2012年03月25日

やっぱりちえちゃんを好きでよかった 「REON!!」 ②

reon2.jpg柚希礼音スペシャル・ライブ  「REON!!」
作・演出: 藤井大介
出演: 柚希礼音  夢咲ねね  鶴美舞夕  紅ゆずる  真風涼帆  壱城あずさ  如月蓮  礼真琴 ほか


第2幕が始まると、幕が閉まったままの舞台袖にシアター・ドラマシティの案内嬢と同じ制服を着て左胸に「紅子」と名札をつけた紅ゆずるさん登場。「私、客席案内係の紅紅子(くれない べにこ)と申します」とご挨拶して「録音、撮影はご遠慮ください・・・」といった一般的な注意を言いながら客席通路を歩きます。満席の898人相手に一人でどんな掛け声にもアドリブで返す紅子さん、さすがです。しかもマジ美人ぴかぴか(新しい)そういえば、前楽には「七之助!」という掛け声に応えて「紅七之助です」とおっしゃっていましたわーい(嬉しい顔)reon3.jpg千秋楽には、「れおんちゃん追い掛けてドラマシティの客席係になったけど、れおんちゃん今度青年館行くんだって。私も青年館の客席係になろうかしら」と言ってました。青年館では青年館の制服着てるのかな。

舞台上で華やかなレビューを繰り広げるトップスター・れおんちゃんに扮するのは夢咲ねね。♪ビバ~ サンバ~ッ とやっているところに客席から黄色いドレスの女の子が乱入・・・れおんちゃんの大ファンのちえ子ちゃん(柚希礼音)です。ちえ子ちゃんは自称未来の大スターでれおんちゃんの相手役。芸名は「夢咲にょにょ」(凰稀かなめさんが観に来てた時は「夢咲かにゃめ」だったらしい)。ここで客席係の紅子さんとミニ漫才(?)みたいなやりとりがあって、「出待ち行かな」とちえ子ちゃんがれおんちゃんの出待ちに行くと、同じように出待ちしている女の子たちも男役さんが演じています。壱城あずさちゃんとか礼真琴ちゃんとか、女のコとしてフツーにめちゃカワイイしかわいい

第2幕で一番好きな場面は ON3 on-licence 「バートランドの子守歌」 → 「CHOCOLATE SHAKE」 → 「You’d Be So Nice To Come Home To」 と流れる都会的なダンスが続く場面が大好き。黒とスパンコールの紫を基調にした衣装もステキでした。ほんとは柚希さんだけを観ていたいところですが、他の男役さん達もカッコいいし、娘役さんたちはカワイイし、ソロばかりでなく群舞の振りもステキだし、で、目がいくつあっても足りません。ほんと何回でも観たくなっちゃってコマル。
次の ON4 on-stage では、柚希さんとねねちゃんのシビれるようなタンゴ。大人のムードたっぷり。ここの衣装もステキだったなぁ。そして音楽は「オーシャンズ11」のJACKPOTへ。大好きなあの歌とダンスがまた観られるなんて・・・。ここ、男役の中に一人だけ混じってひけをとらない大輪の薔薇のような華やかさをふりまいてくれたねねちゃんに目が釘づけ。「華をそえる」というのではなく、ちゃんと「魅せる」こと知っているねねちゃん。そしてそれに見合う容姿。トップ娘役はこうでなくちゃ。
このコーナーの最後は「スカーレット・ピンパーネル」のショーヴランの扮装をした柚希さんが歌う「君はどこに」。この曲、改めて聴いて、しみじみこんなにいい曲だったっけと驚きました。今も耳に残っています。ショーヴランを演じて4年。柚希さんの成長ぶりが実感されました。

場面は一転して、ピンクの公演Tシャツを着た紅さんと真風さんが客席通路一番後ろから ♪POP STAR を歌いながら出てきます。全員ピンクのTシャツにデニム。それぞれ個性あふれる着こなしです。柚希さんだけが白のTシャツでした。平井堅さんの曲でもう1曲「美しい人」を全員で歌ってくれたのですが、これも改めて、ステキな曲だなぁ、と思っちゃいました。みんなが舞台から去った後、一人残ったねねちゃんが、♪そばにいて 美しい人 その全てが 優しさへのstep~ と歌ったソロが印象的でした。

最後は、「ロミオとジュリエット」の♪いつか の曲で柚希さんのソロダンス。1幕の終わりが黒だったのに対してここでは白の衣装。音楽と合わせて明日への希望を感じさせるダンスでした。
カーテンコールは一人ずつ出てくるたびに思い思いのキメポーズをしたり、やはり劇場公演とは違った雰囲気。柚希さんが ♪あなたたちに出会えたこと 奇跡みたいに感じている~ とファンや周りの人たちへの感謝をこめて作詞した曲「メッセージ」も披露してくれて、ほんとうに温かい雰囲気の幕切れでした。

ダンスがずば抜けて上手いのはもちろん、すばらしい歌唱、カッコイイのもカワイイのも面白いのも、スタイリッシュなのもクラシカルなものも、自由自在にステージを支配する柚希さんのハンパないスターオーラぴかぴか(新しい) そのチカラ。

タカラヅカのライブ観るの初めてで、実は観るまでは普段の公演のショーの延長のようなものを想像していました。
だけど実際観てみたら、ほんとに「ライブ」で、ほぼ出ずっぱり、歌いっぱなし、踊りっぱなしの柚希さん筆頭に25名の出演者がそれぞれ存分に力を発揮していて、どの場面も見どころたっぷり、観ていてとても気持ちよくてとびきり楽しくて、最後にバズーカの金銀テープが舞い散るたびにすぐまた観たーい!と思いました。藤井大介先生、こんなライブ演出してくれて、ほんとありがとー!!揺れるハートっていう気持ち。

しいて言えば千秋楽で、柚希さんが私の隣の席の人にペンライトをプレゼントしてくれて、「何で私じゃないんだよぉもうやだ〜(悲しい顔)」と思ったのが唯一の心のこりかな(笑)。 ま、ハイタッチできたから十分満足なのだけど。


星組サイコームード のごくらく度 わーい(嬉しい顔) (total 903 わーい(嬉しい顔) vs 905 ふらふら)
posted by スキップ at 23:22| Comment(0) | TrackBack(0) | TAKARAZUKA | 更新情報をチェックする
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