
繰り返されるカーテンコール。
役者さんたちの笑顔と汗と涙。
お芝居が終わって、役者さんたちが順に舞台に登場するカーテンコール前の時点で客席ほぼ総立ち。
すっかり舞い上がっちゃって、順番とか何度目だったかとか忘れちゃったのですが

笑顔、笑顔で拍手に応える役者さんたち。
黒い捕手衣装の役者さんたちが勘三郎さんを取り囲んで胴上げ。
勘三郎さんが手招きして串田さんが下手客席から花道を通って舞台へ。
「大阪平成中村座 千穐楽 おめでとう!」と書かれた幕が登場。
こちらの附け打ち山崎徹さんのブログで写真が紹介されています。
あれ?開け放たれたままの舞台奥から登場する見覚えのある赤と白のストライプ
・・・くいだおれ太郎がおかみさんとともに登場して勘三郎さんに花束贈呈。
勘三郎さん 「大阪城とこの人と・・・」(笑)
ドッカ~ン

舞台上には赤・黄・青・緑・・・色とりどりの紙テープと花吹雪。
勘三郎さん 「2ヵ月間、みんなの力を合わせて舞台を務めました。すばらしい場所で芝居させていただき、ほんとうにありがとうございました。またぜひこの場所に呼んでください。淡路屋さんと大和屋さんは出られませんが、我々は来年9月、また大阪に来ます。」
肩車をしたり、手拍子したり、盛り上がる名題下の役者さんたち。
彌十郎さん、扇雀さんは涙をぬぐっていらしたようでした。
前列のご贔屓さんたちが用意されていたブーケを役者さんたちに手渡し。
そのブーケを持って手を振っていた勘太郎くん、幕が閉まる前にはそれを口にくわえて、カルメンみたいに右耳の横で手を打ち鳴らして踊っていました。
それでも鳴り止まぬ拍手にまた幕が開くと、なんと、役者さんたちが花道を通り、松席と竹席の間の通路を横切ってまた舞台まで行進。花道側の客席一同、大コーフン

今日の私の席は竹席の一番前の列の花道横。ちょうど花道を通って来た役者さんたちが通路へ降りる場所でした。もう、テンションアップ

勘三郎さんとは残念ながらタイミングが合わなかったのですが、七之助くん、勘太郎くんとしっかり握手。勘太郎くんなんて、手を出すと、「ありがとう」って笑顔で握手を返してくれました

舞台の上も笑顔。
客席も笑顔。
笑顔と感動があふれる空間。
あの場所にいられて、ほんとうに幸せでした。
外に出ると、並んで小屋を見上げていらした勘三郎夫人と愛ちゃん。
お二人のほっとしたような、そして満足感漂う表情が印象的な大阪平成中村座最後の夜でした。
また絶対大阪で平成中村座を観たい のごくらく度



