北京漫遊 中編

万里の長城を降りて、次に向ったのは頤和園（いわえん）。
西太后のサマーパレスで、万里の長城・故宮・天壇公園と並んで北京四大世界遺産のひとつなのだそうです。

西太后は自分のシンボルが鳳凰だからって、
中国皇帝のシンボル・龍より内側（上座）に置いたのですって（ガイド・談）。

「雨の日も湖を眺めて散歩がしたい」という西太后のワガママがかなえられた世界一長い廊下。
ほんとに、やりたい放題だなぁ。

細部にまで凝っていてかつ豪華絢爛。
清朝18年分？の軍事費をつぎ込んだというのもナットクです。

前の画像で一番奥に映っていた塔みたいなところ（仏香閣）に昇って見下ろしたところ。
黄砂なのかスモッグなのか、かなりかすんでますね。

頤和園の中に蘇州の街を再現した蘇州園。
ここ、楽しかった

書を書くこんなおじいさんがいたり。

故宮の入口　午門。

冒頭の画像もそうですが、私にとって故宮は紫禁城。ラストエンペラーの世界です。

どこをとっても絵になります。

ネコも何となくゆったり。汚れてるけど

街のあちこちに花が咲いていました。
これは桃かな。桃と故宮。

完結編につづく。