2013年06月20日

バ~サラ バサラ~♪ 「戦国BASARA」

basara.jpgこれを書き始めようと思ったら、「バ~サラ バサラ~♪」という主題歌が頭の中をグルグル回り始めました(笑)。

原作は330万本もの販売を誇るカプコンの人気ゲーム。
アニメ、映画、舞台やドラマと様々にコラボレーションされているそうですが、ゲームには全く疎い私は白紙の状態で拝見。
ロビーには男性一人のお姿もちらほら。ゲームファンかしら。

宝塚歌劇 花組公演
ミュージカル・ロマン 「戦国BASARA」 -真田幸村編 - 原作・監修・制作協力: 株式会社カプコン
脚本・演出: 鈴木圭
出演: 蘭寿とむ  明日海りお  蘭乃はな  華形ひかる  春風弥里  望海風斗 月央和沙  鳳真由  大河凜 ほか

2013年6月16日(日) 11:00am 東急シアターオーブ 1階7列センター


ゲームのコンセプトは、「実在の戦国武将たちが史実を飛び越えてバトルを展開する」というものらしく、特にストーリーがある訳ではないそうですが、この作品は真田幸村を主人公として、父を失う少年時代から、悩み迷いながら成長し、信玄の後を継ぐ偉大な武将として育つ姿を、ライバルの上杉謙信や伊達政宗、配下の猿飛佐助などをからめて描いています。

真田幸村といえば私にとって、大阪夏の陣で負け戦とわかっていながら最後まで豊臣方を裏切らなかったヒーローなので、青年時代の幸村の姿は新鮮でした。
が、ストーリー的にはありきたりかなぁ。どこかで見たような自分探しの成長物語。
ゲームにはないオリジナルキャラクターのいのり(蘭乃はな)が、幸村に思いを寄せるただ可愛いだけの女の子と思いきや意外な顔が・・・というところはおもしろかったですが。冒頭、いのりを助ける幸村がゲームのキヤラクターそのままの映像で、スクリーンと舞台でその二人のやり取りするというプロローグをはじめ、多用されている映像は華やかで美しく迫力もありましたが、元々舞台で映像を使うことに厳しい(笑)上に新感線などでかなり進化した舞台映像を見ている私としては派手なだけで物足りないです。
話題になっていた「本水」も、確かに舞台上に水は降り注ぐけれど、役者さんたち誰一人濡れるでもなく・・・これも蜷川さんの舞台や歌舞伎のことを考えるととても「本水を使った」とは言えない背景状態。
ま、そのあたりは演出上の問題ということであせあせ(飛び散る汗)

上杉謙信(実はかすがだけど) vs 猿飛佐助、真田幸村 vs 上杉謙信 の2回のバトル、立ち回りは迫力もあり見応えありました。
特に後者は、「あれ?みりお(謙信)の衣装光ってる・・」と思ったら、蘭寿さん幸村の衣装にも電飾ついていて、二人の刀がライトセーバーばりに光る剣になっていきなりスターウォーズ(笑)。

ジェンヌさんたちのコスプレ(違)とキャラクターの再現っぷりもとても楽しかったです。
中でも特筆すべきは、春風弥里さん演じる伊達政宗。
伊達政宗も私にとっては大河ドラマ「独眼竜政宗」以来のヒーローなのですが、完全にそのイメージを覆す破壊キャラ。
「独眼竜は伊達じゃないゼ you see?」とか、「あんたのホットに俺のクール」と幸村に言い放つたびに笑いとともに場をさらっていました。これ、みーちゃんがやるからこそでしょうな。もちろんビジュアルはカッコいいし。
あんまりユニークだったので幕間に「これはゲームのキャラなのか?」とつぶやいたところ、ゲームではそういうキャラだとフォロワーさんに教えていただきました。
「レッツパーリィ!」という名(迷)台詞もあるとか。

一方、明日海りおさんの上杉謙信は、史実から受ける印象とそんなに乖離していない感じ。神格化されていてミステリアスなイメージ。
凛としてクールで美しく、白とブルーを基調にした衣装も明日海さんにぴたりとハマっていました。
映像でいきなり謙信のバック舞台全面に薔薇が咲き乱れたのにはちょっと笑ってしまいましたが。

望海風斗さんの猿飛佐助はあの美しいお顔もメイクとかぶりもので隠しがちで、最初「誰?」と思いましたが、腕も立ち、頭も切れる忍びを好演。
音響の関係か、台詞が聞き取りにくい人が多い中、望海さんの台詞はいつもはっきり聞き取れて、口跡のよさに感心。
黒装束の忍びの者たちを従えて客席通路をサ~ッと駆け抜けて行くのですが、通路側の席だったので風がふわ~っと顔にあたってムード いい匂いがしました(笑)。

「~でござる」という語尾も何となくぎこちなくてカワイイ蘭寿とむさんの真田幸村。
真面目で直情的で義に熱い幸村は蘭寿さんにぴったり。多分、謙信、政宗の中で一番若い設定だと思いますが、無理のない役づくり。二本の長槍を使った激しい立回りやダンスもお見事です。
ただ、幸村のみる夢(?)が抽象的であまりよくわからなかったなぁ。たびたび出てくる芽吹幸奈さん率いる夢の精(?)のゆるやかなダンスが、千住明さんの綺麗な音楽もヒーリング系で睡魔が・・・(以下自粛)。

IMG_7152.jpg蘭乃はなさん。キュートなビジュアルやお芝居はともかく、前作「オーシャンズ11」ではすごく上手くなっていて驚いた歌が、私が観たこの日は不安定でした。まだ2日目だったし、これからかな。
蘭寿さんもカーテンコールで「この公演は始まったばかり。皆様、また観に来てくださいでござる」とおっしゃっていましたし。

直江兼続を演じた大河凜さんのが、ちょっと笑いも取る明るいキャラクターなのだけど、アイドル系のビジュアルで目をひきました。



フィナーレの超豪華派手派手な打ち掛けを着たデュエダン。何だか躍りにくそうだったんだけど の地獄度 ふらふら (total 1116 わーい(嬉しい顔) vs 1118 ふらふら)
posted by スキップ at 23:23| Comment(0) | TrackBack(0) | TAKARAZUKA | 更新情報をチェックする
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