2010年11月10日

立ち止まるな その壁を越えれば

zuck.jpg

少し前、仕事で、「や~ん、これってピンチあせあせ(飛び散る汗)」と思った時(こういう状況は多々あるのですが)、

るんるん立ち止まるな その壁を越えれば
 眠っている 自分の力が見えるはず

っていう歌詞とメロディが頭の中をぐるぐる回り始めました。
あれ?この歌、何だったっけ?と思ったら・・・。

宝塚歌劇 星組公演 
レビュー 「宝塚 花の踊り絵巻 -秋の踊り-」
ミュージカル 「愛と青春の旅だち」

10月31日(日) 3:00pm 宝塚大劇場  1階9列上手


前回観たのは、予期せぬご招待で、こちらは元々自分で取っていたチケットでの観劇でした。
この立ち止まるな~♪という曲は、「愛と青春の旅だち」で、あの 「Up Where We Belong」とともにサブテーマとして使われている曲で宝塚版のオリジナル。
障害物訓練で、ひとり壁を越えられない女性の訓練生シーガー(音波みのり)に、ザック(柚希礼音)が自分の新記録を投げ打って、そばについて励ましてこの歌を唄うシーンが印象的でした。
あら、私ってば無意識のうちにザックに励まされていたのね~。

poison2.jpgこちらの画像はこの公演のものではなく、2月の中日劇場公演(ミュージカル『愛するには短すぎる』 ロマンチック・レビュー『ル・ポァゾン 愛の媚薬II』)のもの。2月は休日出勤2回もあって中日まで行けそうにないし、カッコイイのでここに残しておきたいと思って。

全体としては1回目に観た印象(レポ①レポ②)と変わらないのですが、舞台も客席も前回よりずい分こなれた感じでした。日本物でも、ここは拍手でしょ、っていうところでちゃんと拍手起きてましたし。
「愛と青春・・・」の方は、訓練生の集団としての完成度も目をひきました。全員でランニングする時の隊列の美しさとか、敬礼がすごくよく揃っているところとか・・・タカラヅカならではです。
そして、やはり男役としての柚希礼音の魅力。大学を卒業して帰郷したザックが、「あんた、いい男になったね」とまとわりつく父親の愛人をさもうっとおしそうに無言で振り払う仕草とか、めちゃツボでした揺れるハート男っぽく骨太ながら繊細な心を併せもつザックを見事に体現していて、ロミオとはまた違った魅力を見せてくれました。

・・・と、ここでもう一度叫んでおきましょう。

やっぱり、ちえちゃんロミオを大劇場で観たかったぁ~

「オラオラ、歌劇団、次の星組大劇場公演、『ロミ&ジュリ』に負けないくらい気合入った作品持って来んと許さんぞパンチ」と人格変わり気味に歌劇団に投書でもしそうな勢いでいたところ、今日、こんなうれしいお知らせがHPに。

次回星組公演:
ミュージカル・ショー 『ノバ・ボサ・ノバ』-盗まれたカルナバル-
作: 鴨川清作  演出: 藤井大介
1971年に初演し、1976年の再演時には文化庁芸術祭で優秀賞を受賞、1999年に再々演された後も更なる再演の呼び声の高かったショーの傑作を上演。

ロマンティック・ミュージカル 『めぐり会いは再び』-My only shinin’ star-
~マリヴォー作「愛と偶然との戯れ」より~
脚本・演出:小柳奈穂子

主演: 柚希礼音、夢咲ねね

※本公演(宝塚大劇場公演)は第97期生の初舞台公演となります。


きゃ~んハートたち(複数ハート) 「ノバ・ボサ・ノバ」ぴかぴか(新しい)
大好きなショーです。
前々からウワサはあって、あの情熱的なソールは今のちえちゃんにぴったり、実現したらいいなと思っていたのですが、やったね!ちえちゃん、おめでとうムード
ちえちゃんにとっては、1999年の初舞台の新人公演でドアボーイ(この役は新人男役の出世役と言われている役です)に抜擢された思い出の公演ですね。

