
劇団☆新感線35周年記念写真展 「婆娑羅」
写真家 野波浩と劇団☆新感線のアートワーク
2015年6月6日(土) なんばパークス パークスホール
新感線 いのうえ歌舞伎のイメージビジュアルを担当されてきた野波浩さん。
1996年の「Beast is Red〜野獣郎見参!」から昨年の「蒼の乱」まで全17タイトルのポスターやスチール写真100点以上が展示されています。


入ってすぐ、ずらりと飾られたポスターは壮観です。
新感線は初期の数年を除いてほぼ全作品観ている私ではありますが、「これまでパンフレットや写真集などに収録できなかった写真に焦点をあてた」ということで、観た作品でも「こんなショット見たことない」という写真も多数ありました。
写真展示のエリアは撮影禁止だったので残念ながら心のシャッターに収めた訳ですが(笑)。
「SUSANOH」や97年の「髑髏城」で、まだ痩せていて必殺切れ長流し目だった頃の
古田新太さんのカッコよさ、色っぽさにホレ直したり
まだ新感線劇団員だった若くワイルドな橋本さとしさんの「野獣郎見参」に見惚れたり
「吉原御免状」の堤真一さんの鋭い目線にドキッとしたり。
そんな中、「朧の森に棲む鬼」を見るとドクッと血流が音をたてるような気がして
どんだけライが好きなんだよ、自分、と改めて感じました。
染五郎さんはアオドクロで、血の涙を流しているショットも素敵だったな。

「アテルイ」のポスター。
上の段に展示してあったのでちびっこの私はうまく撮れませんでした

この「アテルイ」がいよいよ7月にどんな「阿弖流為」に生まれ変わるのか、本当に楽しみです。
天海祐希さん蒼真と写真を撮る(?)コーナーがありました。

トーゼン 2ショット撮るよね~。
でも恥ずかしいから小さめに(笑)。
その蒼真と将門小次郎の衣装も展示してありましたが、
この空間で見ると何となく間のびして見えたりも。

1996年からなのでほぼ20年近くになる訳ですが、写真やビジュアルのトーンが最初の頃からほぼ一貫して確立されていること、とても丹念に緻密につくり上げられていること、なおかつそれが20年前とは思えないくらいビビッドなことにとても感じ入りました。
サンプル展示してあった写真集 あやうく買いそうになったけど思いとどまった自分エライ のごくらく地獄度




撮影禁止の写真は心のシャッターに収められたと書いてられる件を読ませていただき、それが比喩ではなく、スキップさまがご覧になった作品を写真のように記憶してられる能力の持ち主であることを思い出しました。
もちろん、それは、感性に裏打ちされたものですけど、とくにご一緒した舞台のことを鮮明に書いてられる記事を拝見するたび、あ、そういうことだったのね、先に読んでおきたかったと感じ入っています(^^;;
新感線は、染ちゃんの阿修羅城の瞳しか観てない者が、ずれたことを申しましたm(_ _)m
おほめに預かり光栄ですが、お恥ずかしいです。
観た舞台を写真のように記憶できて、それをいつでも取り出せたら
どんなにいいだろうと思います。
レポは自分の心に感じたことをできるだけ詳しく残しておこうと
思うあまりダラダラと長い文章になってしまうことが多く、
もっとスパッと要点を突いて書けたらいいのにと反省の日々です。
あれ?「阿修羅城の瞳」のみということは、「アテルイ」も
「髑髏城」も「朧」もご覧になっていないのですね。
それはザンネン。
よろしければDVDお貸ししますよ(笑)。
あ!ツーショット撮ったんですか(笑)。
私はその勇気はございませんでした・・・
(意外と小心者なんです)
多分同じ写真の事だと思いますが、吉原御免状の堤さんの
写真にはドキっとさせられました!
でも写真を観ると、その時の事を思い出しますね本当に。
写真集ではなくポストカードぐらいだったら、買ってました♪
へへ 撮りましたよ。
>意外と小心者なんです
小心かどうかよりミーハー度の違いだと思います。
私なんて、武道館で顔ハメ写真も撮るくらいなミーハーっぷりですから(笑)。
堤さんの写真は多分そうですね。
「吉原御免状」は原作も読んだくらい好きな作品なのですが、ちょうどその頃
諸事情あって1回しか観ていないので、あの写真を見て、もう一度観たいなぁと
思いました。