一時、携帯の目覚ましアラームメロディをあのテーマ曲にしていたくらいあの曲を聴くと気持ちがアガる(導火線にマッチで火をつける映像が今でも目に浮かぶ)。
・トム・クルーズ好き。
↓
観ない訳ないでしょう。
「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」
MISSION:IMPOSSIBLE ROGUE NATION
監督・脚本: クリストファー・マッカリー
原作: ブルース・ゲラー
出演者: トム・クルーズ ジェレミー・レナー サイモン・ペッグ レベッカ・ファーガソン
ウィング・レイムス ショーン・ハリス アレック・ボールドウィン ほか
2015年8月12日(水) 2:30pm なんばパークスシネマ シアター10
シリーズ第5作。
サブタイトルの「ローグ・ネイション」は「悪の国家」という意味なのだそうです。
CIAやKGBをはじめとする各国の元エリート諜報部員が結成した無国籍スパイ組織「シンジケート」の暗躍により、イーサン・ハント(トム・クルーズ)の所属するIMFは解体の危機に陥ります。組織の後ろ盾を失ったうえに、CIAからも狙われるという最大のピンチに直面するイーサン。世界の危機を救うため仲間たちとともに史上最難関のミッションに挑んでいきます・・・。
映画館には年数回しか足を運ばなくなってしまった私ですが、このシリーズは全作映画館で観ています。
冒頭に書いた好きな理由や、もちろんおもしろいということもさることながら、こんな映画こそ、TVなどではなく、大画面のスクリーンで観るのがふさわしい映画だと思っているからです。
今回も期待に違わずおもしろかった~
最後には必ず "POSSIBLE" になるとわかっていても、サスペンスタッチの展開でスリリングなシーンの連続に手に汗握って前のめりになることしばしば。
イーサン・ハントが超人過ぎて・・と思った時期もありましたが、やっぱりこうでなくちゃ、な展開。ノースタントで話題になった、あの1500mの上空を飛ぶ軍用機のドア外部から機内に侵入するという場面がいきなり冒頭から登場して、それも物語の主筋には直接関係ないという贅沢さ。
そんな上空あり、水中あり、派手なカーチェイスあり、バイクチェイスありとこれでもかというくらいアクション満載なのですが、今回の作品のもう一つのキーワードは「仲間」。
IMF解体の危機に瀕してなお孤軍奮闘するイーサンにそれぞれ手を差し伸べる仲間たち。
特に、イーサンを裏切り者として追うCIAの監視下に置かれ、ウソ発見器にかけられても「イーサンとは友達でも何でもない」と平気で言い放つベンジー(サイモン・ペッグ)が、イーサンからウィーンに呼び出されて手伝った後、「お前を巻き込みたくないから帰れ」と言われて、「絶対に帰らない。お前と俺は友達だ」と言った時には胸が熱くなりました。
これ以降行動を共にするこの二人のバディ感はこれまでのシリーズにはなかったものではないかしら。
もちろん、ジェレミー・レナー演じるいつも困ったちゃんの顔してるブラントはシブくてカッコいいし、ウィング・レイムス扮するルーサーの温かさも見逃せません。
ウィーンのオペラ座のシーンで上演されていたのはプッチーニの「トゥーランドット」。
あの「誰も寝てはならぬ」のメロディに乗せて展開される首相暗殺シーンも印象的。
この曲はラスト近くのイーサンとベンジー、そして女スパイ イルサ(レベッカ・ファーガソン)3人のシーンでも流れていました。
ヒロインにあたるイルサはパワフルで美人で強靭でとても魅力的。
ロングドレスのスリットから脚線美を見せながらライフルを構えるオペラ座のシーン、カッコよかったなぁ。
英国首相が機知に富んだ人物に描かれいたり、イーサンお約束の変装があったり、最後に敵を仕留めるやり方はイーサンがやられたそのままお返しだったり、大ネタ小ネタ散りばめてのスカッとするエンディング。
新しい長官も決まったし(笑)、シリーズ6作も楽しみです。
それにしてもトム・クルーズこそ超人 のごくらく度 (total 1419 vs 1417 )
2015年08月15日
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