るんるんライライライライ ライライライライ ライライライ ライライライ
メディ 月に似た やさし微笑みを
メディア 星のような 夜のささやき
メアジューテ 夜霧にぬれ 愛の涙で
アマール アマール アマール アマール

あの歌をちえちゃんの声で聴けるなんて!
ラストのソールの ビバ・サンバ~ っていう大劇場に響き渡るソロを聴けるなんて!!
男っぽくて色気があって、カリスマ性も必要、激しいダンスあり、情熱的な歌唱ありのソールは難役ですが、ちえちゃんなら、ひらりとその壁を越えてくれるはず・・・楽しみすぎるグッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)

nova.jpgこちらの画像は自宅にあった1976年 花組 安奈淳主演の「ノバ・ボザ・ノバ」の舞台実況録音LPレコード(!)のジャケット。よく聴いたなぁ。



エストレーラがねねちゃんでしょ、オーロが凰稀かなめ? それともルーア神父? シスターマーマは?マールは?ブリーザは? って配役も楽しみ~ のごくらく度 わーい(嬉しい顔) (total 710 わーい(嬉しい顔) vs 713 ふらふら)
posted by スキップ at 23:51| Comment(4) | TrackBack(1) | TAKARAZUKA | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
スキップ様
おとみさん体験者なんですね!!!!
私は映像でしか観たことないんですが、
銀橋で「屑~ぃ~♪」ってチエちゃんが唄うんですねぇ。
「お客さん気をつけな」なんて言うんですねぇ♪

初舞台作品のどちらも(「再会」)もう1度経験した人なんて
他にいるのかなぁ。しかもトップになってるし!!
それだけ再演が多いってことかもしれないけど(笑)

なんにせよ、もう片方の芝居の心配も、
「ノバボサ~」の演出家の心配も、今はしないで
ひたすら喜びたいです!
やったぁぁあああ!!!

ボーロ役も気になります。
Posted by かしまし娘 at 2010年11月11日 13:02
>スキップさま
雪組と紫吹淳さんが好きで、いちばん宝塚歌劇をみていた頃です。初演は拝見していません。ちえさん、カッコええやろなー。゚+。(*′∇`)。+゚
いい役いっぱいありますからどなたがどの役でも盛り上がりそう。真風さんはオーロの子分がいいな。
小柳センセも好きですしぃ!
Posted by とみ(風知草) at 2010年11月11日 18:43
♪かしまし娘さま

そうなんです。
安奈淳さんのソール、ナマ観です。
確か榛名由梨さんが組替えになって、おトミさん一人出ちの
最初の公演で、併演が織田信長の若い頃を描いた
「うつしよ紅葉」っていう日本物だったことも覚えています。
とても衝撃を受けた大好きなショーです。
その前のチャッチーさん(郷ちぐさ)主演のも映像で
観たことがある・・・けど1999年のは観てないの。暗黒時代だから(笑)。

ほんとに楽しみです。
ボーロは少年ですものね、誰になるのかしら。
美弥るりか真風あたり?
Posted by スキップ at 2010年11月12日 05:13
♪とみさま

ほんとにいい役いっぱいありますね。
主役のソールもさることながら、オーロ、マール、ブリーザの
三角関係も気になるところ。
76年版のブリーザは男役のレモンちゃん(宝純子)だったんです。
トウコさんのブリーザ観たかったな。

あ、とみさんはボーロを真風さん推しですね。
私はシスターマーマを涼さんで観たいと思っているのですが、
このあたりは英真組長の持ち役でしょうか。
Posted by スキップ at 2010年11月12日 05:20
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来たぁ!柚希礼音 ノバ・ボサ・ノバ
Excerpt: ♪ビバ!サ〜ンバぁぁあノバ!サンバぁぁあ♪ ウッソウッソウッソぉぉお!!この間友達と、そうなったら毎日通う!って言ってたことが、ほんまの話になったやんかぁああ。 星組主演:柚希礼音、夢咲ねね ノバ・ボ..
Weblog: アッパレじゃ!
Tracked: 2010-11-11 13:01