本日は宝塚大劇場 雪組公演千秋楽。
トップスター 壮一帆さん大劇場最ラストデイ日でした。
朝からツイッターのタイムラインに壮さんが白馬にまたがった入りの様子や黒燕尾でぴしりとキメた大劇場での最後のご挨拶の様子、紋付袴の出の様子が流れてきて、壮さんらしい明るさに泣き笑い。
この公演は初日開けてすぐ観たのですが、壮さんの姿を最後にもう一度観ておきたくて、土曜日に急遽チケット追加して観に行ってきました。
宝塚歌劇 雪組公演
宝塚傾奇絵巻 「一夢庵風流記 前田慶次」
グランド・レビュー 「My Dream TAKARAZUKA」
2014年7月12日(土) 3:00pm 宝塚大劇場 1階21列下手
お芝居もショーも最初に観た時に感想は書きました(こちらとこちら)ので、詳細は省きます。
今回の公演を観ていて感じたのは、私は自分が思っていた以上に壮一帆さんのことが好きだったんだ、ということ。
お芝居もショーも観ていて何度もじんわり涙がにじんできて、「あぁ、ワタシ、壮一帆が好きだぁ」と思いました。
過去にもこのブログで、花組のトップに宙組から組替えで蘭寿とむさんが就任した時、「なぜ壮さんではいけなかったのか」と書いたり、前作「Shall we ダンス?」では、自分がチケット取っている日が待ちきれずに追加して観に行ったり、と「壮一帆好き」の傾向は現れていたのですが。壮さんは、歌もダンスもすごく秀でているという訳ではないけれど、舞台のどこにいても目を惹きつける華やかさ、都会的でシャープで、あの強い目ヂカラ、テキパキと竹を割ったような性格といかにも頭脳明晰な雰囲気。
そして広く知られるSの性格(笑)。
そのすべてが、私は好きでした。
この日「一夢庵風流記 前田慶次」ではこんなことが。
慶次とまつのことを、「ヤ・ケ・ル」と慶次のほっぺをつんつんしてからかう重太夫(夢乃聖夏)。
キッと眼光鋭く、重太夫の首をマジで締めて逆襲する慶次。
その手からやっと開放されて、「加減ってものを知らねぇのか」と呆れたように言う重太夫。
この場面、袖にはけるまで何度も首さわってて本気で痛そうでした。
壮慶次、Sっぷり炸裂です。
ちなみに、壮さんのシーンではないですが、その重太夫が、慶次をかばって息絶えた捨丸に、自分を助けて捨丸が投げてくれたかんざしを「忘れものだよ」とさしてあげる場面でも涙。
夢乃さん重太夫、ほんと、よかったな。
わずか3作でしたが壮さんがトップになって、雪組の雰囲気はすごく変わったし、より一層まとまりが強くなったように思います。
強いリーダーシップを持っていた人だったんだなと改めて。
ショーで印象に残る場面といえば、やはり伝説誕生で、壮さんが歌うところに今回一緒に退団する人たちが次々出てくるところです。
下級生から順番に加わっていって、あゆちゃん出てきて、未涼さん出てきて・・・あれ反則でしょ?絶対泣くもん。
でも明るいことが好きで、笑って去りたいという壮さんだから、ほんとは笑顔で見送らなくては。
壮さん サヨナラショーはムチで始まったとか・・・らし過ぎる(笑)。
また、愛加あゆちゃんの様子やご挨拶を知るにつけ、壮さんの相手役があゆちゃんでよかったと、心から思いました。
ラスト・デイライブ中継は行くつもりですが、ナマで観るのは私はこれが最後。
まさに公演フライヤーにある通り、「これが最期 忘れられない壮一帆」です。
どうか東京公演最後のその日まで、壮さんが悔いない宝塚人生を送れますように。
サヨナラショー やっぱり観たかったなぁ の地獄度 (total 1215 vs 1219 )
2014年07月14日
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