2012年08月22日

「ラ・マンチャの男」1200回 笑顔とナミダのカーテンコール

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カーテンコール。

通常のカーテンコールの後、テレビ朝日の上宮菜々子アナウンサーの司会で1200回記念のセレモニーが始まりました。
開演前のロビーでお見かけした方々はオフィシャルのゲストで、一人ずつ紹介されました。他にも、かつてアルドンサを演じた鳳蘭さんや岩松了さん、スペイン公使代理の方など。

そして、「ゆかりのある方が来場されています」と紹介されて、金太郎ちゃんを伴って舞台上に上がった染五郎さん。金太郎ちゃんが登場すると、松本紀保ちゃんも松たか子ちゃんも途端におばさんの顔になって、ニコニコ顔で見守っていました。
「ゆかりって・・。息子なんで、ありすぎでしょう」と笑いを取ってつかみは上々手(チョキ)の染五郎さん。
「とても大切な区切りだと思います。でもこれで終わりではなく、明日も・・・えっ?明日は休演?(笑)明後日もありますので、これからもがんばってください」とご挨拶。金太郎ちゃんはカワイイ声で「じいじ おめでとう」とひと言。それから染五郎さんが、「もう一人紹介させてください。1200回を支えてきました。僕の母です」と客席の幸四郎夫人を紹介されました・・・まではよかったのですが、やり切った感があったのか、手にした花束を渡すのを忘れて舞台を下りようとして、共演者や客席から爆笑の総ツッコミ。相変わらずやってくれますが、ご本人、顔を真っ赤にして恥ずかしそうでした。その時の写真がこちら

幸四郎さんは、胸に手をあて感無量といった面持ちで、「夢のミュージカルを演じながら、夢の中にいるようでございます。この日を迎えられたのは、ここにいるすべての方のお陰です」とご挨拶されました。そんな幸四郎さんにサプライズぴかぴか(新しい)
「ラ・マンチャの男」の脚本を書かれたデール・ワッサーマンさんが1966年にこの作品でトニー賞を受賞されたトロフィーを、「一番ふさわしい人に渡してほしい」というご本人の遺言通り、未亡人のマーサさんが幸四郎さんにプレゼントされたのです。これには幸四郎さんも感激のあまり顔を手で覆って泣いていらっしゃいました。
「私は3歳で初舞台を踏んで67年。今日まで続けてきて本当に良かった。これまで最高の日、胸いっぱいでございます。この気持ちを、皆さんに受け止めていただければ」と涙ながらに振り絞るように話される姿にこちらももらい泣きたらーっ(汗)

やがてバースデーケーキが運ばれ、るんるんHappy Birthday の曲が流れ始めると、松たか子ちゃんがペンライトを大きくかざしてアピールしてくれたのを合図に、客席も一斉にペンライトを振って一緒に歌ってお祝いしました。そして、たか子ちゃん、紀保ちゃん、二人のお嬢さんから幸四郎さんの両頬にキスキスマークのプレゼントも。
「アイドルになったような気持ちです。70歳の老人の誕生日には華やかすぎますが、私の心の中にはみなさんの愛、心がこもった金メダルがあります。これを大事にしてこれからも演じていきます」とオリンピックに結びつけるあたり、さすが幸四郎さん。

それから客席も一緒に「見果てぬ夢」を合唱。
舞台上のスクリーンに歌詞が映し出されたので、私も初めて声に出して歌ってみました。
最後にはバーッンぴかぴか(新しい)とバズーカの銀テープがいっぱい頭上に降ってきて、涙と笑顔、感動のフィナーレでした。

鳴り止まぬ拍手に、もう一度幸四郎さんがステージに登場され、るんるんTo dream the impossible dream To fight the unbeatable foe~ と前回BRAVA!の時と同様、英語で「見果てぬ夢」を歌ってくださいました。

幸四郎さんが東大寺で演じられた1000回目の弁慶も観劇していて、どれだけ幸四郎さんの区切り目撃好きなんだという感じですが、この1200回目のラ・マンチャという場に居合わせることができて、すばらしい時間を共有できて、本当に幸せでした ムード


この日観た幸四郎さんの笑顔も涙も、会場いっぱいにあふれるお祝いの拍手も、宝物です。
夢を持ち続けることを忘れずに闘い続けるキホーテのような凛とした生き方はなかなか難しいけれど、幸四郎さんの挑戦し続ける姿勢、続けることのすばらしさを目のあたりにして、こんな私でもせめて、現実からは逃げないで立ち向かわなければ、と勇気をいただいて劇場を後にしたのでした。



To reach the unreachable star! のごくらく度 わーい(嬉しい顔) わーい(嬉しい顔) (total 975 わーい(嬉しい顔) vs 978 ふらふら)
posted by スキップ at 00:18| Comment(2) | TrackBack(0) | 演劇・ミュージカル | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
スキップさん♪
この日の存在を教えて頂いて、本当にありがとうございました。
知らなければでなければ行ってなかったと思う・・。
お隣は知らなかったようで、セレモニーが始まってから「え?え?」と騒いでました(笑)。
思っていた以上にこちらまで感動してしまい、幸四郎さんの挨拶に
私までもらい泣きしてしまいそうでした・・・。
年齢を重ねる事がプラスに働く演目でもあるし、今後も続けていただけるといいですよね。
Posted by みんみん at 2012年08月24日 01:01
♪みんみんさま

とんでもないです。
ご一緒にあの時間を共有できて、ほんとによかったです。
ひと口に1200回と言っても、幸四郎さんが20代の頃からと
思うと、はかり知れない重みがありますね。
あの日観た幸四郎さんの笑顔も涙も宝物です。

弁慶はそろそろ染ちゃんにお譲りいただきたいけど(笑)、
ラ・マンチャはいつまでも続けていただきたいです。
Posted by スキップ at 2012年08月25日 10:27
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