千穐楽昼の部に行ってきました。
08年浅草、09年名古屋、シネマ歌舞伎と何回観ても楽しい、楽しい。
名古屋の時は後ろが開くと石垣と隅櫓でしたが、今回は席もど真ん中、天守閣が真正面、わかってても思わず「おおおぉ」と声が上がりました。松席一番後ろのど真ん中なので、串田さんが座っているほうをちらっ見ると満足げにほほえんでおられました。カテコも4回?ご挨拶もされ「9月に又会いましょう、淡路屋さんは参加されませんが」とのこと。超楽しみですね。
幕間に頼んでおいた写真を取りに行ったけど、大阪城をバックの法界坊などは入手できず、亀蔵さんの2枚だけであり、残念。
外へ出て舞台裏へ回ると早くも撤去作業が。小型クレーンが動いていました。早っ。夜がまだあるのに。
スキップさんに教えていただいたルートでBRAVAへ。
赤、紅、黄、緑、夕陽を背にする天守閣。綺麗でした。
鋼鉄番長も2階最前列(この劇場、5回目ですがすべて2階最前列という奇妙な縁が)で大いに笑いました。三宅君観るの久しぶりだった。パンフの高さにビックリ栗。
日曜は御園座で再び中村屋ッです。
平成中村座「法界坊」と新感線「鋼鉄番長」をダブルで
楽しまれたようで何よりです。
平成中村座は、ほんと、何回観てもあきませんね。
舞台奥が開いて大阪城が見える場面は、わかっていても、
そして何度観ても「おおお!」と思います。
当初ウワサの住吉大社ではなくて残念と思っていたのですが
今となっては大阪城でほんとによかったです。
千穐楽の日はお天気もよく暖かかったので、大阪城公演の中を
BARAVA!までは快適な散歩道だったことでしょう。
「鋼鉄番長」のパンフレットは高いですが、新感線30周年記念の
「時極表」と2冊組でなかなか読み応えあります。
御園座の追善舞踊にもいらっしゃるのですね。
私は3月博多座が「夏祭」と聞いて、少し気持ちが揺れています(笑)。
私は楽日は昼夜通しでしたが、
夜の部のカーテンコールの盛り上がりはホントにすごかった~!
あの場所に居ることができて本当に幸せでした。
これだから、大千穐楽ははずせないと思ってしまいます。
また、いつかあの場所に帰ってきて欲しいと思いますが、
もっと多くの座席で天守閣を綺麗に見ることのできるように、
工夫していただけたらと思いました。
私はスキップ様と違い、一番良い席の時でも竹席の数列目、
その時も期待の天守閣は下2層まで、1階後方席は下1層目のみ。
2階最前列お大尽席の真横でも下の木だけ、
サイドは横の木だけ・・・とかなり残念でした~。
後方天井を高く開けるとか、鏡を利用する(蜷川さん風?)とか・・・、
次回は工夫していただけるとありがたいなぁ。。
何はともあれ、関西人としてはホントに嬉しい2ヶ月間でした。
中村屋さん、ありがとう!
残念ながら千穐楽に足を運べたことがないのですが
通常の劇場以上の熱気があったのではと妄想中です(笑)
3月の博多座、夏祭なんですね。
すでに行くと決めていますが、演目知りませんでした・・・
楽しみがUPしました☆
明日のポンポコ狸も観たいよお。仮病でも使うか。
APECの連獅子で一番反応が薄かったのが日本のなんとかさんだったそうで、一番感動したのが、中国だったそうです。
千穐楽を昼夜通しとはうらやましいです。
私は平成中村座の千穐楽は実は今回が初めてで、盛り上がる
とは思っていましたが、ほんとにすばらしかったです。
ラッキーなことに花道横の席でしたので、特にライブ感は
抜群でした!握手のおまけまでいただいちゃって。
大阪城は、そうですね。
松席の3列目で観た時も上手の端だったので、全部は見えま
せんでした。やっぱり大きいですから、なかなか全部の客席
から見えるようにするのは難しいですね。次回に期待しましょう。
平成中村座はいつも熱気にあふれていますが、千穐楽は
格別のようです。私も今回初体験でしたが、クセに
なりそうです(笑)。
博多座は、大阪とはまた違った独特の盛り上がりがある
そうですので、あそこで「夏祭」はぴったりだと思います。
いいなぁ。さいさんのレポ、楽しみにしています。
先代勘三郎追善舞踊会の速報レポ、ありがとうございます。
大阪から観に行った友人もすばらしかったとコーフンしていました。
あの3人の連獅子はまさに今が華、ですね。
私も機会があればあと何回でも観たいです。
来年9月の新歌舞伎座でやっていただけるかしら。
なんとも素敵なカーテンコールの熱気、
そして、スキップさんはじめ観客の弾けるような笑顔の溢れる様子が、
読んでいて伝わってくるようでした。
平成中村座、ある意味夢の空間ですね。
機会があれば、私もまた是非あの空間に入ってみたいなあ。
その前に、来年2月のル・テアトル銀座、頑張ってチケットをとってみようと思います!
夢の空間・・・まさにおっしゃる通りですね。
小屋の中の雰囲気もそうですし、そこで演じられるお芝居も
カーテンコールも、すべてが夢のような時間でした。
来秋からはたっぷり7ヵ月間、東京に居続ける平成中村座ですから
恭穂さんもぜひまたお運びくださいね。
そして、ル・テアトル銀座!
染五郎さんの与兵衛をナマで観られると思うと今からドキドキ
しているのですが、私にとっては観に行く日程が取れるのか
というのもドキドキの種です(笑)。