

ということでお食事編。
こちらはウェルカムドリンク。
到着時にチェックイン手続きしながらメインロビーのソファでいただいたものです。
ウェルカムドリンクはコーヒー、紅茶の他に生ビールもあって、とても心惹かれたのですが、「お抹茶は私が点てます。この季節は水ようかんとご一緒に」という言葉にひかれてこちらに。
ガラス器なので冷茶に見えますが温かいお抹茶です。
泡も細かく滑らかでとても上手に点てられていたので、
そのことを伝えると、「まだまだ勉強中です」と若い男性スタッフの方。
このプロローグだけでも、「このホテル好き



これ、生クリームもスポンジもふわふわでとっても幸せになるようなおいしいケーキでした。
後で知ったのですが、こちらのパティスリーシェフ 谷脇健太郎さんは全国ケーキコンクールで最優秀賞を受賞されたのだとか。 → こちら
うん。おいしいはずだワ。こちらのホテルには和食とフレンチ、2つのレストランがあって、
夕食は好きな方を選ぶことができます。
少し迷ったのですが、朝食は和食のみなので、夜はフレンチにしました。
Cuisine régionale L'évo (レヴォ)
ホテルのダイニングであり、通常のレストランとしても営業されているフレンチ。
「前衛的地方料理」とコピーがついています。
富山の食材をふんだんにつかった谷口英司シェフ気鋭のお料理の数々。
レストランは地下1階。
といっても、窓の外には篝火がたかれ、夜の神通峡が広がっています。


ここからもうレストランのプロローグという感じのアプローチの先にあります。
インテリアは黒とアースカラーを基調にしていてシックな印象。
テーブル間が広くてゆったりしています。

「メニューとカトラリーは引き出しの中に入っております」
と言われてテーブルの引き出しを開けてみたらこんなふう。
楽しい演出です。
まずは恒例(笑)。
泡でカンパイです。


このシャンパン 名前聞いたのに忘れちゃったけど
とてもおいしくて、もう1杯おかわりしちゃった。
そして次、何飲む?となった時にドリンクメニューでみつけたのが右の
「富山の夏のにごり酒」千代鶴です。
これがまたキリッとしておいしくて、お料理にもよく合って・・・おかわりです(笑)。
お料理は少量多皿。
素材のよさを活かしつつ、調理法も組み合わせも、そして盛り付けも、とても手の込んだ凝ったお料理ばかりでした。
そしてそのどれもが本当においしい。


アミューズとスープ。
スープは「朝採れとうもろこし」
中村隼人くんに似たイケメンのギャルソンが「僕が今朝採ってきました」って言ってたけど、それが本当かどうかはさておき(笑)、とても甘くて散らしてある焼きとうもろこしが香ばしくて、いわゆるコーンスープとは別物。まるでしぼりたてのとうもろこしを飲んでいるような、とてもおいしいスープでした。







一気かい!(笑)
カメラの腕が悪くてどれも見栄えはアレですが(笑)、ひとつずつとても繊細に作りこんだお料理でした。
左上の画像は甘エビ。わさびソースと山桃のソースでオドロキのおいしさ。
ピューンと枝が出ているのは新湊の穴子、その左は焼きナス
白いお料理はガスパチョ。白いのに?と驚くと、トマトの透明のジュレと万願寺とうがらしのソース
・・・といった具合に意外性もあって楽しい。
うろこを取らずに焼いた甘鯛のパリパリだったこと。
一つひとつのお皿はスモールポーションとはいえ、さすがにこれだけあるとおなかいっぱいで、
最後のお肉は食べきれませんでした。



パンたちです。
これがまたオドロキのおいしさなのよ。
左と真ん中は同じように見えますが(しかもちょっとかじってる)、富山米でつくった米粉のパンと小麦の全粉乳のパンで歯ごたえも味も全然違っていてオドロキ。
バゲットもおいしくて、パン好きとしてはおなかいっぱいで残してしまったのがくやまれる。




おなかいっぱいでもう無理~とお肉残しちゃった時にイケメンギャルソンくんに
「まだデザート2つありますよ」と言われて、
「それは別腹だから」と同時に言ったよね~(笑)。
という訳で2ポーズずつ。
どちらも開けてオドロキおいしいというデザート。
一つ目の黄色いのはマンゴーでひんやりとした口あたりのココナッツパウダーがon
二つ目は桑の葉を練りこんだホワイトチョコ?の壁をあけると中にはショコラが。
あんなにおなかいっぱいだったのに完食でございます。
翌朝は
和彩膳所 樂味
で「雅樂倶の朝」と名づけられた朝食をいただきました。
地階の、レヴォとちょうど反対の位置にあります。
大きくとった一面のガラス窓からこんな緑あふれる景色を眺めながらの朝食です。


まず最初に、富山の大豆でつくったお豆腐にかけるオリーブオイルのチョイスを。
マイルド、フルーティ、スパイシーの中から好きなものを選ぶというもの。

私はスパイシーを選んでみましたが、
お豆腐には別にオリーブオイルかけなくてもいいかな(笑)。
画像はありませんが、目覚めのドリンクがすごくおいしかったな。
毎日違うそうですが、この日は「レモングラス&ジンジャー」でした。
スッキリしていてほんのり甘くて香りもよくて、目覚めのドリンクにぴったり。
こちらのウリは土鍋の炊きたてごはん。
朝食の予約時間に合わせて炊き上げてくださいます。

もちろん富山のお米。
これがもうほんとにおいしくて、私にはめずらしくおかわりまでしちゃいました。

お料理はこちらでも少量多皿。
ちょこっとずついろんなものをいただけるのがうれしい。


たまご焼きにはちゃんと雅樂倶マークの焼印が。奥に見える球形はかぼちゃのサラダです。
右は「富山県産あまうらら」というお豆腐のパッケージ。
どれもひと口ずつでしかも油とかをほとんど使っていないヘルシーなお料理ですので、
朝からモリモリ食べてもそれほど負担にならず。
・・・とは言うものの、お昼過ぎても全然おなかすかなかったけどね~。

八尾にある高野もなか屋さんのもなか。
買いに行きたいな~と思っていたのですが、ホテルのショップに売っているのを発見してお土産に大量購入。
もなかスティックに右の瓶に入った餡を自分でつけて食べます。
もなかサクサク。
という訳で、
食のレポが一番長いといういかにも私らしいことになりましたが、
「リバーリトリート雅樂倶」の旅、これにて幕でございます。
リバーリトリート雅樂倶 全体編/温泉編
ほんっとっ 居心地よかったからまた行きたい すぐにでも行きたい のごくらく度




